ガッチャードレス20(第10話)『加治木ハンパない危機一発』(違)その3
まあアニメ・特撮なら突然人語を話す事もありますが…
”自分の名前しか言わない”縛りを持つキャラクターの感情を視聴者に伝える。
そのために今作では、声の演技のみで感情を豊かに表現できるプロの声優を大勢起用したのではないか、とオレは思います。
そもそも”仮面で表情が隠れている”縛りを持つ特撮ヒーローの感情も、プロのスーツアクターの見事な演技力によって視聴者に伝わっている側面があるわけで・・・
>> 1367
欲を言えば、ここで「ダ~ッシュ!」「カニ~!」という返事が欲しかったところ。
いや、私は…いいです…(サビマールより小さい声量で)
A.「くそっ 鉄人負けるな」 「・・・」
B.「くそっ 鉄人負けるな」 「ガオーッ!」
A.「ジャイアントロボ! 怪獣をやっつけろ!」 「・・・」
B.「ジャイアントロボ! 怪獣をやっつけろ!」 「ま゛!」
A.「見てろよ、ザクめ!」 「・・・」 「た・・・立ってくれ! 立てよ!」 「・・・」
B.「見てろよ、ザクめ!」 フシュウウウ!(胸のダクトから激しく排気) 「た・・・立ってくれ! 立てよ!」 ピキィン!(両目が発光)
A.「今動かなきゃ、今やらなきゃ、みんな死んじゃうんだ! もうそんなの嫌なんだよ! だから、動いてよぉーっっっ!!!」 「・・・」 「エヴァ、再起動・・・!」
B.「今動かなきゃ、今やらなきゃ、みんな死んじゃうんだ! もうそんなの嫌なんだよ! だから、動いてよぉーっっっ!!!」 ・・・ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・キャアアアン!(両目が発光)「グォォォ・・・!」 「エヴァ、再起動・・・!」
A.「立て!ガイキング・ザ・グレート!」 「・・・」 「みんなの炎の全てを、今こそプロイストに叩きつけてやれ!」 「・・・」
B.「立て!ガイキング・ザ・グレート!」 ビキィン!(両目が発光) 「みんなの炎の全てを、今こそプロイストに叩きつけてやれ!」 「”コォォォォ!!!”」
A.「ごめんな、ゴルドダッシュ! メカニッカニ! でも、もう少しだけ、一緒に耐えてくれ!!」 「・・・」 「・・・」
B.「ごめんな、ゴルドダッシュ! メカニッカニ! でも、もう少しだけ、一緒に耐えてくれ!!」 「ダ~ッシュ!」「カニ~!」
人語を話さないロボットやケミーの感情を伝えるのに、AとB、どっちの演出がより効果的か?
オレならBを選びます。
もちろん「ロボットやケミーは主人公の相棒でも友達でもない。 ただの道具なんだからこんな 視聴者も大勢いらっしゃるでしょうし、自分とは異なる意見や価値観も、それはそれで最大限尊重すべきだと考えています。 「ホッパー!ホッパー!ホッパー!ホッ…ホパホパ…ホホホホホホッパアアアーッ!」って名前を連呼しまくるような演出は正直オレもクドいと思います