仏教のお話

Rの会:譬諭品第三 / 15

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ダルマ太郎 2024/05/10 (金) 23:05:29

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偈頌
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経:その時に世尊、重ねてこの義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく。
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太郎訳:その時に釈尊は、尊者シャーリプトラへの授記の内容を、もう一度、詩にして説かれました。
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授記-1
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経)
 舎利弗来世に 仏普智尊と成って
 号を名けて華光といわん 
 当に無量の衆を度すべし
 無数の仏を供養し 
 菩薩の行 十力等の功徳を具足して 
 無上道を証せん
 無量劫を過ぎおわって 
 劫を大宝厳と名け 世界を離垢と名けん 
 清浄にして瑕穢(けえ)なく
 瑠璃を以て地となし 金縄其の道を界い
 七宝雑色の樹に 常に華果実あらん

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太郎訳)
 シャーリプトラよ
 あなたは未来世において成仏し
 名を華光如来と言われるでしょう
 あなたは無量の人々を救います
 無数の諸仏を供養し
 菩薩行を実践し
 十種の力を身に付けた後に
 最も優れた最高の悟りを得るでしょう
 無量の時が流れた後
 時代を大宝厳と名付け
 その仏国土を離垢と言います
 清浄にして欠点や穢れがなく
 大地は瑠璃という宝石でおおわれ
 黄金の縄で道路を仕切り
 街路樹には常に美しい花と
 実がなっています

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授記-1
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