分裂 (Disruption)

概要

分裂(Disruption)はキーキャリアからキーを奪ってコンジットを起動し、それを破壊しに迫ってくるデモリッシャー(デモリスト)を到達前に撃退する、というエンドレス形式のミッションである。

アクセス

仕様

マップ上にはマーク・色が異なる4つのコンジットが配置されており、キーキャリア(アマルガムやエクシマス等の強ユニット)を倒すことで起動するためのキーを得られる。
対応したキーでコンジットを起動するとデモリッシャー(デモリスト)が出撃してそのコンジットを目指して移動してくるので、これを撃破するか、足止めして制限時間までにコンジットに辿り着かせなければ防衛成功となる。

• デモリッシャーはコンジットに辿り着くとチャージ後自爆し、コンジットを破壊する(防衛失敗)。
• コンジットはデモリッシャーの自爆以外に対しては無敵。
• 複数のコンジットを同時に起動することも可能。
• 15分間どのコンジットも動いていない状態が続くとプレイヤーを批難する無線が入り永続する3分のミッション失敗タイマーが発生する。慈悲はない。

4つのコンジットを起動した後、1つでも防衛に成功していればラウンド終了となる。

• 4つのコンジットすべてを破壊されるとミッション失敗となってしまい、それまでの報酬も受け取れない。
• コンジットを起動するとそれに対応するキーが、ラウンド終了時には全ての地面に落ちているキーが全て消えるが、どちらの場合でもプレイヤーが保持しているキーはそのまま残る。
• 1ラウンドクリアで脱出地点が出現し、各分隊員が任意のタイミングで脱出可能になる。

コンジットを起動すると、ランダムでバフかデバフのどちらかを周囲に発生させる。

• バフを発生させているコンジットの防衛に成功すると、そのラウンド中は効果が継続するようになる。
  コンジットによるバフ一覧

  名称	効果	限定
  +50% アフィニティブースト
  +50% クレジットブースト
  +50% リソースブースト
  コンジット 供給	コンジットが弾薬や各種オーブを吐き出すようになる。
  コンジットセントリー
  テンノスピードブースト	プレイヤーの移動速度が上昇する。
  テンノ発射速度向上	プレイヤーの武器の発射速度が上昇する。
  テンノ武器ヘルス吸収	プレイヤーの攻撃がヘルスを吸収するようになる。

• デバフを発生させているコンジットが破壊されてしまうと、そのラウンド中は効果が解除されなくなる。
  コンジットによるデバフ一覧

  名称	効果	限定
  エクシマス襲来	エクシマスの出現率が上昇する。
  システム過負荷	環境トラップ(毒ガスなど)が作動する。
  シールド減少	シールドが毎秒減少するようになる。
  ヘルス減少	ヘルスが毎秒減少するようになる。
  エネルギー減少	エネルギーが常に減少するようになる。
  コンジット帯電	コンジットがアークトラップのようになり、近づくと電気の状態異常を受ける。
  (単一属性*1)武器使用エネミー出現	敵の攻撃に指定の属性ダメージが追加される。
  敵アビリティ耐性	全ての敵がボス敵のようにアビリティに耐性を得る。
  敵スピードブースト	敵の移動速度が上昇する。
  敵ダメージ増加	敵が与えてくるダメージが増加する。
  敵ダメージ耐性	敵に与えるダメージが減少する。
  合成体強化
  強化されたキーキャリア
  地雷原	地雷*2とアークトラップがマップ全域に大量に敷設される。
  コンジット 無力化中	コンジットから半径8m程度の範囲を持つナリファイアフィールドが発生する。	コーパス全般
  グールの突発	「グール粛清」のように地面からグールが這い出てくるようになる。	火星
  押し寄せる集団	感染体のスポーンポッドがあちこちに出現する。	天王星
  群れで狩るもの	ハイエッカマスター / ドラーク マスター / マニックが出現する。	セドナ / クバ要塞
  監視アラート	防衛タレットが起動する。	クバ要塞
  ロボティックの交戦		海王星 / ルア
  磁気異常	ソーティーの電磁変異のように、磁気雲があちこちに出現する。	ルア
  ムーンクエイク	あちこちにVoidレーザーが張り巡らされるとともに、重力が低下する。	ルア
  センティエントの合流点	オキュリストが出現する。	ルア

