仏教のお話

03-2-2-1 妙法蓮華経序品第一 / 23

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ダルマ太郎 2023/09/20 (水) 22:47:44 修正 >> 17

最後の一仏の同道

仏未だ出家したまわざりし時の 所生の八王子

大聖の出家を見て 亦随って梵行を修す

時に仏大乗 経の無量義と名くるを説いて

諸の大衆の中に於て 為に広く分別したもう

仏此の経を説き已り 即ち法座の上に於て

跏趺して三昧に坐したもう 無量義処と名く

天より曼陀華を雨らし 天鼓自然に鳴り

諸の天龍鬼神 人中尊を供養す

一切の諸の仏土 即時に大に震動し

仏眉間の光を放ち 諸の希有の事を現じたもう

此の光東方 万八千の仏土を照して

一切衆生の 生死の業報処を示したもう

諸の仏土の 衆宝を以て荘厳し

瑠璃頗黎の色なるを見ることあり

斯れ仏の光の照したもうに由る

及び諸の天人 龍神夜叉衆

乾闥緊那羅 各其の仏を供養するを見る

又諸の如来の 自然に仏道を成じて

身の色金山の如く 端厳にして甚だ微妙なること

浄瑠璃の中 内に真金の像を現ずるが如くなるを見る

世尊大衆に在して 深法の義を敷演したもう

一一の諸の仏土 声聞衆無数なり

仏の光の所照に因って 悉く彼の大衆を見る

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