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基本情報
期間限定入手キャラクター(→祈願)
画像 |
プロフィール | |
名前 | アルレッキーノ |
CV | 森なな子 |
誕生日 | 8月22日 |
所属 | ファデュイ |
神の目 | 炎 |
命ノ星座 | 浄煉の炎座 |
装備可能武器 | 長柄武器 |
オリジナル料理 | 炉火の昔語り (タルタルタワー) |
ひとこと紹介 |
ファデュイ執行官第四位「召使」。冷静かつ冷徹な外交官。「壁炉の家」の子供たちがみな畏れ、頼りにする「お父様」。 |
人物評 |
「運命は誰にも恩恵を与えたりしない。全力で抗う者のみが、それに臨む資格を有しているのだ。」 ——「道化」ピエロ |
公式動画
ステータス
Lv.1 | Lv.20 | Lv.40 | Lv.50 | Lv.60 | Lv.70 | Lv.80 | Lv.90 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | 突破前 | 突破後 | |||
基礎HP | 1,020 | 2,646 | 3,521 | 5,268 | 5,889 | 6,776 | 7,604 | 8,500 | 9,121 | 10,025 | 10,647 | 11,561 | 12182 | 13103 |
基礎防御力 | 60 | 154 | 205 | 307 | 344 | 395 | 444 | 496 | 532 | 585 | 621 | 675 | 711 | 765 |
基礎攻撃力 | 26 | 69 | 92 | 137 | 153 | 176 | 198 | 221 | 238 | 261 | 278 | 302 | 318 | 342 |
会心ダメージ | - | - | - | - | 9.6% | 9.6% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 19.2% | 28.8% | 28.8% | 38.4% | 38.4% |
天賦
通常攻撃
戦闘天賦(通常攻撃) | 天賦紹介 |
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通常攻撃・斬首への招待状 | 通常攻撃 槍による最大6段の連続攻撃を行う。 重撃 一定のスタミナを消費して近くの敵に突進し、斬撃を1回仕掛ける。 長押しを続けると、アルレッキーノはスタミナを消費する代わりに、最大5秒間続く高速移動を行う。 落下攻撃 空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上に敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。 赤死の宴 アルレッキーノの「命の契約」がHP上限の30%以上の時、アルレッキーノは赤死の宴状態に入る。通常攻撃、重撃、落下攻撃ダメージは、元素付与によって他の元素に変化しない炎元素ダメージへと変わる。 赤死の宴状態時、アルレッキーノの通常攻撃が敵に命中すると、その攻撃によるダメージはアルレッキーノの攻撃力×その時の「命の契約」パーセンテージ×一定の割合をもとにアップする。同時に、その時点における「命の契約」を7.5%消費する。これによって「命の契約」を消費するのは0.03秒に1回のみ。この方法で「命の契約」を消費するとき、元素スキル「万象、灰に帰す」のクールタイム-0.8秒。 |
ステータス詳細 | 赤死の宴 ダメージアップ率 | 1段 ダメージ | 2段 ダメージ | 3段 ダメージ | 4段 ダメージ | 5段 ダメージ | 6段 ダメージ | 重撃 ダメージ | 重撃スタミナ 消費 | 高速移動の スタミナ消費 | 落下期間の ダメージ | 低空/高空落下 攻撃ダメージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Lv.1 | 120.40% | 47.5% | 52.1% | 65.4% | 37.1%+37.1% | 70.0% | 85.4% | 90.8% | 25.0 | 毎秒40.0 | 63.9% | 127.8%/159.7% |
Lv.2 | 130.20% | 51.4% | 56.3% | 70.7% | 40.2%+40.2% | 75.7% | 92.3% | 98.2% | 69.1% | 138.2%/172.7% | ||
Lv.3 | 140.00% | 55.2% | 60.6% | 76.0% | 43.2%+43.2% | 81.4% | 99.3% | 105.6% | 74.3% | 148.6%/185.7% | ||
Lv.4 | 154.00% | 60.8% | 66.6% | 83.6% | 47.5%+47.5% | 89.5% | 109.2% | 116.2% | 81.8% | 163.5%/204.2% | ||
Lv.5 | 163.80% | 64.6% | 70.9% | 89.0% | 50.5%+50.5% | 95.2% | 116.2% | 123.6% | 87.0% | 173.9%/217.2% | ||
Lv.6 | 175.00% | 69.0% | 75.7% | 95.0% | 54.0%+54.0% | 101.7% | 124.1% | 132.0% | 92.9% | 185.8%/232.1% | ||
Lv.7 | 190.40% | 75.1% | 82.4% | 103.4% | 58.7%+58.7% | 110.7% | 135.0% | 143.6% | 101.1% | 202.2%/252.5% | ||
Lv.8 | 205.80% | 81.2% | 89.1% | 111.8% | 63.5%+63.5% | 119.6% | 145.9% | 155.2% | 109.3% | 218.5%/272.9% | ||
Lv.9 | 221.20% | 87.3% | 95.7% | 120.1% | 68.2%+68.2% | 128.6% | 156.9% | 166.8% | 117.5% | 234.9%/293.4% | ||
Lv.10 | 238.00% | 93.9% | 103.0% | 129.3% | 73.4%+73.4% | 138.3% | 168.8% | 179.5% | 126.4% | 252.7%/315.6% | ||
Lv.11 | 254.80% | 100.5% | 110.3% | 138.4% | 78.6%+78.6% | 148.1% | 180.7% | 192.2% | 135.3% | 270.5%/337.9% | ||
Lv.12 | 271.60% | 107.2% | 117.5% | 147.5% | 83.8%+83.8% | 157.9% | 192.6% | 204.9% | 144.2% | 288.4%/360.2% | ||
Lv.13 | 288.40% | 113.8% | 124.8% | 156.6% | 89.0%+89.0% | 167.6% | 204.5% | 217.5% | 153.1% | 306.2%/382.5% | ||
Lv.14 | 305.20% | 120.4% | 132.1% | 165.7% | 94.2%+94.2% | 177.4% | 216.4% | 230.2% | 162.1% | 324.1%/404.8% |
元素スキル
戦闘天賦(元素スキル) | 天賦紹介 |
---|---|
万象、灰に帰す | 凶月血炎を遣わして近くの複数の敵に炎元素ダメージを与え、そのうち1名の敵には猛進の斬撃を繰り出し、炎元素範囲ダメージを与える。 この攻撃が命中した敵には血償の勅令が付与される。 血償の勅令 ・血償の勅令は30秒間持続し、5秒毎に敵に炎元素ダメージを1回与える(最大2回まで)。これによるダメージは元素スキルダメージと見なされる。 ・アルレッキーノが重撃、または元素爆発「昇りゆく凶月」を行う時、周囲の血償の勅令は回収され、1つ回収するたびにアルレッキーノにHP上限65%の「命の契約」を付与する。 ・元素スキルを発動した後の35秒間、血償の勅令でアルレッキーノに付与できる「命の契約」はHP上限の145%まで。継続期間中に再び元素スキルを発動すると、継続時間と、血償の勅令で付与可能な「命の契約」の上限が再計算される。 彼女に言わせれば、孤独な小麦の粒が大地に落ちたとしても、必ず麦の穂が実るとは限らない。音もなく腐っていくだけということもあるからだ。しかし、彼女の邪魔をしてくるものが燃え滓となれば――きっとその灰で花を育てることができるだろう。 |
ステータス詳細 | 棘のダメージ | 突進斬撃の ダメージ | 血償の勅令の ダメージ | クールタイム |
---|---|---|---|---|
Lv.1 | 14.8% | 133.6% | 31.8% | 30.0秒 |
Lv.2 | 16.0% | 143.6% | 34.2% | |
Lv.3 | 17.1% | 153.6% | 36.6% | |
Lv.4 | 18.6% | 167.0% | 39.8% | |
Lv.5 | 19.7% | 177.0% | 42.1% | |
Lv.6 | 20.8% | 187.0% | 44.5% | |
Lv.7 | 22.3% | 200.3% | 47.7% | |
Lv.8 | 23.7% | 213.7% | 50.9% | |
