【ぷろだくしょんのーと】
ここでは、ちょっとした裏話や小ネタを思いつくままに。
既に1~25話は既にご披露していますので、26話以降を対象とします。
30話(「英雄!正義!永遠のエゴイスト」)は声優・木村昴の本人出演回で、当初はゼロワンの大和田伸也登場回をもじり、「オレは声優・木村昴」とでもしようかと思っていましたが、それでは安易すぎるかと。
考えてみると、現在放送中の最新作リバイスも原典にしていいはずなので、その回のサブタイトルを原典としました。
そしてこれ以降は、残りの放送回数とまだ使っていないライダーシリーズとの兼ね合いで、ちょっと苦労が。
どれでもいいというわけでもなく、その回の内容や新フォームや新武器などが、過去作のサブタイトルとの関連性を考え、その回のパロディーサブタイトルにしてきました。
36話(「ニューチャレンジ・美蜂とバラ」)はローズが仮面ライダーアギレラに初変身した回なので、なんとかバラが付いた原典のサブタイトルに蜂も盛り込んでこんなタイトルに。
38話のパロディーサブタイトルは「シューマツとモンヒロと新ライダー」。weekendの呼び名をシューマツにしておいてよかった。新ライダーといい、こんなに合うのは奇跡的。
残り10話くらいになると、ストロンガー、スカイライダー、スーパーワンの何故か「ス」で始まるライダーが残った。この辺はライダーに関する興味がやや薄れた時代(特にTBS系列に移った頃は)
やはり不得手なものが残るんだなあ。
と思った矢先、ジュウガが登場し、やや困惑。これはクウガで行くしかないと、残り物処理を一時中断。
47話のサブタイトルは当初、十の獣を意識して「獣我」を考えていた。が、「空我」の対極で、なおかつ「空」よりも充ちているとカリズキが自己満足する字として「充」に変更した。
49話は本編の内容が余興に入ったと判断、パロディーサブタイトルも今までになく二つを組み合わせた形に。当初より電王で始めたので、電王で終わろうという流れのためでもあるが、実は「いい?答えは聞いてない」が単独ではパロディーにしづらかったせいもある。
が、これでモモ、ウラ、キン、リュウのサブタイトルを網羅し、悪の幹部カイまで含めることが出来た。
最終話は最初から電王の「クライマックスは続くよどこまでも」を原典としたいと思っていた。
家族と悪魔がテーマとして、また韻を踏む形で結果、「悪魔と家族は続くよアクマでも」という形に。
【余談】
ところで、リバイスの原典のサブタイトルは本来、「家族! 契約! 悪魔ささやく!」のように3つの言葉の韻を踏む形が基本だったと思うが、次第に難しくなったのか、最後はただ文節が二つあるだけになり、セイバーと変わらなくなってしまったようなのは残念。
脚本家がサブタイトルを決定しているかどうかは不明だが。
ディケイドから平成第2期と言われるが、その2作目のダブルからサブタイトルにも特徴が見られた。#1「Wの検索 / 探偵は二人で一人」、#2「Wの検索 / 街を泣かせるもの」と二つのタイトルが並んでいるように見える形と、後編になるとひとつは残り、ひとつは変わる形は、仮面ライダーダブルの特徴を表しているように見える。
そしてオーズが「メダルとパンツと謎の腕」と名詞が3つ並ぶ形は、オーズがコイン3枚で変身するのに相当し、フォーゼは「青・春・変・身」のように四文字熟語のように漢字が4つ並び、「・」でつながれているのは、フォーゼがグータッチ等、人とのつながりを意識していた現れと取ることが出来る。
令和第2作目のセイバーも「はじめに、炎の剣士あり。」のように、二つの文節を句読点で区切り、文語調の小説のタイトル風になっている。
リバイスは、バイスの声優である木村昴がラッパーとしての一面もあることから、3つほどの文節を韻を踏む形の趣向だったと思われるが、初志貫徹できなかったのは残念。
以上、「全パロディサブタイトル解題」でした。
明日は、リバイスのキャラクター呼び名の確定版を、一部今までとは違った形でお送りします。(汗…ギーツが始まってしまうではないか)