ウラナイ8ブッククラブ

ゆるい生活

2 コメント
views
2 フォロー

群ようこさんが、50代半ばの時に体調を崩して、漢方薬局の扉をたたく所から始まる体験記です。
とある漢方薬局の先生に出会い、マッサージと生活指導を処方された漢方薬(煎じ薬)で、みるみる体質が変わっていく様子が群さん独特の軽快な語り口で面白可笑しく読ませます。
画像1

漢方薬局でマッサージを受けて、痛さで悶絶する描写が出てきますが、現在まさに整骨院に週2通い、毎回「筋肉硬いですね~」と言われ続けている私もその頃の群ようこさんと同い年位なので、気持ちが手に取るように分かります。

特に共感できたのがこの部分↓

 (引用)老いはなだらかに下降線を描くものと想像していたのが、中年になってそれが階段状であるのがわかった。がくっと下に落ち、それからしばらくフラットな状態が続き、そしてまたがくっと落ちる。

お灸や鍼治療と同様に、漢方薬も東洋医学ですが、実は東洋の占術とも「陰陽五行」や「十二支」で繋がっているので奥が深いです。

黒クミ
作成: 2021/09/13 (月) 22:12:06
履歴通報 ...
1
みずまち☆ゆみこ 2021/09/16 (木) 23:48:28

もう4〜5年前、50手前で読んだのですが、おもしろかったです。
特に引用されている部分は印象に残ってます。
そして鑑定にいらっしゃる若者のみなさんに「老いは階段状なのよ〜」とお話ししています。笑
私も今まさに50代半ばで漢方づけなので、同じ道を辿ってますね…😂

2
黒クミ 2021/09/17 (金) 14:43:45

みずまち先生、引用部分、同じ箇所がささりましたかー😄 そうそう!って思いました。それから、漢方薬の調剤が、陰陽五行の相克と関係していて、その部分が西洋医学的にはどうしても説明がつかないけれど、ちゃんと体調は改善に向かっていく。その部分が自分にとって非常に興味深かったです。