Lv.9 | 25.2% | 227.1% | 54.1% | |
Lv.10 | 26.7% | 240.4% | 57.2% |
元素爆発
戦闘天賦(元素爆発) | 天賦紹介 |
---|---|
昇りゆく凶月 | 凶月血炎の翼を振り回し、周囲の血償の勅令を回収して炎元素範囲ダメージを与える。その後、元素スキル「万象、灰に帰す」のクールタイムをリセットし、アルレッキーノ自身の「命の契約」の数値と攻撃力を基に、自身のHPを回復する。 テイワットの常識では、満月以外の月相はすべて、錬金術や占星術でしか使われない、災いの隠喩である。 彼女は夢の中でこの赤い月を何度も見た。これは凶事の前触れなのだろうか?――その通り。しかし、哀れな運命に苦しめられるのは、彼女を怒らせた者だけだ。 |
ステータス詳細 | スキルダメージ | 回復量 | クールタイム | 元素エネルギー | |
---|---|---|---|---|---|
命の契約 | 攻撃力 | ||||
Lv.1 | 370.4% | 150.0% | 150.0% | 15.0秒 | 60 |
Lv.2 | 398.2% | ||||
Lv.3 | 426.0% | ||||
Lv.4 | 463.0% | ||||
Lv.5 | 490.8% | ||||
Lv.6 | 518.6% | ||||
Lv.7 | 555.6% | ||||
Lv.8 | 592.6% | ||||
Lv.9 | 629.7% | ||||
Lv.10 | 666.7% | ||||
Lv.11 | 703.8% | ||||
Lv.12 | 740.8% | ||||
Lv.13 | 787.1% |
固有天賦
固有天賦 | |
---|---|
償えるものは苦痛のみ | 血償の勅令は以下の特性を持つ。 ・アルレッキーノ自身が付与した血償の勅令を持つ敵が倒された時、アルレッキーノにHP上限の130%分の「命の契約」を付与する。 ・付与から5秒後、血償の勅令・結に強化され、回収時、アルレッキーノに130%分の「命の契約」を付与する。 この方法で「命の契約」を付与する時も、付与された「命の契約」の数値の上限が万象、灰に帰すの本来の制限を超えることはない。 突破段階「1」で解放 |
護れるものは力のみ | アルレッキーノの攻撃力が1000を超えている時、1000を超えた分の数値100についき、アルレッキーノの全元素耐性と物理耐性が+1%。この方法でアップできるアルレッキーノの全元素耐性と物理耐性は最大20%まで。 突破段階「4」で解放 |
悟れるものは凶月のみ | 戦闘状態にある時、アルレッキーノの炎元素ダメージ+40%。また、昇りゆく凶月による治療しか受けられない。 |
命ノ星座
第1重 | 「あらゆる怨みと借りは 私が清算しよう…」 赤死の宴ダメージアップ率の効果量+100%。また、赤死の宴状態で通常攻撃または重撃を行う時、アルレッキーノの中断耐性がアップする。 |
---|---|
第2重 | 「あらゆる褒賞と罰は この手によるもの…」 血償の勅令を付与する時、代わりに血償の勅令・結を付与するようになる。 アルレッキーノが血償の勅令・結を回収する時、前方に凶月血炎を召喚し、アルレッキーノの攻撃力900%分の炎元素範囲ダメージを与える。また、アルレッキーノの全元素耐性および物理耐性+20%、継続時間15秒。この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。 固有天賦「償えるものは苦痛のみ」を解放する必要がある。 |
第3重 | 「君は私たちの 新しい家族になるんだ…」 通常攻撃・斬首への招待状のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第4重 | 「これからは互いを慈しみ 手を取り合うとしよう…」 アルレッキーノが血償の勅令の回収に成功した時、昇りゆく凶月のクールタイムが2秒減少し、自身の元素エネルギーを15ポイント回復する、この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。 |
第5重 | 「私たちはみな独法師だ 我らが身は屍も同然…」 昇りゆく凶月のスキルLv.+3。 最大Lv.15まで。 |
第6重 | 「この先、我々は ――新しき生に興じる」 昇りゆく凶月のダメージがアップする。アップ量は、アルレッキーノの攻撃力×その時点における「命の契約」パーセンテージ×700%。 万象、灰に帰すを発動した後の20秒間、アルレッキーノの通常攻撃と元素爆発の会心率+10%、会心ダメージ+70%。この効果は15秒毎に1回のみ発動可能。 |
使用素材
プロフィール
本項目はメインシナリオとキャラクターに関するネタバレ要素を含みます。閲覧する際は留意してください。
物語
転記ミスと勘違いされやすい誤字などには、その箇所の直後に「*」を記しています。
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物語 | 内容 | ストーリー解放条件 |
キャラクター詳細 | ヴァザリー回廊にあるブーフ・ド・エテの館は、清潔な壁と綺麗に磨かれた窓を備えた、美しい建物だ。そこには毎日身だしなみの整った、礼節をわきまえた子供たちが出入りしている。 フォンテーヌ廷にある他の建物とは違い、ブーフ・ド・エテの館の所有者として登録されている人物はここに居住していない。そればかりか、近所の人々は、その名を聞いたことすらないという。 何故ならば、書類の署名は偽名であり、本当の家主は別の人物だからだ。 夜が訪れ、館の扉が閉まると、闇の中に子供たちの囁きが響き始める。そしてその声には、「お父様」という言葉が混じる… 「お父様」の言葉と共に、敬慕を滲ませる者、恐怖の表情を浮かべる者、或いは複雑な面持ちになる者…反応はさまざまだが、その言葉遣いに注目すれば「お父様」が彼らに深く敬われていることがわかるだろう。 子供たちのいる組織は「壁炉の家」と呼ばれており、ファデュイに属している。 「壁炉の家」は世界各地の孤児を受け入れており、気高きブーフ・ド・エテの館も、「家」の一つに過ぎない。 そして、子供たちが「お父様」と呼ぶ人物…つまり「壁炉の家」の主こそ、現在のファデュイ執行官第四位「召使」——アルレッキーノである。 ファデュイや彼女に対する世の評価はまちまちだが、「家」で暮らすほとんどの子供たちにとって、「お父様」は人生で最も重要な存在だ。 「『お父様』がいるからこそ、ここは本当の『家』になるんだ。」 | 初期解放 |
キャラクターストーリー1 | 「召使」に会った者は、そのほとんどが目に見えない威圧感を覚える。 いとも簡単に会話の主導権を握ってしまう彼女の特別な瞳に見つめられながら、平然と心に秘めたことを隠し通せる者はそういないだろう。 戦いの場においても、アルレッキーノは一切の容赦をしない。談笑のうちにすべてを片付け、後にその場を訪れる者が嫌な思いをしないようにと、親切にも現場を綺麗に片づけさえする。 しかし、こうした一面はみなが彼女を恐れる最大の要因ではない。人々に恐怖を植え付けているのは、彼女の「未知」なる一面だ。 日々、生活を共にしている子供たちでさえ、彼女のことに詳しいとは言えない——何が好きで、何が嫌いなのか…彼女が海面を見つめるとき、一体何を考えているのか…すべてが謎のままだ。 毎年八月になると、子供たちはアルレッキーノに誕生日プレゼントを用意するため、一生懸命頭をひねる。しかしプレゼントを受け取る時も、彼女の表情は大して変わらないのだった。 …そんな状況が変わったきっかけは、昨年八月、フレミネが天井から落ちてきたヤモリにびっくりしたことだった。リネットはその小さな「侵入者」を捕えまえようと、適当に掴んできた底の深い皿を被せるようにして素早く机の上に伏せた。 そこへちょうど家に帰ってきたアルレッキーノは、なんとその食器とヤモリをその年のプレゼントとして受け取ったのである。 翌日、「お父様」の執務室へ仕事の報告に訪れたリネは、机の上に置かれた飼育ケージの中に見覚えのある姿を見つけた。 ケージの中はちょうど良い温度と湿度が保たれているようで、ヤモリは何とも居心地良さそうにくつろいでいた。 ——『お父様』は、爬虫類を飼ったことがあるのかも。 アルレッキーノがティーカップを手に取ると、リネはすぐ視線を戻したが、直前の発見についてはしかと頭に刻み込んでいた。 「お父様」と近づくことのできるチャンスを、子供たちが見逃すはずはない。 その日以降、リネとリネット、フレミネはヤモリの飼育について色々と調べた。次に「お父様」に会ったら、少しでも長く話がしたい一心で… ところが数日後、リネが再び執務室を訪れると、飼育ケージの中は空っぽになっていた。 「『お父様』…ヤモリはどうしたのですか?」 「何度かケージの蓋を開けようとしていたから、解放してやった。短い付き合いだったが、まあ、それもあいつの選択だろう。」 淡々と告げられ、リネは呆然としてしまった。すると、窓の外からちょろちょろ頭を覗かせる鳥を指さして、アルレッキーノが言った。 「ああ、ヤモリは外に出るや、彼の腹の中に収まった。それでもまだ物足りないらしいな…リネ、そいつを追い払ってくれ。」 | 好感度Lv.2後に解放 |
