スプラスピナーベッチュー

Last-modified: 2023-11-16 (木) 13:38:08

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▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2018年12月4日のツイートより。

使用イメージ画像

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関連ブキ一覧元ブキ
無印スプラスピナー
マイナーチェンジスプラスピナーコラボ
ベッチューコレクションスプラスピナーベッチュー
 
 

ブキ紹介

スプラスピナーがタタキケンサキとコラボした高級限定モデル。
スプライカのポップなデザインとタタキケンサキのモノトーン配色が絶妙な美しさを演出している。
洗濯バサミは射撃時にぐるぐる回るところも人気の1つ。それでいてシュール

サブスペシャルのコンセプトを完全に変更し、
これまでの2種とは別種のスキルを求められる構成となった。

メイン性能

スプラスピナーのページを参照。

運用

遠距離対応力や機動力を代償として捧げる代わりに、ポイズンミストによる行動制限妨害やウルトラハンコによる奇襲が可能になった。特定のブキに対するメタとしても特化している。
塗り性能の高さから敵の行動範囲を狭め、ポイズンミストを上手く活用する事で狭い通路や侵入口を封鎖、居座って欲しくない場所へ制限をかけるなど、敵の行動選択肢を減らして圧をかけていく事を得意とするブキセット。塗り性能の高いメインによるウルトラハンコの高速チャージがウリで、ハンコを得た事で1確が取れるようになった攻撃性も兼ね備えている。
通路や狭い場所・出入口といった管理、他にはシェルター系統やシールド系統のブキを得意としているが、開けた場所や高低差のある場所などのよくある場面ではサブスペシャルを駆使して戦う練度が求められる。

 

通路の管理に関しては、アロワナの通路やモンガラのエリアなどの狭い通り道ならポイズンミストで封鎖できる上に、正面からの弾を大体防ぎながら前進できるウルトラハンコのプレッシャーも大きく、通路にいる相手を引かせるための選択肢は多い。
シールドで通路を維持しようとする相手には、シールドに被せるか、シールドの後ろにポイズンミストを投げよう。相手をポイズンの範囲内に捉えればインクを回復させない効果により2枚目のシールドが出せない為、シールドを張り替えながら距離を詰めて倒しにくるという選択肢を消すことができる。
ハンコを発動すれば、シールドごと通路を突っ切ることもできる。横方向へ大きく逃げれる状況でなければ正面からのハンコの処理は困難であるため、こちらも相手に引くことを強要できるという寸法である。敵の背後にポイズンを落とせたのならハンコを発動して詰めて落としに行く事も可能。逆に距離を詰められたくなければ、ポイズンを自分の前に展開する事で、無理やり詰めてスプラスピナーの苦手な近距離対面に持ち込まれるという選択肢を消すことができるのも大きい。

 

シェルター系統のブキに対しても、ポイズンによってカサを開くという選択肢を強制的に無くすことができる。カサの展開中はインクを消費するため、ポイズンミストによるインク残量減少と合わせると、相手はインクが瞬く間に枯渇する。特にキャンピングシェルターは、パージ中にインク回復して二回目のパージにつなげるというサイクルでパージ内に居座ろうとしてくるが、パージの前面にポイズンを被せることでそのサイクルを崩すことができる。
極めつけはウルトラハンコで、何とあのキャンピングシェルターのパージされたカサでさえ、ハンコの叩きつけや回転斬りの1発で破壊ができる。無防備になった相手を叩き潰してやろう。
ここまでシェルターを潰すことに特化したブキセットは他にないため、相手にシェルターを見つけたら、ネチネチとポイズンで粘着しつつ、ハンコを貯めて優先的に処理していきたい。シューターブラスターなどのカサとの対面に苦労する味方をより動きやすくしてやることができるだろう。
ただし、相手がシェルターだとしても広い平地では流石に危険が伴うことは頭に入れておくべし。塗りの圧力をかけながら相手の動きを制限かけつつ、敵が勝負に出てくるタイミングを見測ること。

 

通路戦およびシェルター対面を除くと、サブスペシャルともに個性を生かす場所は他のサブスペに比べたら限定され、プレイヤーのブキ理解度が求められる。スペシャルがハンコな為、塗り固められている場合、味方が突っ込むのに合わせてハンコで突進するか投げ込むかの2択となる。味方が突入する前ならば、得意のメインによる塗りで少しでも味方を前線に送り出せるよう打開の糸口を探しつつデスしないよう前に塗り広げていこう。
盤面が五分から有利な状況であれば、ウルトラハンコを発動して前線に潜伏することで、疑似的に射程の短いローラーのような働きができることは覚えておきたい。器用貧乏なりにメインの対面とスペシャルの潜伏キルを切り替えて戦おう。