• マップ内にある小部屋などで「コンジット用安全装置」が発見できる事がある(右画像)。
  
  • ある程度近づくと機動防衛のデータマスと同じアイコンでミニマップに表示される。
  • 使い方は発掘のパワーセルと同様、持った状態で起動中のコンジットに近寄ることで自動的に使用され、そのラウンド中のみ全てのコンジットによるバフとデバフを無効化する。有効な間はコンジットの起動時にバフ/デバフ名が表示されなくなり、画面左のコンジット一覧には「安定化コンジット」と表示される。

デモリッシャー / デモリスト
デモリッシャー或いはデモリスト(木星 Ganymedeのみ)は、赤いオーラに包まれた各勢力ユニットのバリエーションとして出現する。

• デモリッシャーはかなり遠くからも聞こえる独特のシグナル音を発しながら移動してくる。
  • シグナル音は近づく事で大きくなり、遠ざかる事で小さくなる。音を頼りにデモリッシャーの方角を探るのが基本。
  • 赤いオーラは障害物越しでも視認できる。
• 30m(仲裁では15m)以内に分隊員の誰かが近づくことでマーカーが付く。
  • Update 35.5にて出現と同時にマーカーがついた。
• 高い耐久力を有しており、弱点属性はベースユニットにより異なる(ロボティック、肉体等)
  • 倒し方もベースユニット準拠のため、デモリッシャー クバガーディアンを倒すにはVoid Slingを当てて武装解除させなければならない。
  • 感染体デモリッシャーには感染異常が効かない
• 一定間隔で周囲に赤いナリファイフィールドを発して、アビリティを無効化する
• アビリティ耐性を有する。
  • 洗脳や混乱、ノックダウン、スタン、武装解除などは殆どが無効。
  • 有効なCC系アビリティでも効果時間が減衰するほか、ナリバリア展開時に効果が消失する。
  • LOKI3番による穴へのテレポートは回避される(安全な位置へ移動する)
  • アルケインのメイガス ロックダウンの拘束効果は有効。しかし回数を重ねると拘束時間減衰。
  • オペレーターのTemporal Blastによる減速はナリバリアで無効化されない。

報酬

通常のエンドレス形式ミッションのローテーション(A-A-B-C-)と異なり、ラウンド進行とコンジットの防衛成功数で報酬テーブルABCが変化する。

報酬リスト
確実に最新の情報を確認したい場合は公式ドロップテーブル(英語)を参照されたし。

共有メダルは、各シンジケートにて交換することで地位ポイント1,000を得られる。

攻略

デモリッシャー探しのコツ

デモリッシャーは音とマーカーで探そう

• 攻略になれないうちはデモリッシャーがどこからやってくるかがわからずに右往左往しがちだが、その特徴的な発信音が最大のヒントとなる。
  • デモリッシャーが発している音は地形等を無視してかなり遠くからでも聞こえるため、コンジットを起動したら以下のような手順で迎え撃てる。
    1. コンジットがあるタイルの出口まで行き、ほんの少しだけ先に進んで音が聞こえないか確認する。
    2. 音がわずかに聞こえる位置だとマーカーが一定時間ごとに付いたり消えたりする。音の強くなる方か、マーカーが見えた方向に移動する。
    3. 音が大きく聞こえた方向に向かうとマーカーは明滅しなくなる。さらに一定距離まで近づくと敵マーカーが固定されて分隊員にも共有される。