キャラクターストーリー2 | 美への憧れは人の本能とも言える。子供たちは思春期になると容姿を気にして、アクセサリーを身に着けたり、鋏で前髪を整えたりする。 そのような些細な反抗を「お父様」が気に留めることはなく、干渉もしない。 しかし、頑なにネックレスを外さなかったせいで、夜間の任務で居場所が漏れてしまったとなれば…「指導」すべき範疇である。 アルレッキーノは精巧に作られた小さめの袋を手に、少女の部屋に入った。 己の過ちを理解している少女は、ネックレスを外して机に置き、おどおどしながら立っていた。 アルレッキーノはネックレスを手にとって一目見ると、少女に歩み寄り、その白い首に着けてやる。 そして、少女の長く柔らかい金髪をそっと耳にかけながらこう言った。「ふむ、やはりピアスを開けてたんだな。」 「お父様」は袋の中からベルベットのリボンと、宝石の嵌め込まれたピアスを取り出した。そして、少女の髪を結び、高価なアクセサリーを着けてやった。 そして彼女の肩に手を添えて、鏡の前まで連れていった。鏡に映る少女の、宝石を身に纏った姿はまるで高貴な薔薇のようで、たとえ表情が不安で強張っていても、その美しさは寸分も損なわれていなかった。 「容姿が気になるようになったのは悪いことじゃない。しかし、これらのキラキラした小物に虚栄心を煽られ、心を揺らすのは感心しない。」 「も、申し訳ありません、『お父様』。」 「二度とこんなことはしません…」と謝りながら、少女は震える手でピアスを外そうとした。 鏡に映る「お父様」の穏やかな笑みは、平生と寸分も違わぬものであった。 「落ち着け…そう固くならなくていい。手に入らないものであればあるほど、人は執着してしまう。君には、悔いなどという言葉で過去の記憶を美化してほしくない。」 「これはこのまま着けているといい。これに慣れれば、どれほど美しい宝石や装飾品も、結局は冷たい無機物にすぎないと分かるようになるだろう。」 「これは君に課せられた新たなレッスンだ——自分の感情がどこから来るのか、しっかりと認識しなさい。感情に支配されるのではなく、自らそれを支配し、利用するんだ。」 | 好感度Lv.3後に解放 |
キャラクターストーリー3 | 「お父様」が「家」のルールを書き換える前、壁炉の家はまったく異なる様相を呈していた。 先代「召使」の本名はクルセビナだったが、本名で呼ばれることはほとんどなく、子供たちには「お母様」と呼ばれていた。 優しい笑顔と穏やかな態度、家族への細やかな気配り、そして子供たちに聞かせてあげる素敵な物語…彼女は完璧な母親に見えた。 しかし、もし普通の環境で育った人が彼女の語る物語を聞けば、ぞっとしてしまうことだろう—— 何せ、「お母様」は残忍極まりない話を美しい童話に見せかけていたのだから。さらに彼女はそれを利用して壁炉の家のメンバーに殺し合いをさせ、一番強い者を「王」にしようとしたのである。 「お母様」と自らを呼ばせながら、彼女自身、ここを「家」だと思ったことは一度もなかった。数え切れないほどの犠牲も、彼女にとっては興味深い実験に過ぎなかった。 …… 「召使」の座を受け継ぎ、アルレッキーノと名を変えるまで、少女は「ペルヴェーレ」と呼ばれていた。 壁炉の家の他の子供と同じく、彼女も出身不明の孤児で、「お母様」の「子供」であった。 「お母様」がペルヴェーレを贔屓し、実の娘であるクリーヴよりも可愛がっていたことは、周知の事実だった。 だからこそ、なぜペルヴェーレの「お母様」への恩返しが大がかりな暗殺であったのか、多くの者が理解に苦しんだ。 クルセビナの狂気じみた実験は人目のない場所で行われたために、事情を知る者はごく僅かだったのだ。 一方、クルセビナを殺したペルヴェーレには「母殺し」の悪名がつきまとい、彼女の残酷さだけが世に知れ渡った。 …… しかしすべてが一段落した後も、かつてのペルヴェーレ——つまり、現在のアルレッキーノが自ら説明することはなかった。 噂が世間を騒がせていても放置するどころか、加担することさえあった。 外交官にとって、そして殺し屋にとって、最も重要なことは相手の本質を見極めると同時に、自身を霧の中に包むことなのだ。 「お母様」が殺された場所には、小さな墓碑が立てられた。そしてそこには、アルレッキーノ直筆の弔辞が刻まれている。 「ここに落日の残光を葬り、昇り来る陽を迎えん。」 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「炉火の消える時」をクリア |
キャラクターストーリー4 | アルレッキーノはかねてより、表向きにはフォンテーヌ人であると自称してきた。自らの出自を隠し、事実を炎の中に葬り去るためである。 ——幼い頃に気づいた、自分が奇異な炎を操れるという事実を。 当時、「家」の子供たちは彼女の力の正体を知る由もなく、好奇心を露わにしたが、幼い彼女にとって、それは決して自慢したいような能力ではなく、むしろ根深い呪いのようなものだった。 少しでも油断しようものなら、制御が効かなくなったその力は彼女の身体を蝕み、指先から手のひら、さらに腕へと広がっていく—— 漆黒の模様はまるで焼かれた木のようで、彼女は自身が燃え盛る薪になったように感じた。 何となく、ある「予感」があった。もしこの黒い模様が腕から肩へ、さらに肩から心臓へと広がれば、自分という存在に何らかの「変化」が起こるだろう、と。 もしかしたら、その瞬間こそ運命が手の内を明かしてくれる時なのかもしれない。 …… 身体を侵されることの他にも、炎によってもたらされたもう一つの厄介事がある。 炎に呑み込まれた者の、「残影」が残ることだ。それは記憶の断片として残ることもあれば、目が眩むほど鮮やかな色として残ることもある。 自ら手にかけた命が増えていくにつれ、アルレッキーノは様々な声を聴くようになった。 絶叫や悲鳴、呪いの声に夢から引きずり出されることもあるが、彼女にとってはとうに慣れたことだ。どうせ普段から夢に見るのは赤い月や荒野ばかりで、未練が残るようなものでもない。 ごく稀に、比較的完全な形を留めた残影が「意識を持った個体」を成して現れることがある。 クリーヴの「残影」のような目立った特徴があるわけではないが、彼らはアルレッキーノの傍に現れ、ほかの雑音を振り払い、しばしの間安らぎを与えてくれる。 ゆらゆらと集まっては離れる残影たちは、まるで戯れる子供たちのようだ。 アルレッキーノは彼らの生前の姿を覚えているが、決してそれらの名前を呼ぶことはない。 | 好感度Lv.5後に解放 シナリオ「炉火の消える時」をクリア |
キャラクターストーリー5 | 女皇に謁見し、邪眼とともに「アルレッキーノ」という名を受け継いだあと、若き「召使」はある人物との面会を許された—— 統括官「道化」の表情は、顔の半分を覆った仮面に隠されて見えなかった。 「貴様が未だ不満や疑念を抱いていることは知っている。貴様の質問に五つ…世界に関する、或いは貴様自身に関する疑問に答えてやろう。」 「我輩に何らかの保証を求めたり、ファデュイの規則や女皇陛下の理想について問うたりすることについては、この五つに含めない。包み隠さず答えると約束しよう。」 しかし「道化」の示した誠意を、彼女が完全に信じることはなかった。 「では私からも一つ——ごまかしや曖昧な返答、言葉遊びや嘘はやめてくれ。」 「慎重だな…では、貴様が抱いているであろう最初の質問に答えよう。なぜ貴様が選ばれたのか、そして、なぜ貴様が我々の選択を受け入れねばならぬのか——『未熟な者は理想のために死ぬが、成熟した者は成し遂げるために生きる。』——これが答えだ。」 …… 「三つ目の質問。私がよく夢で見る赤い月と私が持っている力は一体何だ?」 「我輩はかつて、地下にある古国の最後の王朝に仕えていた。その王朝の名は『黒日』。それより前の王朝は『赤月』だった。貴様が生まれる前の秘密について知りたければ…『恋に落ちたレオブラント』という書籍を求めて読むがいい。我輩が学術に励んでいた頃、その類の本はあまり読まなかったものだが、偶然読む機会に恵まれたのだ。物語自体は虚実入り混じるものだったが、重要な細部においては抜けも誤りもなかった。」 …… 「五つ目の質問。すべてが終わったら、私と壁炉の家の子供たちはどうなる?」 「正直に言えば、我輩の理想の中には貴様らの誰も存在しない。我輩はただ『愚者の道義』を実践するのみだ。だがその後については…女皇陛下はきっとすべての者を愛する神に戻ってくださることを保証しよう。彼女の理想のもと、すべての者の願いが叶うだろう。」 「愚者の道義」は曖昧な言葉でごまかしているようにも感じられたが、アルレッキーノはそれらの答えを受け入れることにした。愚者への五つの質問を終えて、視界を覆っていた霧は徐々に晴れていった。 「アルレッキーノ。」 踵を返して立ち去ろうとしたところを「道化」に呼び止められ、アルレッキーノは振り返った。 「世界の真相を究明するよりも、世界がどこへ向かうべきかを考えるべきだ。」 再び背を向けて、歩み始める。響く足音が、返答の代わりであった。 | 好感度Lv.6後に解放 |
「マレル」 | 壁炉の家のメンバーは隠密作戦を遂行するとき、安全を確保するため、様々な暗号を定めている。そのうち「マレル」という暗号は「召使」が自ら決めたものだ。 「マレル」とは、フォンテーヌの子供たちがよく遊ぶ遊戯のことである。地面に決まった順番でマスを描いて、マスの中にお手玉を投げ、ルールに従って順番にマスの中と外をジャンプする遊びだ。 いつからこんな遊びが流行り始めたのか、誰がルールを作ったのかは分からない。しかし壁炉の家の幼い子供たちは皆、年上の子から「マレル」を教わり、共に遊んだ。 軽やかなジャンプ、明るい笑い声…子供たちにとって「マレル」の記憶は、太陽のように輝く思い出に結びつくものだ。 だから、その暗号の意味を「安心」にすべきか、それとも「危険」にすべきか「お父様」が迷った時、子供たちは不思議でならなかった。 かつての壁炉の家では、マレルは遊びと言えるようなものではなかったことを、今は誰も知らなかったのである。 当時、子供たちは大人の監視下で、地面に描かれたマスに次々と飛び込ませられた。マスからはみ出してはならず、飛び込むリズムを乱してはならない。 失敗した先にどんな罰が待っているかは、尋ねるまでもない——マスの外側にびっしり聳え立つ、尖った刃がその答えだ。 バランスを崩す者、体力が追いつかない者、恐怖のあまり踏み外してしまう者…多くの子供たちがマスの外側に倒れていった。深紅に染まった地面は、沈痛な過去を物語っていた… あの頃は「マレル」と聞いただけでみな顔を蒼くしたものだ。「安心」などという言葉を連想する人など誰一人いなかったであろう。 だが、しばらく考えた後、アルレッキーノは「安心」のほうを選んだ。 今の子供たちにとって、マレルは「危険」とはまったく関係ない、笑顔を連想させる遊びだ。 ならば、つらい記憶は彼女の心だけに留めておこう。過去の血や塵など振り払って、子供たちにはもっと明るい未来を見せるべきだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