サブスペシャル

ポイズンミスト

投げた先の一定範囲にミストを展開し、範囲内にいる相手の移動速度を下げ、インク残量を減少させていく。
範囲を離れれば効果がなくなるため、開けた場所では使いにくいサブではあるが、間接的な障害物として5秒間展開できる為、効果内容以上に牽制効果がある。
主な使い方は後衛ポジ潰し、通路封鎖、カサを展開したシェルターへの嫌がらせ、敵のジャンプマーカーへの着地狩り保険、味方が戦ってる乱戦へのサポートなど。
ただし、チャージャーなどはポイズンの範囲内でも2発くらいは射撃できるため、投げ込んだからといって油断しないように。
敵が受け身術の時はポイズンミスト外へスルッと抜けられるので、敵のジャンプマーカーが見えたらマップを一瞬開いて敵に受け身術持ちがいるか確認した方が良いだろう。 

インクを60%消費するのに対して塗りが全くないということも意識しておきたい。ポイズン1個あたりフルチャージ3.5回分相当の塗りができたのに何もないところに投げてしまうとただのインク損なので、1発1発を効果的に投げることが重要である。
詳しくはポイズンミストのページも参照し理解度を深めると良いだろう。

  • シェルター
    上述のようにスペシャルと合わせてシェルターを封殺できるというシナジーがあるため、相手のシェルターの位置は常に把握して、ミストが常に被さっているくらいの勢いで粘着していこう。
    特にキャンピングシェルターに対しては有効で、ポイズンミスト範囲内にいる相手の移動速度を下げる効果を最大限に活かすべく必ずパージの手前にミストを展開しよう。これによりパージは速度が落ちることなく進んでくるがプレイヤーは鈍足になってパージに置いていかれる為、パージと離して敵を孤立させることが可能。
    稀にポイズンミストがあろうとパージにイカ状態でくっついて強気に出てくるキャンピングシェルターがいるが、相手の射程から距離を取りつつ継続でポイズンミストを当てて完全に敵のインクタンクを空にしてから対処すると良いだろう。例え相手がインク回復力アップのギアを積んでいてもミストは加速度的にインクを奪い続けていくので辛抱強く対処したい。パージにくっついて来てるかどうかはミストにかかった時の効果音をしっかりと聞き取る事が肝要。
    キャンピングシェルターに注意が行き過ぎて塗りやカウントを疎かにしたり、他の敵に隙を突かれないように留意すること。
  • スプラッシュシールド
    他にはスプラッシュシールドに対してもそこそこ有効で、シールドも範囲内に入れつつシールドの向こう側に落ちるように投げ込んでやろう。シールドは基本的にパージと同じく自分の前面に展開するが、そこから動かないで一時的な固定砲台をしてくる。シールドの向こうに投げ込んだにもかかわらず逆にシールドより前に出てきてくくれば自身のメインで迎撃できるし、味方に固形ボムがいて投げ込んでくれればシールド即死ボムで対処が可能となる。
    シールドブキには高火力のブキが多い為、シールドより前に出てきた時は引き撃ちで対処した方が良い。現環境(ver.5.5.0)だと.52ガロンベッチューが1番遭遇率が高いが、射程が近い為、射程管理を誤ると返り討ちに遭う。他にも.96ガロンデコケルビン525デコなどスプラスピナーベッチューより長い高火力ブキが敵にいる場合はポイズンだけ投げてさっさと射程外に逃げるのが無難である。
    注意点として、こちらがシールドに意識が向き過ぎてシールドを囮にして塗りやカウントを稼いでくる事も考えられる為、シールドにポイズンミストを投げるべきか冷静に判断していきたい。

ウルトラハンコ

大きなハンコを取り出し、叩きつけ・回転斬り・投げという多彩な攻撃手段で攻めるスペシャル
叩きつけおよび回転斬りの射程は試し撃ちライン1つ分で、1回だけ投げる事もできるカーボンローラーに一時的に変身できるスペシャルだと考えて差し支えない。塗り主体のメインから、潜伏キル主体のアサシンに役割を変えられる器用さを活かして使いこなしたい。
スプラスピナーベッチューは塗り性能が高いにもかかわらず必要SPPは180と標準的な為、スペシャルを高速チャージができ、かなりの頻度でローラーに変身できるというのが大きい。
ハンコ発動でインク回復して即投げ後またすぐにSPPを貯め始める事が可能な為、他のスペシャルやブキに比べて気軽にインク回復としても使えるので、塗り維持力にもハンコが関与している。
基本的な使い方は、必ずジャンプして回転斬りから入ること。回転斬りから入る理由は普通に突進開始すると隙が大きいが回転斬りから入る方が隙が小さく早く突進が可能なので、これを身につけて使うと良いだろう。試し打ちで普通に突進する時と回転斬りから入った時の違いを体験してみると隙の大きさの違いがよくわかる。

