Tornado F.3

Last-modified: 2023-08-07 (月) 19:13:35

イギリス RankVIII 戦闘機 Tornado F.3

tornado_adv.jpg

概要

Update 2.25 "Sky Guardians"にて追加された、Tornado Air Defense Variantの名が示すとおりの防空型。イギリス初の第4世代ジェット戦闘機である。
高性能なフォックスハンターレーダーを装備し、武装面でも従来型のスカイフラッシュの強化型であるスカイフラッシュ"SuperTEMP"が使用可能。
原型機であるTornado GR.1とは似て非なる強力な戦闘機である。

機体情報(v2.25.0)

必要経費

必要研究値(RP)410,000
機体購入費(SL)1,100,000
乗員訓練費(SL)310,000
エキスパート化(SL)1,100,000
エース化(GE)3,400
エース化無料(RP)1,280,000
バックアップ(GE)60
護符(GE)3,100

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング11.7 / 11.3 / 11.7
RP倍率2.5
SL倍率1.1 / 2.9 / 6
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒***

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)***⇒*** / 2269⇒***
(高度11582m時)
最高高度(m)13000
旋回時間(秒)28.4⇒*** / 28.6⇒***
上昇速度(m/s)167.3⇒*** / 163.4⇒***
離陸滑走距離(m)800
最大推力(kgf)3450⇒*** / 3390⇒***
A/B推力(kgf)6900⇒*** / 6820⇒***
毎秒射撃量(kg/s)7.37
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
搭乗員(人)2
限界速度(IAS)*** km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/h
主翼耐久度-***G ~ ***G

レーダー

航空機用レーダー解説ページを開く

分類有無距離
(km)
索敵レーダー10/19/37/93/185
測距レーダー×***
追跡レーダー9
火器管制装置***
敵味方識別装置***
捜索中追尾***
レーダー警報装置-

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機関砲27mm
Mauser BK27
1180機首右下360/530

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
27 mm
Mauser BK27
既定PT/APHE/APHE/APHE484534251813
空中目標PT/SAPHEI/HEF/APHE484534251813
空中目標PT/SAPHEI/AP/APHE585441292115
徹甲弾PT/AP/AP/AP646046332317
ステルスSAPHEI/SAPHEI/APHE/APHE484534251813
 

追加武装

凡例
記号意味記号意味
RKTロケットBOM爆弾
AGM対地ミサイルAAM対空ミサイル
GUN機関銃/砲CM対抗手段
MINE機雷TPD魚雷
 
分類名称パイロン
-1234567891011-
AAMAIM-9L11
AAMAIM-9L*12*22*3
AAMSkyflash4
AAMSkyflash SuperTEMP4
DRTDrop tank(1500 liters)11


ミサイル

名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(M)
誘導
方式
射程
(km)
誘導時間
(s)
最大過負荷
(G)
AIM-9L Sidewinder84.04.062.5IR, 全方位6.50*4
3.00*5
40.030
 
名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(M)
誘導
方式
射程
(km)
誘導時間
(s)
最大過負荷
(G)
Skyflash193.011.524.0SARH50.040.025
 
名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(M)
誘導
方式
射程
(km)
誘導時間
(s)
最大過負荷
(G)
Skyflash SuperTEMP208.211.524.4SARH50.050.025
 

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
Iコンプレッサー21,00019,000350
胴体修理
フレア/チャフ
27mm弾薬ベルト
フレア/チャフ(BOL)
II新しいブースター30,00027,000500
機体
耐Gスーツ
AIM-9L
III主翼修理34,00031,000560
新しい27mm機関砲
Skyflash
IVエンジン34,00031,000560
カバー交換
EFS
NVD
Skyflash SuperTEMP

カモフラージュ

クリックで表示
Standard
tornado_ZE961.jpg
条件-
説明標準カモフラージュ。モデルとなったZE961の塗装は恐らく1998年の姿を再現した物である。
111th Squadron RAF camouflage
tornado_ZG753.jpg
条件780機撃墜 or 200GE
説明トーネードF.3最後のオペレーターである第111飛行隊のスキン。モデルとなったZG753は2007年頃まで運用された。
56th Squadron RAF camouflage
tornado_ZE339.jpg
条件540機撃墜 or 200GE
説明第56飛行隊のスキン。モデルとなったZE339は1960年代に飛行隊内に存在した曲芸飛行チームである「The Firebirds」を模して2000年頃に塗装された機体である。

研究ツリー

前機体Lightning F.6
派生機体
次機体
 

解説

特徴

Phantom FGR.2からレーダー性能、ミサイル等の性能は大きく向上。2023年3月現在、BR11.3でAIM-9L4発とSARH4発の混載が行えるのは本機だけで、BR比トップクラスのフォックスハンターレーダーも相まって中・長距離戦闘では無類の強さを誇る。反面近距離戦闘では機体性能の低さやTornado GR.1から機銃が1門取り外されているのもあり、非常に厳しい戦いを強いられる。相手方からの格闘戦のお誘いは全て無視し、大量のフレアをバラまき逃げるのが吉。

要注意:Ver.2.25現在、BOL用のフレアを開発してもその下にあるAIM-9Lの改修も行わなければ搭載は不可能な仕様?バグ?が存在する。先に本体用のフレアを開発する事を強く推奨。

立ち回り

SuperTEMPとSkyflashって何が違う?