神の目 | アルレッキーノの力は様々なところに由来する。 彼女の体内で燃え盛る古の凶月血炎。その高貴な血筋は呪いであると同時に、天賦の才でもある——これが、彼女に与えられた最初の力だ。 また、慈悲深き女皇が彼女の母殺しの罪を赦し、授けた邪眼——女皇に認められた証でもあるこれは、彼女に与えられた三つ目の力だ。 そして一つ目と三つ目の間、まだ彼女が「ペルヴェーレ」という名だった頃に、彼女は神の目を授かった。 クリーヴがまだ生きていた頃、ペルヴェーレは彼女に「お母様」を暗殺する計画を持ちかけたことがある。しかし、自信がなかったのか、或いは肉親の情に縛られてか、クリーヴは応じなかった。 冷たい刃に身体を貫かれ、クリーヴの運命は終わりを迎えた。しかし少なくとも死を迎えるその瞬間、自由を手に入れた彼女は幸せだった。 一方、生き残ったペルヴェーレの運命の歯車は、動き始めたばかりであった。 「王」を選抜する実験は終わったが、「お母様」の野心は留まる気配がなかった。 ペルヴェーレは、一度投げ出された計画を独り完遂すると決めた。 その日から、彼女は粛々と「お母様」との力の差を計算し始めた。彼女の武術は「お母様」から教わったもので、その血筋に宿る力も「お母様」はすべて把握していた。 子供の中では抜きん出た「王」とはいえ、大人からすればただの雛鳥に過ぎなかったはずだ。 しかし、どんな逆境も彼女を諦めさせることはなかった。 度重なる戦いで満身創痍になっても、まだ完全に制御できない凶月血炎が腕を真っ黒に染めても、彼女はただひたすら実力を磨き続けた。 そんなある日、冴えた月明かりが差し込む夜…何の前触れもなく、目の前に神の目が現れた。 真円の神の目は月とぴったり重なって、玉のごとく透き通ったそれは眩しい月を赤く染めた—— それは彼女の願いに応えたのだろうか?それとも、夜もなく昼もなく、何百回と考え続けてきたことがついに実を結んだに過ぎないのだろうか? どのみち答えは得られまいし、その問いに彼女自身も、さしてこだわる気はなかった。 アルレッキーノはただ、静かに神の目を心臓に一番近いところに隠し、「お母様」に小さな「サプライズ」を用意した。 ファデュイ執行官、アルレッキーノは、如何なる神にも頭を垂れることはないが、七神制度を象徴するこの神の目だけは大切に保管している。 それは彼女が運命に抗い、自らの未来を切り開いた証だからである。 | 好感度Lv.6後に解放 シナリオ「炉火の消える時」をクリア |
ボイス
日常ボイス
タイトル | 内容 | 解放条件 |
初めまして… | ファデュイ執行官第四位、「召使」アルレッキーノだ。壁炉の家の子供たちには「お父様」と呼ばれている。いい関係を築けることを願っているよ——難しいことではないだろう?まだ君と敵対する理由はないのだから…違うかな? | 初期解放 |
世間話・瞳 | そのように私の瞳をじっと見つめるのはやめたほうがいい。何を見てしまうとも…限らないからね。 | 初期解放 |
世間話・家 | 子供たちは今頃どうしているだろうか――?まあ、好きにすればいい。 | 初期解放 |
世間話・報告 | 私に報告か?ふむ、聞こう。 | 初期解放 |
雷の日… | 怖がらなくていい。雷のほうが私たちを避けるはずだ。 | 初期解放 |
雪の日… | 寒さに見舞われて初めて、人は炎の温かさを懐かしむものだ。 | 初期解放 |
晴れの日… | こんな日は木陰にいるほうが良い。 | 初期解放 |
暴風の日… | うっかり秘密を口にしないよう気を付けることだ。風がそれをどこまで運んでゆくか、分からないからね。 | 初期解放 |
おはよう… | おはよう。今日の予定は? | 初期解放 |
こんにちは… | お昼頃に家へ帰ると、子供たちはたいてい、床に横になってざこ寝をしている。確かに眠くなりやすい時間帯だ。君も少し休んでいってはどうだ? | 初期解放 |
こんばんは… | こんな話を聞いたことがある――月はまるで人間界を見下ろす目のようだが、人々はその視線に慣れ過ぎてしまった… | 初期解放 |
おやすみ… | もう寝る時間だろう…眠れない?自分でなんとかすることを勧めるよ。おそらく私の案を君は気に入らないと思うからね。 | 初期解放 |
自身について・認識 | 自身を冷静に見つめることは容易ではない。まあ、世の中、それができない者のほうがかえって楽しく生きているものだがね。 | 初期解放 |
自身について・冷血 | 私について、こんな噂が囁かれているのを耳にすることがある——冷淡で、残酷な手段を厭わない人間だと。弁明するつもりはさらさらない。偏見は真実を隠してくれる…これは、私にとっては好都合だ。だが、少しは彼らの期待に「応え」てあげないといけないだろう…?私の手から逃げられるほどの実力と地位を、彼らが持っていることを願うよ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
譲歩について… | 君の信条は私のものとは違う。肩を並べて行動するためには、互いに譲歩する必要があるということだ。私の秘密をいくつか共有しよう。まだ話せない部分については――知らないままでいたほうがいい…君のためにも。 | 初期解放 |
訪問について… | 子供たちは君から物語を聞くのが好きらしい。次はいつ来てくれるのかと、折に触れて訪ねてくるんだ。あの子たちの膨らんだ期待を水の泡にしてしまえば、それなりの埋め合わせも必要になる。それも含め、検討してくれないだろうか? | 好感度Lv.6後に解放 |
「神の目」について… | 長い間、私は何かを願ったことなどなかった…「クルセビナを暗殺する」という考えが浮かぶまでは。だが、当時はばかばかしいとしか思えなかった。相手は名の知れた執行官…しかも、私の身に着けた殆どの武術は、他ならぬ彼女から学んだものだったのだから。 しかしどうやら、強く願う者の元に神の目は訪れるらしい。私は神の目を授かり、然るべき代価を払って、その力を使いこなせるようになった。弟子が師匠を破るには、少々意表をついた手段を取る必要があるということだね。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「炉火の消える時」をクリア |
シェアしたいこと… | 「躰巡る炎、血潮のごとし」…普通の者からすれば、ただの稚拙な詩にすぎまい。しかし、私にとっては変えようもない現実だ。 | 初期解放 |
興味のあること・オーロラ | スネージナヤのオーロラは実に美しかった。一見の価値がある。 | 初期解放 |
興味のあること・蜘蛛 | 以前、「バンビ」という名の蜘蛛を飼っていた。なかなか興味深かったよ。猫や犬のようなペットと違って、蜘蛛は飼い主に懐くこともなければ、恩を返すこともない。だから、飼い主との感情が深まることもない。私にとってはちょうどいい関係だった。 | 好感度Lv.4後に解放 |
リネについて… | 本当の「家」とは何か——そうクリーヴに聞かれたことがある。しかし私は答えられなかった。壁炉の家は、「身寄りのない」者が集まってできた家だからね。 私は、家の不合理な部分を否定したいという思いからクルセビナを殺め、新しい規則を定めて子供たちの「お父様」になった。だが、それでもまだまだここが本当の家とは言えないことをよく知っている。…この課題は、次の主に引き継ぐことにした。リネが、いつか新しい答えを出してくれる日を楽しみに待つとしよう。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「炉火の消える時」をクリア |
リネットについて… | 静かで落ち着いた性格は、リネットの個性であり、長所でもある。聡明なあの子のことだから、本人もそれを認識しているのだろう。あの三きょうだいの中で、リネットはかけがえのない役割を担っているし、あの子自身もそれによって充足感を得ている。「お父様」として、私はあの子が伸び伸びと才能を開花させられるような環境を整えてやるつもりだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
フレミネについて… | フレミネは、心の中に様々な感情や葛藤を隠している。自身に関係のない問題までも、己のせいにして悲しむが、そんなあの子のことを理解してやれる子供は少ないだろう。君にもとても繊細な部分があるだろう——もしかしたら、あの子とウマが合うかもしれないな。 | 好感度Lv.4後に解放 |
ヌヴィレットについて… | ヌヴィレット殿は、仕事でもプライベートでも、一定の距離感を保つことを意識しているようだ。そんな彼のことを「感情に疎い」と評価する人も少なくないが…私はその逆だと思っている。法の冷酷さは、民衆を守るための公平さから来るものだ。同様に彼のそういう一面も、ある種の特別な善性であると言うべきなのだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