立ち回り

  • 打開時
    ウルトラハンコは投げる事が可能なローラーのようなものなので、打開に参加できるシーンは限られる。
    塗り広げられている場合は得意の塗り返しで打開の機会をうかがいつつ、味方が何かしらの手段で体力を削った相手にハンコを投げ込んで仕留めたり、前に出てきた敵を味方と連携してハンコの突進で挟み撃ちする事を狙っていこう。
    ハンコによる突進や投擲の打開が難しければ、少しでも味方の前線が動きやすくなるよう塗り広げてインクが切れたらハンコ発動即投げしてワンチャン狙いつつインク回復し、得意の塗り性能を発揮しながら味方が打開したい場所を察して前に前に塗り広げて前線の押し上げに貢献していこう。
    ハンコが相手に及ぼす影響範囲は小さいが、発動即投げによるインク回復がベッチューと相性が良い為、塗り維持力は健在である。
  • 抑え時
    おおまかに3パターン。盤面の塗り固め、ポイズンミストで敵の打開場所を制限や誘導、ウルトラハンコを備えて奇襲や潜伏、の3つから味方の編成に合わせて選ぼう。複合的にやっても良いし、できそうなら全部やってもいい。
    元々スピナーは他の武器に比べてチャージしながら動き回るのでヘイトを稼ぎやすいが、ポイズンミストとハンコがある為、敵からすれば近寄りづらく返り討ちに遭う要素を備えている。自身を囮にして味方に奇襲してもらう事もでき、逆に潜伏してハンコで奇襲する事もできるので、抑えは選択肢が多い。
    ハンコの射程は短いが、発動後に最前線に潜伏し、無警戒にやってきた相手が通り過ぎた瞬間に後ろから回転斬りを決めるなど、ローラーよろしく立ち回ることができる。相手の横や後ろを取っていれば、回転斬りで逃した相手を叩きつけで追いかけ味方と挟むこともできる。
    イカにハンコの射程内に相手を持ってくるかがカギで、そのためのセンプクの感覚をローラーを持って養っておくとよりハンコの回転や叩きつけを生かしやすくなる。
    ただ、叩きつけは正面以外に対しては無防備であるため、囲まれないように気を付けたい。そのためにも、できるだけ回転斬りの一発で相手を仕留めてからまた索敵するという流れが理想である。相手の処理に時間をかけないようにしたい。
  • 五分五分のとき
    敵が孤立している場合: 退路がない方向に叩きつけ連打で追い詰めれば一方的に相手を倒すことができる。カバーに来た相手には残ったハンコを投げつけてやろう。
    味方が対面している場合: 横から詰めて回転斬りを決めることもできるし、そこまでの経路がなければハンコ投げで挟み撃ちにすることもできる。叩きつけは目立つので相手に退路がない場合以外はおすすめできない。
    長射程ブキが他の味方を狙っている場合: 即投げが気づかれなければ決まるため、狙っていくとよい。
    などなど、状況によって叩きつけ・回転斬り・投げを使い分けていこう。

前述のとおり、カサを潰せるのが強みであるため、相手にシェルターがいた場合はその近くで必ず発動したい。
なお、ハンコで倒そうと詰めた相手にスーパーチャクチを吐かれた場合、相手の体が上がりきる前にたまたまハンコがヒットしたという状況でない限り、一方的に返り討ちにされてしまうので、チャクチ持ちにハンコで突進するのは厳禁。チャクチ持ちの相手には警戒し、発動読みの投げなども視野に入れていこう。
他には相手がイカ速をメインギア1個分(GP10)相当以上積んでいる場合ハンコで突進すると小回りが効かない為に簡単に横に回り込まれてしまって返り討ちに遭うのが弱みである。イカ速は汎用的なギアでどのブキでも採用されやすい為、普段から突進を多用しないように心がけたい。仮に避けられた場合は突進をすぐにキャンセルして敵が避けた方角へ回転斬りで切り返すと180度真後ろでも敵を正面に捉えて再び突進が可能。ここでも再び避けられる可能性もある為、読み合う力が問われる。
また、発動中は投げるまで高台に一切手を出せなくなる。ハンコを手放すまではポイズンミストの投擲もできない為、高台の相手がどうにもならなそうであれば、さっさと投げてしまった方が良いことが多い。