冷気異常で速度を下げよう

• デモリッシャーはこちらを発見するとナリファイアバリア扱いの赤いオーラを数秒ごとに展開しアビリティ効果をかき消してくる。
  アビリティによる移動阻害ではすぐ解除されるため、基本的に冷気の状態異常による鈍足化で対処する。
• 冷気はスタック数９で最大90%減速する。
  • 推奨武器は異常率が高くかつ攻撃回数の多い武器。照射武器など。
    • HYSTRIXやEPITAPHのような確定冷気異常を持つ武器は特に扱やすい。
  • センチネルに異常を任せる方法もある。冷気，異常発生率でビルドすると冷気異常をほぼ任せられる。武器を一切制限されず持ち替えの必要も無いため手軽。
    • VERGAS：発射速度が圧倒的に高く（他の10倍以上）、異常率も高いため、威力や他属性異常も求めたビルドでも安定する。
    • HELSTRUM：爆発部分に冷気を乗せて冷気の割合を上げるような調整と発射速度の増加が必須に近い。
    • ARTAX（確定冷気異常），CRYOTA（冷気単）：発射速度が初期の1.0では全く足りない。2.0前後でギリギリ。3.0前後で安定。
    • センチネル武器のリロード速度はどれも2秒前後でマガジンもさほど小さくないのでリロ速を積むかは好み。

• EmberのFire Blast、HildrynのPillageなど、効果持続時間を持たない装甲剥がしはナリバリアで元に戻らないため有効。ただしアビリティの発動自体は無効化されうるのでタイミングに注意。

以下折りたたみはは過去の攻略情報です。
当時はテンノ側の火力も低い上に、冷気異常の鈍足率最大値が現在より低く、様々な方法で足止めが図られていました。
現状も有効な要素はありますが、あえて採用する必要はほぼなくなっています。。

注意点

• コンジットを防衛するつもりで防御アビリティを展開しても意味はありません。コンジットにはヘルス等がなく、デモリッシャーが到達後に数秒すると一撃で破壊されるためです。
• 多数のコンジットの同時展開は難易度と自身のデモリッシャー処理能力とでよく考えて行いましょう。
  • 旧来はかなりDPS（瞬間的な火力）を求められるコンテンツで、コンジットの同時展開は避けられる事が多かったのですが、テンノ側の火力が大幅に上昇した現在では、難易度によって同時展開で効率化している状況もよく見かけられるようになりました（2024年5月現在）。基本的にデモリッシャーを自分一人で処理が出来るなら多重起動も気にしなくてよいと思われます。

特定ローテ狙い回し

上記の表の通り、分裂のローテーションはラウンドとコンジットの防衛成功数で決まる。
そのため、コンジットの防衛成功数を調整することで、AローテやBローテに入っているレリックを狙い撃ちすることができる。

例えば天王星 Urは AがMeso / B・CがNeo、ルア Apolloは AがNeo / B・CがAxi となっており、それぞれBローテとCローテには同じレリックが入っている。
Cローテには共有メダルやルアレンズといった副産物が入っている分目当てのレリックが出る確率も低下するため、レリックだけが目当てならBローテだけを回し続けるのが最も期待値が高い。
よって、コンジットの防衛数を4>3>2>1>1>1...と調整していく事で、目的のレリックを毎ラウンド14.29%と比較的高めの確率で入手できるようになる。
わざと失敗する段になったら、コンジットを起動するだけして放置して他のキーキャリアを探しに行くと効率が良い。
言うまでもないことだが、故意にコンジットを破壊するという非常に特殊な方法であるため、野良分隊で行うのは非推奨である。

また、ラウンド2以降は上記の防衛数より1個多く守ってもBローテに収まるということを覚えておこう。
デモリッシャーがどこかでスタックして2分待ちの状態になったり、エネルギー減少等の残したくないデバフを引いてしまうこともあるので、上記の数に固執するよりは臨機応変に始末していった方が時間あたりの効率の向上が見込める。

キーの持ち越し

通常、各キーはコンジットの起動時とラウンドの完了時に消えてしまうが、持っているキーは離さない限りそのまま残り続ける。
これはラウンドを跨いでも消失しないので、持ったまま次のラウンドを開始すれば直後にコンジットを起動でき、時短を図ることができる。
ソロの場合でも可能で、同色のキーが2個出現した際にまず1つ目をフレームで保持し、2つ目をオペレーターで拾ってそのまま使用する事で、キーを1つ残す事ができる。
ただしこれをする場合、次のラウンドでコンジットを起動するまでプライマリ武器が使えなくなる点に注意。

また、各ラウンドの終了時に近くに湧いているキーキャリア候補の敵(エクシマス等)を倒さずに放置しておき、次のラウンドの開始後に倒す事で、最初のキーを入手するまでの時間短縮が見込める。