フリーナについて… | 劇団員たちへの差し入れとして、リネにケーキを届けさせた。ケーキは子供たちの手作りなのだが、「大ファン」からの贈り物ということにしてある。彼女が気に入ってくれるといいのだが。 | 好感度Lv.4後に解放 シナリオ「罪人の円舞曲」をクリア |
「女皇」について… | 投獄された時――女皇陛下は私の罪を赦し、執行官の身分を与えてくださった。耳ざわりのよい言葉ばかりを並ベ立てる空っぽの偽善者とはまったく違う…私は彼女に真の「慈愛」を見た。しかしその「慈愛」は、果てしなく広がる氷雪をも溶かせるものだろうか。その答えは誰にも分からないだろう。だが、これだけははっきり分かっている…もし、いつか女皇陛下と訣別すべき日が来たら、私は迷いなく彼女に向けて剣を振り下ろすだろう。それが、私の捧げられる最大限の敬意だ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「道化」について… | 最初の執行官である彼のすべては謎に包まれている。初めて会った時、彼は私の身の上を一目で見抜いたんだ。私のほうは、未だに彼について殆ど知らないのにね。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「隊長」について… | 手に入れた力によって、彼はそれ相応の大きな責任を背負うことになった。だが、たとえその力がなかったとしても、私にとって彼は尊敬に値する人だ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「博士」について… | 壁炉の家を引き継いだ当初から、彼は様々な協力関係を提案してきていた。「淘汰される子供」を実験に使わせてくれれば、その実験の成果を享受させてやる…とね。先代「召使」との協力関係は相当愉快なものだったらしい。同じ執行官という立場でさえなければ、先代「召使」のところに送ってやりたいものだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「少女」について… | 彼女は変わった執行官だ。彼女に質問を投げかけて、「予想通りの答え」が返ってくることはまずない。まず、「答え」になっているかどうかさえ…しかし、それが「面白い答え」であることは間違いないだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「雄鶏」について… | 「雄鶏」は私をあまり好きではないし、私も彼にいい印象など持っていない。市長としては合格…いや、「優秀」と言ってもいいだろう。最小の代価で莫大な利益を得るその手腕は、お偉方の間でも好評を博しているらしい。ただ、その「最小の代価」として、度々壁炉の家をちらつかせることは残念でならない…遅かれ早かれ…フン。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「傀儡」について… | 彼女にはあまり興味がない。研究に没頭していて、あまり公の場に姿を現さないから、彼女に会ったことすらないという士官も多い。数多の分身を作れないのは嘆かわしいとばかりに、世界中を走り回るやつを「極端」と評するなら、彼女はまた別の「極端」だろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「富者」について… | 彼が優れた頭脳と手腕を併せ持つことは認めている。だが、「冷静さ」には欠けると私はみている。壮大な計画を立案し、無機質な経済を操る能力には長けているものの――彼を突き動かしているのは、依然として心の奥底に抑え込まれたままの憎しみと嫌悪だ。自らを理性的と言い張る者は、得てして己の感情をコントロールできていると思い込んでいるものだが…その自信こそが最大の弱点だと言える。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「淑女」について… | 私が最初に知り合った執行官は、彼女とピエロだった。彼女が初めて壁炉の家を訪れたとき、高慢極まりない彼女に、子供たちが懐くはずもなかった。しかしその後、彼女は度々プレゼントを持ってくるようになり、「私を好きになってくれない子にはプレゼントをあげないわ」と平然と言い放ったんだ。プレゼントがほしい子供たちは、愛嬌をふりまいて彼女の好意を買う術を覚え…彼女もまんざらでもなさそうだった。きっと、子供たちに囲まれているのが嫌いではなかったんだろう。もしかすると、心の中に孤独を抱えていたからかもしれない…彼女の訃報については…心から残念に思う。死んだ恋人と再会できていることを願うばかりだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
「公子」について… | 正直、彼は執行官に向いていないと思う。いつも他人の意図を善意として解釈し、人に利用されることもしばしばだ…無論、天賦の才に恵まれているということは確かだし、今なお成長し続けてもいる。彼に対する評価を急ぐ必要はないだろう。 | 好感度Lv.4後に解放 |
アルレッキーノを知る・1 | 私について?無論構わない。互いを信頼し続けるための原則に基づいて、なるべく包み隠さず話そう。だが、覚悟はしておいたほうがいい。時に秘密は刃よりも鋭い武器となる…小さな好奇心が災いを招くこともあるのだから。 | 初期解放 |
アルレッキーノを知る・2 | 手に握った刃を突き刺した瞬間、命の重みはそれぞれ異なるということに気付く。数多の栄誉を手に入れているように見えて、実は取るに足らない空っぽの人形に過ぎず、死に際で必死に命乞いする者もいれば、平凡に見えて、意外にもその魂は重い者もいる。だが、死はどんな者をも平等に扱う。残酷に聞こえるか?私はただ事実を話しただけだ。 | 好感度Lv.3後に解放 |
アルレッキーノを知る・3 | スネージヴィッチ、スネージヴナ…暗闇の中でも澄んだ眼差しを投げかけてくる子供たちや、焔の傍で舞い踊る勇気を持った子供たち…あの子たちに、私はできる限り人生との向き合い方を教えていきたいと思っている。壁炉の家では、他人に媚びを売る必要はない。私たちはただ、蜘蛛のように狩りをすればいいのだ。 | 好感度Lv.4後に解放 |
アルレッキーノを知る・4 | 人は出自を選べない——何とも不公平な世の中だ。だが、かえって公平とも言える。運命に抗う権利はすべての者に与えられているからだ。子供たちを引き取ったのは、決して報われるためではない。家を離れたい者は、然るべき代償を払えば、新しい人生を追い求めることができる。 | 好感度Lv.5後に解放 |
アルレッキーノを知る・5 | 運命とは実に不思議だ。幼い頃から、特別な力を操ることができたものでね…「お母様」はそんな私を贔屓した。その力の本質を、当時は誰も——私自身すら知らなかった。血筋に引き継がれた呪いだと思っていたのだ。その力は私に力を与え、同時に苦痛をもたらした。執行官になり、「道化」から初めて真相を告げられた。「赤月」の血筋はまだ途絶えてはいなかった…壁炉の家は回り回って、結局「赤月」の末裔の手に戻ったのだ——そう言った彼は、驚きを隠さなかった。 果たして運命は私をどこへ導くのだろうか…その答えは、いつか運命が教えてくれるのだろう。だが私のほうも、それを切り裂く準備ならばできている。 | 好感度Lv.6後に解放 |
アルレッキーノの趣味… | 時間があるとき、独りで森に入って昆虫を観察することがある。昆虫たちのやり合いはなかなか興味深いものだ。捕食、競争、協力が絶えず繰り広げられる中で、一見強そうに見える個体が最後まで生き残るとは限らない。ちょっとした油断により命を落とすからだ。そんな場面に立ち会えたときは、死に際に藻掻く様子をじっくりと脳裏に刻んでおく。敗者たちの結末を胸に焼き付けてきたのと同じようにね。 | 初期解放 |
アルレッキーノの悩み… | 子供たちは、よく自分たちにしか分からない流行り言葉を使う。任務実行中の合言葉にも似ているが…そうやって、安心できる空間を作りたいのだろう。私もよく分かってはいるつもりだ。 | 初期解放 |
好きな食べ物… | 家では時々バーベキューパーティーを開くんだ。食材は子供たちに用意させているよ。皆そのような場を喜ぶし、私もなかなか好きだ。次にパーティーをやるときは誰が欠席しているか…誰にも分からないからね。 | 初期解放 |
嫌いな食べ物… | 味付けが複雑な食べ物は嗅覚と味覚を鈍くするから、あまり好きではないな。食材本来の味を活かすことも、食材を尊重することだと言えるだろう。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・1 | いい腕前だ。壁炉の家で料理の授業を開いてみる気はないか? | 初期解放 |
贈り物を受け取る・2 | 悪くない。子供たちは好きかもしれないね。 | 初期解放 |
贈り物を受け取る・3 | 気持ちはありがたいが、味に関してはまだまだ改善の余地がありそうだ。 | 初期解放 |
誕生日… | メモを見たが――今日は君の誕生日だね?誕生日は賑やかなほうがいいだろう。どんな人にも、忙しさから抜け出す理由は必要だ。自分の…或いは他人の祝い事というのは、理由の一つになるだろう?壁炉の家でちょっとしたパーティーを用意した。子供たちが待っているから、ぜひ来てくれたまえ。 | 初期解放(※) |
突破した感想・起 | 歩みを止めるな。力量に囚われる必要などない。 | 突破段階「1」で解放 |
突破した感想・承 | 憤怒は衝動を引き起こし、感傷は躊躇いを生む。常に心の調整を忘れないことだ。 | 突破段階「2」で解放 |
突破した感想・転 | 私を厳しすぎると評価する者たちがいるが、私は自身に対しても同じようにしているつもりだ。 | 突破段階「4」で解放 |
