ガッチャードレス18(第9話)『醜聞!ウチら落胆』(違)その4
ただこれは「仮面ライダー」という存在が、前作の大量生産を反省して、この世界ではガッチャードのみらしいというところにかかっているのではないかと思います。
ゴーキン/ハシレユーと
例えば
肉体的には
この三者の肉体が、変身時に錬金術のテクノロジーで混合し、再構築されて新たな存在へと”進化”しているのだとすれば・・・今作における”仮面ライダー”とは、【人と2体のケミーの肉体が物理的に混合し、多重(三重)錬成によって再構築された新たな生命体】である可能性が高い・・・?
OPでもヴァルバラドには仮面ライダーという冠がないので、ヴァルバラドは仮面ライダーではない。
テレ朝サイトでも「ヴァルバラドとは-錬金術師・黒鋼スパナが自ら作り上げた対マルガム用強化スーツを着用した姿。武器ともなるヴァルバラッシャーにライドケミーカード「マッドウィールカード」を装填し強化錬成する。カードを追加することで様々なモードにチェンジ、パワーアップも可能。」
と書いてあるが、変身はなく着用、しかも自分で作ったと書いてある。
変身ではない。そしてガッチャードはガッチャンコ(2枚のレベルナンバーを足して10になる)して変身するが、ヴァルバラドは「マッドウィールカード」1枚のみ。
レベルナンバーの足し算は関係なく、武器を積み上げることが出来る。
このへんが「ケミーは道具」につながっているのかも?
個人的に気になっているのが、【多重錬成で仮面ライダーに変身している時、2体のケミーの意識はどうなっているのか?】という点。
肉体的には三位一体の状態ですけど、意識がホークン一人のもので、他の2体のケミーの意識が完全に消失しているのであれば、マルガムやハシレユーと同様、(ホークンにとっては”友達”である筈の)ケミーの肉体・能力をただの道具として利用しているに過ぎない、とも言えるのでは?
例えばアレとかコレみたいに、一人の人間と2体のケミーの意識が一つの肉体の中に存在しているとか、
この辺りは劇中での更なる補足説明を待ちたいところです。
なお、今回の考察は、あくまでも「考えようによってはこういう解釈もできるのではないか?」というスタンスで述べたものですので、「この解釈が絶対に正しい」とか「これ以外の解釈は全部間違い」などと主張するつもりは毛頭ありません。
「多種多様に存在する作品解釈の中のひとつの可能性」として受け取っていただければ幸いであります。
>> 1358
「ジャングルマルガム」
ジャングルの怪人なんてデザイン的にはどうするのかと思ったら、単にボーボーに伸びた大木だっtので、呼び名は「ボーボーゴーキン」
そしてケミーの「ジャングルジャン」の方に広大なジャングルのイメージをはせて呼び名は「
呼び名を2つ合わせると「さけべ!ナオキ」と言いたくなるので 採 用 !!!
まさか、池田純矢の話題から始まって、立花直樹で終わるとは!
触れないでおこうかと思っていたのに。(笑)
そこはあえて触れないままで終わらせていたのに!(シンクロ)
ガッチャードレス18(第9話)『醜聞!ウチら落胆』(違)その5
ガッチャンコ中のケミーの意識について確認するため、改めて第5話を再視聴してみた首藤であります。
まあこの時は「あり得ない・・・ケミーのパワーがドライバーをも上回ってる!」「今は理屈関係ない! これがパワー100万倍って事やねん!」という極めて特殊な状況下だったため、やや微妙な感じではありますが。
個人的には変身中もケミーの意識がちゃんとある方が嬉しいし、現状ではケミー1体1体にスポットを当てるための尺が絶対的に不足していますから、例えば、
・変身中、「どうやって戦えばいいんだ!?」「ホッパー!」「スチーム!」「! そうか! その手があった!」みたいなホークンとケミー2体の会話のやり取りを入れて、”友達と力を合わせて戦っている”感じをアピール
・ヴァルバラド が使っている時は無言だが、ホークンが使って変身している時は活き活きとしゃべるマッドウィール たち → ”ケミーは道具じゃなくて友達である”事を印象付けると同時にヴァルバラドと仮面ライダーの違いをアピール
こういった描写で、もっと『ガッチャード』ならではの戦闘シーンを魅せて欲しいなあ、とも思ったり。