新ミサイルのSuperTEMPだが、ゲーム内で見て見ると「さほど性能は変わらないじゃないか」と思った人もいるだろう。そこで有志により公開されているゲーム内の内部データを参照し、スペック比較表を作成した。

F.3用比較用
ミサイル名SkyflashSkyflash SuperTEMPSkyflash(DF)AIM-7EAIM-7E2(DF)AIM-7F
加速ブースターの推力/燃焼時間(N/sec)35000/2.833900/335000/2.826940/4.5
巡航ブースターの推力/燃焼時間(N/sec)-9562/4-6340/11
Total ΔV(m/s)*6581.92798.50581.92563.75580.82955.94
CxK*72.32.12.3
誘導開始時間1.80.80.81.80.8-*8

各数値を参照すると、Skyflashに比べてSuperTEMPは射程がかなり向上している事が一目でわかる。また、空力性能も向上しているためSkyflashと比べてSuperTEMPはより速く、より遠く飛行する事が可能なようだ。
総評としては長射程、高速になったドッグファイトスパローといった感じではないだろうか。

データ参照元:
gszabi99/War-Thunder-Datamine - GitHub
Guided weaponry data (in-game values)

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
優秀なレーダーとSuperTEMPの射程を活かし、"First Look, First Shoot, First Kill"を心がけること。進入から離脱までなるべく旋回せずに一撃離脱を繰り返す形を作ることが出来れば本機は猛威を奮うだろう。間違っても格闘戦はしない事。

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

パナビア・トーネード全体の計画において、イギリス空軍は「ソ連空軍やべえだろだって」「ファントムBAeライトニングを運用する飛行隊の機種更新がそろそろ必要になっている」といった事情から防空戦闘機タイプも作ることを提案していた。
もともと計画自体が各国それぞれの意向を割と口出し・反映しやすい形式で組まれていたこと、またイギリス側も西独やイタリアとの折衝の結果「それじゃまず対地攻撃型を先に作って*9、それが落ち着いたら迎撃戦闘機型を作る」という形で言質やリソース配分計画を取っていたこともあり、この手の「同じたたき台の飛行機からいろんな任務に対応する別機種を作る」計画では珍しく、量産段階まで実現して小ネタ欄に後述するトーネードF.2がまず完成。F.2の問題点や要改善点を反映した改良型がこのトーネードF.3として生産・配備された。
その後、イタリア空軍も「新型戦闘機の開発*10が遅くなり、戦闘機が足りない」として英軍からのリース扱いで導入したほか、サウジアラビア空軍も本機を購入。結果的に当初の合意案とは異なりイギリス以外にも配備された。

イギリス空軍では2011年3月の第111飛行隊の解隊をもって退役。サウジアラビア空軍のトーネードも2006年にイギリス空軍同様タイフーンに置き換えられる形で退役している。
--加筆求む--

小ネタ

ブルーサークル・レーダー

本機が搭載するレーダー、AI.24フォックスハンターは運用初期にトラブルが多く、生産も進んでいなかったため、部隊に配備されたトーネードADV(F.2型)の一部にはレーダーが搭載されていない状態の機体もいた。それらの機体にはレーダーのかわりにコンクリート製のバラストが搭載されていて、このバラストはイギリスの建築資材メーカーの名前にちなんでブルーサークルレーダーと呼ばれていた。これはレインボーコードと呼ばれるかつてイギリス軍で使われていた暗号になぞらえた言葉遊びのようなものでもある。もっとも、本機はF.3型であるため、ちゃんとしたレーダーが載っているので安心してほしい。


ADVなのに対地攻撃機?

史実の本機はわりと現役期間が長く、さまざまなミサイルに対応している。WarThunderで再現されているものであればAIM-9Lとスカイフラッシュ、再現されていないものならASRAAM、AMRAAM、IRIS-T、そして空対地ミサイル(対レーダーミサイル)のALARMもADVが対応している(IDSも使用可能*11)。
これは情勢の変化で迎撃戦闘機の需要が減ってきたためにADVが余っていたこと、ADVのレーダー波探知・捜索システムが防空網制圧任務の「敵のレーダーを探す」行程に流用できそうだったこと、IDS運用部隊の負担を軽減することなどから後で追加・対応されたもので、一部のF.3にALARMⅡ対応改修を行い1個飛行隊を編成。湾岸戦争に投入され成果をあげた。
一方他のプロジェクト参加国は最初から電子戦機として作られたトーネードECR*12にAGM-88を搭載した。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

  • 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
  • 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
  • ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。


*1 BOL搭載
*2 CM:160発
*3 CM:160発
*4 後方
*5 前方
*6 ザックリ言えばミサイルの有効射程を表す数値
*7 ザックリ言えば空力抵抗 数値が低い方が良い
*8 遅延無し
*9 実際のところはともかく、この段階では「西ドイツ空軍やイタリア空軍は阻止攻撃タイプ(IDS)だけ導入する」「対空迎撃タイプ(つまり後の本機)は開発としてはプロジェクト参加国みんなでやるけど、導入するのはイギリス空軍だけ」で各国同意した
*10 ユーロファイタープログラム。いわゆるユーロファイター2000/ユーロファイター・タイフーン
*11 というか湾岸戦争における実戦ではIDSから発射されたことのが多いようだ
*12 こちらはIDSがベース