突破した感想・結 | 君と過ごしている間、色々と学びがあった。君にとってもそうであったならいいのだが。これからも、この友好関係を保っていこう…いつか、一緒に厄介な面倒事を処理することになるかもしれないからね。 | 突破段階「6」で解放 |
※プレイヤーが設定した誕生日を最初に迎えた日以降に表示されるようになり、既に所有しているキャラクターについてはその時点で解放され、新規キャラクターについては初期解放となる。
戦闘ボイス
アクション | 内容 | 備考 |
元素スキル | 貫こう。 | |
却下する。 | ||
顕現。 | ||
元素爆発 | 墜ちるがいい。 | |
此処より昇る。 | ||
月のように永遠なれ。 | ||
宝箱を開ける | 予想外の事というのは楽しいものだ。 | |
悪くない収穫だね。 | ||
この瞬間の喜びを覚えておこう。 | ||
HP低下 | 悪くない攻撃だった。 | |
さて、反撃の時間だ。 | ||
そろそろ始めようか—— | ||
仲間HP低下 | 下がれ。 | |
計画を変更する。 | ||
戦闘不能 | 暖炉の火が…消えた… | |
子供たちの歌声が…聞こえる… | ||
こんな運命、認めはしない。 | ||
重ダメージを受ける | 凡庸だね。 | |
続きといこう。 | ||
チーム加入 | 安心して任せたまえ。 | |
何か手を焼くことでもあったと見える。 | ||
有意義な協力関係を築こう。 |
その他ボイス
本項目はテキストに反映されていないゲーム内のボイスを聞き取り、文字に起こしたものです。公式テキストではないためご注意ください。
他キャラからの反応
放浪者 | (「召使」として)道徳家気取りの偽善者さ。彼女が「優雅」と「親切」を見せるのは、人をよりうまく「コントロール」するためだ。彼女の狂った一面を見た者は、もうほとんど…ふぅ~。 |
ナヴィア | (「召使」として)彼女は威厳ある優しいリーダーよ。「一家の主」って風格を感じるよね。でも、ファデュイの執行官まで上り詰めた人なわけだから、きっとそれなりに非情な一面もあると思う… だから安心して。ポワソン町を助けてくれたご恩は永遠に胸に刻んでおくけど、他の場面ではちゃんと用心しておくつもり。 |
フリーナ | (「召使」として)「召使」?だ、誰のことだい?も、もう忘れちゃったなぁ。そんな恐ろしいやつを頭の中に残したままにしてたら、悪夢を見ちゃうだろ? |
フレミネ | (「お父様」として)「お父様」はぼくたちが泣くのを嫌がる、涙は感性と軟弱さを混ぜ合わせた物だって。「お父様」に叱られるたび、ぼくはいつも水の中に入るまで泣くのをガマンした。幸い、ロマリタイムフラワーがいつもぼくに寄り添ってくれてたよ。 |
(「お父様」として)子供の頃、ぼくはこう教わった──家のためなら、命を捧げるべきだと。けど、「お父様」が権力を握ってからは、この「教え」に変化があった。ぼくたち一人ひとりがかけがえのない存在で、自分の命を大切にすべきだって。そして持てる限りの力を尽くして、この世界で自立できるようになれって、「お父様」は教えてくれた…正直に言うと、これって単純な命令に従うよりもずっと難しいんだけどね… | |
リネ | (「お父様」として)「お父様」は僕たちに家を与えてくれた。僕たちの成長を導き、みんなが努力すべき方向を教えてくれた。僕がすべきことは簡単さ。忠誠心を維持し、そして…僕たちの家を守ることだ。 |
(「お父様」として)子供だけで作られた王国…僕たちの王は「お父様」。僕は知っている──国王がいつか後継者を選ぶことも、その後継者が僕になることも…でも同時に、僕はそれに対して恐怖を抱くんだ…ふぅ…誰にも言わないでね、特に…妹とフレミネには。 | |
リネット | (「お父様」として)「お父様」の愛情表現は…必ずしも万人に受け入れられるものじゃない。けど、「お父様」がいるからこそ、家は…家と呼ぶことができる。 |
タルタリヤ | (「召使」として)打算的な人は別に嫌いじゃない。何しろ、俺がファデュイに入ったのだって、戦う機会が欲しいからだ。けど、俺はどうしてもこいつのことが気に入らない。裏切ることで利益を手にできるのなら、彼女は躊躇なく女皇様に刃を向けるだろう。彼女の目には、狂気しかないからね。 |
引用元ページ:各キャラの反応
考察
総評
回復阻害を代償に高火力を叩き込む、変則的な自己強化メインアタッカー
フォンテーヌで新たに追加されたギミックだが地味な存在だった「命の契約」をメインに扱ったキャラクター。
今までの命の契約関連のギミックは命の契約を「解除する」ことにメリットがあったのに対し、アルレッキーノは命の契約を「蓄積する」ことで恩恵を受けられるのが最大の特徴。
名目上は命の契約を使用するキャラクターではあるが、命の契約を解除するメリットがない・外部からの回復を受けられないなどの理由により命の契約本来のシステムが機能しているとは言えず、どちらかというと命の契約という名前のゲージに自身の性能を乗せているキャラクターと言える。
「命の契約」はキャラクターが受ける治癒効果を吸収し、キャラクターがHPを回復できなくなるようにします。
命の契約と同等の回復量を吸収した後、命の契約はクリアされます。
命の契約が再度付与されると、それをクリアするための回復量も上乗せされます。
自分からクリアする、または七天神像などを通じてクリアしないと命の契約は長時間持続します。
特徴
- 命の契約を消費することで強化されるアタッカー
アルレッキーノは命の契約が一定量付与されると自動的に自己強化状態に移行する。自己強化中は命の契約があればあるほどアップするダメージが大きくなる。基礎ダメージ加算の部類なので、会心ダメージとダメバフを盛ってあげれば見た目の数値以上にダメージが伸びる。
また胡桃や宵宮と言った時限アタッカーと異なり、命の契約を消費する事で高威力攻撃を行うため、どちらかと言うと一定回数の特殊攻撃をスタックする回数制限アタッカー。そのため交代などの自由が効きやすい。
- スタミナを消費して高速移動
挙動としてはヌヴィレットの重撃に近いが、スピードはこちらのほうが速い。水上も渡ることができ、ちょっとした斜面なら登ることができる。スピードはリネットのスキル移動よりわずかに速く夜蘭より遅い程度。
ただし高速移動中はスタミナを大幅に消費するため、移動解除後に続けてダッシュすることはできず探索目的では今一つ。水上を渡る場合は途中でスタミナが切れるとたとえフォンテーヌ国内の水面であっても溺れるので注意が必要(特に4.6の追加マップ1部は水に潜れず、召使の最適聖遺物があることもあり要注意)。
注意点
- 攻撃するほど火力が下がる
アルレッキーノの通常攻撃は命の契約が多いほど火力が上がるが、攻撃時に命の契約を消費してしまう。
必然的に火力が尻すぼみになってしまうため、いかに命の契約を絶やさないかが重要になる。
- 元素爆発以外で回復できない
戦闘中、アルレッキーノは元素爆発以外の方法で回復できない。大ダメージを受けた場合でも元素チャージが貯まっていなければ回復不可となる点に注意。
非戦闘時は回復できるが、フィールド探索時などでは戦闘状態解除後も使い切らなかった契約がそのまま残っているため、結局回復には頼りづらい。- 例外として七天神像による回復と復活系の回復は戦闘中でも可能。
- 例外として七天神像による回復と復活系の回復は戦闘中でも可能。
- 草地の燃焼ダメージ
主にフィールド探索に使用する際の注意点であるが、鎌を振り回す広範囲のスキル・炎元素通常攻撃・2凸時の追撃などにより、草地での戦闘時は周囲があっという間に火の海と化す。
上述のように回復手段に制限があるため、接近戦故にほぼ不可避の燃焼ダメージ対策には逐一シールドを貼るか、減った体力を七天神像や元素爆発でリセットする必要がある。
探索時は契約の維持・再付与・元素粒子には困りにくいため大きな影響ではないが、敵の攻撃に被弾していなくとも結構なHPが減ることになるため、戦闘終了時のHPには気を配っておこう。
- アルケーはない
フォンテーヌでの活躍が印象に残るが、スネージナヤ所属のキャラであるためアルケーは持たない。
同様に水面からの飛び出しジャンプも不可。
- マルチ適性は低い
回復を受けられない点もそうだが、マルチで他のキャラにシールドを提供してもらえる手段が少ない為単体で使いこなすにはかなりのテクニックが必要。
その上2凸未満であれば元素スキル「血償の勅令・結」に変化させる為に5秒待つ必要がある為立ち回りが制限されやすい。
運用
アルレッキーノはメインアタッカーとしての性能しか持っておらず、味方へのサポート能力は持ち合わせていない。
天賦
通常攻撃・斬首への招待状
元素量: 1U(赤死の宴状態時) 特性: 吸い寄せ(通常攻撃3段)*1
6段攻撃計7ヒットと攻撃回数は多め。下記の赤死の宴により、一撃ごとに天賦倍率が大幅加算されるため、このヒット数の多さが大いに役立つ。
大鎌で薙ぎ払うモーションであるため、鎌に変形する「赤月のシルエット」以外の武器の場合、穂先に光の刃状のものが現れる。
各攻撃毎に付近の敵に対し距離を詰めるので攻撃が当たらないことが少なく、特に1段目はステップ約1回分と一気に距離を詰めるので攻撃の始動が安定しやすい。
3段目は奥から手前へ攻撃判定が発生し引き寄せる形でノックバックする仕様となっており、ヒルチャール程度の相手であれば擬似的な吸い寄せを行うことができる。敵を吹き飛ばす過負荷編成などでも敵集団をまとめて攻撃し続けられるため便利。3段目で敵を倒すと時折すごい勢いで後方に吹き飛んでいく
また、攻撃判定の関係で、盾持ちのヒルチャール暴徒に対してこの3段目だけ盾をすり抜けて背後から攻撃した扱いとなりダメージが入る。逆に、背後から攻撃している場合三段目だけ盾の正面から攻撃した扱いとなり、盾に防がれてしまう可能性がある。