ギアパワー考察

人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
以下はほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。
基本的なものはスプラスピナーのページを参照。
スプラスピナーベッチューに関するものだけ追記する。
ギアパワーは57標記で記載する。

相性の良いギアパワー

ヒト移動速度アップヒト移動速度アップ

相手インク影響軽減相手インク影響軽減

スプラスピナーのページを参照。

推奨ギアパワー

メイン性能アップメイン性能アップ

スペシャル減少量ダウンスーパージャンプ時間短縮爆風ダメージ軽減・改お守りギア

スプラスピナーのページを参照。

インク効率アップインク効率アップ(メイン)メインインク効率アップ(サブ)サブ)

メイン効率はサブギア1個(GP3)積むだけでフルチャージが5.5回から6回になるので有用。
ポイズンミストは60%消費だが、他の同じ60%消費のサブに比べてサブ効率が1番効果が乗りにくい。*1サブ効率の採用はメインのインク消費率も考えるとフルチャージの回数が増えるわけでもなくいささか非効率な為、推奨はしない。(詳細は検証/ギアパワーを参照されたし。)
サブ効率を採用するよりかは、インク回復かラストスパートを推奨した方がメインとの兼ね合いも考えると効果的だろう。

アレンジ枠のギアパワー

インク回復力アップインク回復力アップ

スプラスピナーのページを参照。

イカダッシュ速度アップイカダッシュ速度アップイカニンジャイカニンジャ

ウルトラハンコローラーとして運用することに重きを置くなら採用の価値あり。飛沫がないことで、詰めても気づかれにくくなる。
イカニンを積むならイカ速をサブギア2個(GP6)は確保したいところ。イカ速だけ採用するのもあり。

サブ性能アップサブ性能アップ

ポイズンミストの飛距離、弾速が上がる。嫌がらせの範囲を広げる為のギア
ステージによってはポイズンを投げ込むのに飛距離が欲しい時などに役立つ。
ギア枠的にサブギア1~2個(3~6GP)が現実的。サブギア1個でも割と恩恵は感じる。
より遠くから安全に嫌がらせができる為、射程の長いシールドブキ達への安全マージンを得る効果も期待できる。

ラストスパートラストスパート

メインもサブもインク消費が激しいスプラスピナー種と相性が良い。
ラストスパートの効果が最大で発動中はフルチャージ8回、ポイズンミストを投げた後はフルチャージ4回できるようになる優れもの。ポイズンミストも2連投が可能になるがインクが空になりチャージができないので注意。

対物攻撃力アップ対物攻撃力アップ

スプラスピナーのページを参照。

注意

特殊ギアがアタマ・フク・クツ、とそれぞれ記載があるが、採用するにしても特殊ギアは2つまでにしよう。
スプラスピナー種は必要なギアが多い為、3つも特殊ギアを採用するとギア枠を圧迫して本来の力を発揮できなくなるので注意。

アップデート履歴

Ver.1.1.2無印SP必要ポイント180→190
Ver.1.4.0全部ダメージを28.0から32.0に増やしました。
チャージ中の移動速度を約17%速くしました。
発射中の移動速度を約14%速くしました。
無印SP必要ポイント190→180
Ver.2.3.0全部射撃後にインクが回復し始めるまでの時間を10/60秒短縮しました。
2018/3/24コラボ追加
Ver.3.0.0コラボSP必要ポイント200→190
Ver.3.2.0無印SP必要ポイント180→190
Ver.4.1.0全部弾が落とす飛沫の塗りをこれまでより縦方向に広げました。
Ver.4.2.0コラボSP必要ポイント190→180
2018/12/5ベッチュー追加
Ver.4.3.0全部「ヒト移動速度アップ」のギアパワーの効果を大きくしました。
Ver.4.3.1全部「メイン性能アップ」のギアパワーの効果を大きくしました。
ギアパワーを最大まで付けたとき、射撃継続時間の上昇幅が、約30%から約35%に変更されます。
「メイン性能アップ」のギアパワーの数が少なくても効果が発揮されやすくしました。
Ver.4.5.0全部フルチャージ状態のとき、これまでよりも高くジャンプできるようにしました。
チャージ中の移動速度を、これまでよりも約3%速くしました。
発射中の移動速度を、これまでよりも約8%速くしました。
Ver.4.7.0無印SP必要ポイント190→210
Ver.4.8.0全部インク消費量を約15%増やしました。

コメント


*1 おそらく運営によるポイズンミストを連投させない為の微調整である。