武器限定ソーティーでの抜け穴

ソーティー条件で「スナイパーのみ」「ボウのみ」等の条件が出た場合、雑魚処理がしにくくなるためにキーが出るまでも遅くなり、更にはデモリッシャーも倒しづらくなる為に失敗しやすく、クリア条件である8個の防衛成功までに要する時間が長くなりがち。
この場合、アビリティ武器やスペクター召喚が内蔵されているフレームを使う事で、こうした問題を回避する事ができる。
以下に便利なフレームの例を挙げるが、いずれのフレームでもデモリッシャーに近づきすぎるとナリバリアで強制的にアビリティを解除されるという点には注意すること。

DANTE

Noctuaによる通常攻撃とセカンダリ射撃が強力。
魔導書はセカンダリ武器カテゴリなためキーを保持したまま運用できるのも強み。
ただある程度は育成強化した上で、欠点である遅い発射速度を補いつつ火力中心のMOD構成にはしておきたい。
アビリティ構成もオーバーガード付与と範囲切断攻撃、魔導書の模写による射撃サポートと、デモリッシャーには通用しないもののパラグリムによる妨害など、アビリティを阻害されない限り分裂ミッションにおいても有利に作用するが、アビリティ中心の立ち回りが要求されるためエネルギー管理には注意が必要。

EQUINOX

Metamorphosis増強のDualityで分身を召喚する事ができる。
同じく分身を出せるWUKONGと比べると「武器制限に対しては無力*3」「時間制限があり、分身がナリバリアに触れると即消滅してしまう」「アビリティ武器が無い」というデメリットがあるが、こちらは増強MODの効果で分身のダメージが300%増加するという強みがある。
分身に持たせると強い武器についてはWarframeスペクターの項目を参照。

EXCALIBUR

Exalted Bladeによる強力な近接攻撃が可能。
動きさえ止めてしまえば、近接MODが乗った光波をナリバブルの外から叩き込み放題な点が最大の利点。
おあつらえ向きに、増強のChromatic Bladeで属性ダメージと状態異常確率を大幅に強化できる。

MESA

Peacemakerが非常に強力。
しっかりとビルドが組めていれば、ソーティー3のLv100程度であれば周囲のザコ敵を一瞬で消し飛ばしてキー出しの効率化もできるという圧倒的な強みがある。
スナイパーやボウのような手数の少ない武器で手間取りがちなアークティックエクシマスも、ドームを無視して消し飛ばせる点も強み。ただしナリファイア相手は無力。

デモリッシャーに対しても、発射し続けると攻撃力と攻撃速度が上昇する特性から手数でそのまま削り切る事ができる。
ただし視界内に入っていないと撃ち続ける事ができないため、処理に時間が掛かりそうな場合はロックダウン等の手段できちんと動きを止めておく必要がある。
また、デモリッシャーの敵タイプによってはどうしようもなく相性が悪い点も注意。

TITANIA

Razorwing使用中、セカンダリのDex Pixiaと近接のDiwataを使用可能。
飛行して敵の攻撃を回避・高速移動が可能なため、デモリッシャー探しがしやすいのも強み。

WUKONG

Celestial Twinで出る分身はソーティー条件を無視して武器を持ち込め、Primal FuryではIron Staffを利用可能。
Celestial Twinの分身は本体がナリバブルに触れても消えず、分身自体が触れても一定のダメージを受けるだけで即座に消滅はしない。
TITANIAと同様にCloud Walkerによる高速移動が可能なため、デモリッシャー探しがしやすいのも強みの一つ。

変更履歴

Update 35.5 解き放たれしDante

デモリッシャーの出現時にマーカーが付くように。
ダイモスに新ノード(Armatus)追加。

Update 29.10.0

デモリッシャーはIVARAの影縫いの矢などのアビリティの効果でフィニッシャー待機状態にならないように。

Update 25.7.0「アルトラの聖人」

Alad Vが各所にコンジット技術を売り飛ばしたため、木星以外の各勢力タイルセットに分裂ミッションを追加。
コンジットデバフの種類が追加。

Update 25「木星協約」

実装。

関連項目

コメント