重撃
前方に突進後、鎌で薙ぎ払う挙動。通常攻撃1段目を経由せずに直接発動できるという珍しい特徴がある。
重撃には下記の赤死の宴による威力上乗せが乗らないため、通常攻撃に比べてそれほど火力は出ず、もっぱらスキルで敵に付与した「血償の勅令」を回収して命の契約を得るのに使う。
その「血償の勅令」の回収範囲はステップ7回程度の半径ととんでもない影響範囲を持つ*2。回収ができないことはまずないと言っていいだろう。
また、重撃を放った後もさらに攻撃ボタンを押し続けると、そのまま赤い翼を出して最大5秒継続するホバリング移動が可能。リネットのスキル移動よりわずかに速い速度で水面も渡ることができ、探索にも便利だが、1秒あたりに消費するスタミナは通常のダッシュの倍とかなり重め*3。水上でスタミナが切れて溺死しないように注意。
尚このホバリング移動はモナや神里綾華のようなダッシュの代替として発動するスキルに近い扱いのようで風共鳴や千織等の持つ疾走効果などの移動速度バフの恩恵は受けることはできるが、料理や一部キャラの天賦によるダッシュ時のスタミナ消費軽減は適用されない。あくまで、ダッシュに限定されるスタミナ消費軽減が適用されないのみで、風共鳴やバーバラの天賦によるスタミナ消費全般に対する軽減は適用される。
……ところがアルレッキーノは重撃を直接発動できるので、重撃のみを繰り返すことによって疑似的な高速移動ができ、上記の疾走効果がなければ長押しのホバリング移動よりも効率がいい。
同じく空中は無理だが川や海を渡ることもできる。絵面はシュールなものの、探索以外でも離れた場所に敵が沸いた際に距離を詰める手段としても使用できるため覚えておくと便利。
赤死の宴
命の契約が30%以上あると自動で発動する強化状態。命の契約の取得手段は主に下記元素スキルとなる。
赤死の宴が有効な間は通常攻撃・重撃・落下攻撃が炎元素攻撃に変化し、通常攻撃のみ命の契約を消費し更に強化される。
命の契約が30%以上ある限り強化状態が続くため控えに戻っても効果が継続しており、攻撃をし命の契約を減らさない限り持続時間はないものと思っていい。*4
この状態での通常攻撃の計算式は 攻撃力×[通常攻撃倍率 + (命の契約の割合 × 赤死の宴ダメージアップ率)] となる。
繰り出されるダメージは基本的に実数加算である赤死の宴ダメージアップ率が大部分を占める。通常攻撃倍率の2.3倍以上は珍しくなく、状況次第では5倍以上になることも。
命の契約の消費量は現時点の7.5%なので、現時点の命の契約の数値が高いほど消費量が多く、少ないほど消費量が少ない。例えば145%では10.875%消費し、35%では2.625%消費する。
万象、灰に帰す (元素スキル)
「貫こう。」
CT: 30秒
元素粒子生成: 5個 元素量: 1U 特性:
戦闘の起点となる天賦。
このスキルにより敵に血償の勅令を付与、重撃で回収することで命の契約をスタックし、赤死の宴状態に入るのが基本的な流れ。
挙動について
- 攻撃は「直線方向へ移動しつつ周囲の敵の真下に棘を発生させ攻撃→移動後に正面に広範囲の突進斬撃」の2段攻撃。
棘の発生はステップ3回分程度の半径を持ち範囲が広く、更に移動距離もステップ3回分程度と長いうえ、突進斬撃の攻撃範囲も正面円形範囲でかなり広め。
事前の移動距離も加味すると直線方向であればスキル使用地点からステップ6回分程度離れた敵であっても攻撃が命中するため、攻撃始動前にかなりの距離を詰められる。
そこまで離れた位置で使用すると自動ロックオンがかからず、攻撃方向を間違えるとおかしな方向へ突進してしまうので、遠距離から一気に距離を詰める際は攻撃対象を正面に捉えよう。- しかし上下の判定はそこまで広くなく、浮いているドレイクなどには付与できないことがある。スキルの不発は致命的なので敵との高低差には気を配ろう。
- 効果テキストには「攻撃が命中した敵には~」と書いてあるものの、実際にはスキルの攻撃が命中する直前に「血償の勅令」の付与が行われる。
これは棘と突進斬撃両方の共通仕様。棘は地面が赤く光った瞬間、突進斬撃は槍(鎌)を振りかぶる瞬間に攻撃が命中する予定の対象に対し先んじて付与される。
即ち敵が瀕死or弱いような状況によってはスキルダメージによって勅令が付与された瞬間敵が倒れ固有天賦が発動し、スキル直後でも大量の「命の契約」を獲得することも可能。
- 血償の勅令
- 血償の勅令による命の契約獲得は以下の3種類。
- 付与後5秒以内に回収すると、1つにつき65%の契約獲得
- 勅令付与から5秒経過すると「血償の勅令・結」に変化し、これを回収すると1つにつき130%の契約獲得
- 付与した敵が倒されると、秒数に関わらず1つにつき130%の契約獲得
- 1回の元素スキルで付与した血償の勅令で獲得できる命の契約の上限は145%。そのため5秒後回収or敵撃破で命の契約を多く獲得することを意識したい。
前者の場合はアルレッキーノをローテーションの最初に持ってきて、スキル発動後にバフなどを他メンバーで行うと達成しやすい。
後者は控えでも発動するため、他メンバーのバフデバフをしている間に敵を倒した場合等にも条件を満たすことができる。
状況によっては勅令を付与した雑魚をサブアタッカー等が倒すことで契約を素早く獲得できる。命の契約が30%以上残っていればあえて回収をせず自身で敵を倒し契約を補充することも可能。なお「赤月のシルエット」による25%の契約獲得は勅令による獲得上限の対象外。そのためこの武器を装備中は一度に最大170%の契約を獲得することができる。ただし命の契約の合計獲得上限は200%であり、これを超えることはできない。
昇りゆく凶月 (元素爆発)
「月のように永遠なれ。」
エネルギー: 60 | CT: 15秒
元素量: 1U 特性:
戦闘時唯一の回復手段。敵にダメージを与え、アルレッキーノの付与されている命の契約の量と攻撃力に応じて自分のHPを回復し、スキルのCTをリセットする。
敵に血償の勅令が付与されている場合は「勅令を回収→回復」の流れになる。
契約ゲージは実際量の半分の表示(契約200%でHP100%を覆う)であるため、視覚的には契約ゲージ分そのままHPになる(+攻撃力分の回復)と考えて良い。
60族の元素爆発にしては倍率がかなり低い。天賦lv13にしても2凸の追撃倍率に負ける始末
HP回復ができること、及び勅令・契約・スキルCTをまっさらの仕切り直しの状態にできることから、火力よりも耐久補助に主眼が置かれた性能といえる。
加えて元素爆発を使用しない方が通常攻撃の火力が伸びる状況が多い*5ことから、火力を突き詰めるなら緊急時以外の使用は推奨しない。
例外としてアルレッキーノを完凸すると元素爆発の火力が爆増するため、その場合は積極的に撃った方が良い。
火力を気にしないのであれば「スキル→爆発→スキル」と繋げることで粒子を大量に稼ぐことができるので、元素爆発が重いキャラクターのチャージを大幅に緩和することができる。
償えるものは苦痛のみ (パッシブ1)
「血償の勅令」の追加効果に関する天賦。
詳細は上記の元素スキル欄を参照。
護れるものは力のみ (パッシブ2)
アルレッキーノの攻撃力を基に各種耐性がアップする天賦。最大20%まで。
回復に強い制限のあるアルレッキーノにとってダメージを抑えられる嬉しい効果。ただしこれ一つで安心できる効果量ではないことには注意。
下記の回復不可の固有天賦があっても自身のHPや防御力が他キャラと比べても高いわけでもないので、追加でダメージ軽減やシールド、2凸効果などがあればより盤石となる。
最大の20%には攻撃力3000が必要であり単独で到達するのは困難。一方基本的には10~13%程度は保証されており、被ダメ軽減量を考えると意識して無理に攻撃力を上げる必要はない。
ただし他メンバーや元素共鳴での攻撃力バフ分もしっかり反映されるので、編成次第では意識せずとも最大の20%に到達しているだろう。
悟れるものは凶月のみ (パッシブ3)
戦闘状態に入ると有効になる天賦。炎元素ダメージが40%アップされ、元素爆発以外での回復が無効になる。
ほぼ無条件で炎バフ杯に近いダメバフを得られ強力。効果発動中(戦闘状態中)はアルレッキーノが出場していると背景が少し暗めになり、解除されると元の明るさに戻る。
回復の制限はデメリットではあるが、命の契約を維持する為のものでもある。ベネットやシュヴルーズなどの回復により契約が解除されることがなくなる。
緊急時にヒーラーや料理に頼れなくなるため、他のキャラクターとは異なる取り回しが必要となる。
また、回復できずともシュヴルーズ完凸効果や海染硨磲ないし在りし日の歌の発動および回復量の記録は有効である。
戦闘状態でも戦闘不能になった場合には料理やバーバラ完凸効果等での復活は可能。
非戦闘状態であれば発動しないため、その間は自由に回復できる。
なお戦闘中に食事での回復(戦闘不能を除く)を試みた場合、アイテムが無駄に消費されてしまうため注意が必要。
戦闘中でも七天神像に寄ると契約はクリアされてHPも全快する。
戦闘レベルアップや突破をした場合契約は維持されたまま全快する。
命ノ星座
無凸でも高い火力を誇るアタッカーだが星座による伸び代も大きく、特に火力が大幅に増加する1凸と完凸が非常に強力。
2凸の火力上昇量自体は控えめだが使用感や瞬間火力が向上するため、1凸/完凸とは違う方面で優秀。
完凸は通常攻撃の火力増加のみならず保険程度で留まっていた元素爆発が非常に強力な攻撃技へと変貌し、全ての攻撃をフル活用できるようになる。
なお、フリーナのように星座名が全て台詞調になっている。
- 第1重・「あらゆる怨みと借りは私が清算しよう…」
強化状態中に追加されている赤死の宴のダメージアップ効果量が無条件で100%加算される。
火力上昇量は天賦Lv、及び現在の「命の契約」の値によって変動するものの概ね1.3倍の火力上昇が見込め、完凸に次ぐ強力な効果。
なお、通常攻撃天賦Lv8の場合で205.8%+100.0%=305.8%になる効果であり、100%分の数値(205.8%)が加算されるわけではないので注意。
また、攻撃中に限り完全中断耐性を得るためシールドに頼らずとも怯まず攻撃をし続けられるようになる。
ただし近距離アタッカーのアルレッキーノは被弾機会が多いため短時間で強力な攻撃を受け続けるのは危険であり、固有天賦によって耐久力が上がっていても過信は禁物。
中断耐性を得たとしても回復手段は限られているため、敵の攻撃が苛烈な場では1凸以上であってもシールドとの併用が望ましい。
- 第2重・「あらゆる褒賞と罰はこの手によるもの…」
変化まで5秒要する「血償の勅令・結」を直接付与可能になり、回収時に範囲攻撃の発生に加え全元素耐性および物理耐性がアップする。回収時の効果は10秒毎に発動可能。
スキル使用直後であっても高倍率の「命の契約」を獲得でき運用がより楽になる。ローテーションや敵の数次第では恩恵がないものの、マルチや単騎運用では恩恵が大きい。
範囲攻撃は攻撃力900%と高倍率かつ広範囲。純粋な火力UPだけでなく瞬間火力も増加する。特殊な攻撃エフェクトなので見た目もより派手に。
元素耐性は固有天賦と合わせ最大40%の耐性を獲得でき、非常に打たれ強いアタッカーに。1凸の中断耐性と合わせ強引に攻められる場が増える。
そのためシールドではなくダメージ軽減で済ませるといったことも選択肢に入り、編成の柔軟性が向上する。
なお効果の発動には「血償の勅令・結」を自身で回収する必要があるので、先にスキルを使用した後にサブアタッカー等で付与した敵を全員倒してしまうと使用ができなくなる。
- 第3重・「君は私たちの新しい家族になるんだ…」
フォンテーヌキャラではお馴染みの通常攻撃天賦Lv+3。
アルレッキーノのダメージソースの大半を占める通常攻撃を強化でき、赤死の宴によるダメージアップ率も増加するため恩恵は大きい。
ただし一般的には火力上昇率1.18倍が見込める天賦Lv+3だが、1凸によって実質的に固定値での強化がされている都合上火力上昇率は1.16倍と若干伸びが悪い。
- 第4重・「これからは互いを慈しみ手を取り合うとしよう…」
「血償の勅令」を回収した時、元素爆発のCTが減少し、元素エネルギーが回復する。実質的に45族になり、回転が良くなる。
- 第6重・「この先、我々は――新しき生に興じる」
元素爆発の威力がアップする。攻撃力依存の基礎ダメージ加算であるため、実質的に天賦倍率が現在の命の契約×700%アップする効果とみなせる。
5凸効果で爆発の天賦レベルが上がっていることを踏まえてもこれだけで2倍~2.5倍程の火力となる*6。蒸発や溶解と相性のいい単発攻撃のため併用すれば凄まじいダメージに。
これによって使用価値が薄かった元素爆発の価値が上がり、4凸効果、下記の会心バフと合わせて気軽に撃っても大きく火力に貢献してくれる。また、スキル発動後の20秒間、通常攻撃と元素爆発の会心率が+10%、会心ダメージが+70%される。アルレッキーノは会心系を稼ぐのが苦手なため相対的に恩恵が大きい。
通常攻撃は1凸を超える1.35~1.4倍程度、元素爆発は前述の威力アップを加味すると2.7倍~3.4倍程度まで火力上昇が見込める。
一方効果の発動はスキル使用後からなので、「スキル使用(炎付着)→味方のバフデバフ等→勅令回収後に攻撃開始」といったローテーションで使用すると実際に使える効果時間は編成によって短めになってしまう。
とはいえCT30秒のスキルに対し効果時間が20秒のため、攻撃毎のCT減少、元素爆発によるCTリセットを活用すれば多くの状況では常に恩恵を得られる。
会心バフの発動中はアルレッキーノの背中から赤白いエフェクトが発生する。
ビルド
武器
アルレッキーノは長柄武器のキャラだが、攻撃中武器の形状が変化する特殊な性能を持つ。
モチーフ武器となる赤月のシルエットは形状自体が鎌に変化し、それ以外の武器の場合は半透明の黄色い鎌のエフェクトが付く。
性能としては標準的な攻撃力参照アタッカーのため、武器の選び方は一般的なアタッカーと同様。会心系武器を筆頭に選択肢は多い。
固有ステータスが会心ダメージであり、ファントム4セットの適性もないのでサブOPに会心率を持つ武器の方が優先度は高め。
一方ダメージバフは聖遺物も含めを大きく確保しやすいため、比較的攻撃力の価値が大きい。ただし最優先は会心系である。
- 赤月のシルエット(★5/限定祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心率22.1% / 効果:重撃命中時にHP上限25%の命の契約を獲得し、命の契約がある時与えるダメージアップ、命の契約がHP上限30%以上の時さらに与えるダメージアップ]
安定して命の契約を最大HP25%分上乗せした上で、ダメージバフ+36%(精錬ランク1)を得ることができる。
強化状態に入った時点でダメージバフが最大になるため、通常の行動をしていればフルスペックを発揮できる。
スキルでの上限以上の命の契約を付与できることにより「赤死の宴」によるダメージを上げつつ、強化状態中に可能な攻撃回数も増加させられる。
アルレッキーノが装備した場合に限り武器自体が大鎌に変わるという特殊な仕様になっている。
- 和璞鳶(★5/祈願) [基礎攻撃力:674 サブOP:会心率22.1% / 効果:敵に命中した時7重まで攻撃力アップ、7重の時与えるダメージアップ]
赤月のシルエットと同じ基本ステータスを持つ恒常★5武器。
フィールド上で通常攻撃を繰り返すアルレッキーノにとって武器効果発動及び維持は容易であり、重撃→通常攻撃1セットで最大の7重に到達する*7。
一方攻撃命中の度に命の契約の値が減る都合上、一番火力の高い区間に7重のダメージバフが掛からない点は注意*8。
ただしそれを考慮しても武器効果が強力であり、赤月のシルエット無凸と比較した際の総火力は命の契約の量を考慮しても概ね無凸では9割ほど、完凸ではほぼ同等となる。
- 護摩の杖(★5/祈願(期間限定) [基礎攻撃力:608 サブOP:会心ダメージ66.2% / 効果:HP上限アップ、キャラクターのHP上限をもとに攻撃力がアップし、HPが50%未満の時さらに攻撃力アップ]
他キャラクターからの回復を受けないという性質上、50%未満のHPを維持するのは比較的容易。
フリーナと組む事で敵からのダメージを受けずに50%未満を作り出せる。
- 破天の槍(★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:608 サブOP:攻撃力49.6% / 効果:シールド強化、攻撃命中時攻撃力アップ(5重まで)、シールド状態の時攻撃力アップ効果2倍]
回復手段に乏しい故にシールドを付けて戦うことが多く、攻撃バフに乏しいアルレッキーノにとっては噛み合っている。
鎌のエフェクトと武器の色が一致しており、見た目的な相性も悪くない。会心は一切稼げないので聖遺物の厳選難易度は上がる。
- 息災(★5/祈願(期間限定)) [基礎攻撃力:741 サブOP:攻撃力16.5% / 効果:全元素ダメージアップ、元素スキル発動後徐々に攻撃力アップ(6層まで)、装備キャラクターが待機中攻撃力アップ効果2倍]
全武器中最高の基礎攻撃力に加えてサブOP、武器効果も攻撃力に特化した武器。
攻撃力が元素耐性になるアルレッキーノに対して高い攻撃力は有難いものの、破天の槍同様会心を聖遺物だけで補う必要がある。
- 死闘の槍(★4/紀行) [基礎攻撃力:454 サブOP:会心率36.8% / 効果:近くに敵が2人以上いる時攻撃力と防御力アップ、2人未満の時攻撃力アップ]
低い基礎攻撃力の代わりに高い会心率オプションが付いた紀行武器。
武器効果も汎用性が高く、攻撃力が重要なアルレッキーノには好相性。
星4以下の武器で比較すると、蒸発前提の火力では下記のフィヨルドの歌の方がやや高いが、こちらはモノパイロや過負荷といった蒸発以外の編成でも安定して火力を出せる汎用性が大きなメリットになる。
見た目も赤系なのでモチーフほどではないが違和感なく似合う
- 白纓槍(★3/宝箱) [基礎攻撃力:401 サブOP:会心率23.4% / 効果:通常攻撃のダメージアップ]
入手が容易な★3武器。
精錬5であれば通常攻撃48%という破格のダメージバフを得られるため、編成次第では天空の脊など一部の星5武器をも超える火力を叩き出す。
ただし基礎攻撃力が非常に低いため、ベネットなどの攻撃力バッファーとの併用を強く推奨。
【蒸発前提】
- 赤砂の杖 (★5/祈願(期間限定) [基礎攻撃力:542 サブOP:会心率44.1% / 効果:元素熟知をもとに攻撃力がアップ、元素スキル命中時元素熟知をもとに攻撃力がアップ(3層まで)]
蒸発する時に運用するときに最適な武器の1つ。ステータスを元素熟知に振っても攻撃力が不足しにくく、会心率も確保しやすいため蒸発する時のダメージは頭1つ抜ける。しかし水元素を安定して付けるのが難しく、モチーフ武器を付けた時とDPSが変わらないことがある。サポーターなどでカバーしてあげよう。 - フィヨルドの歌(★4/紀行) [基礎攻撃力:510 サブOP:会心率27.6% / 効果:チーム内に異なる元素タイプのキャラクターが3名以上いる時、元素熟知アップ]
この武器も赤砂の杖と同じくステータスは優秀だが、アルレッキーノの蒸発の頻度は少なく、武器効果が無駄になることがある。 - 風信の矛 (★4/イベント) [基礎攻撃力:510 サブOP:攻撃力41.3% / 効果:元素反応を起こした後攻撃力と元素熟知アップ]
イベントで配布された武器。元素熟知バフを除いても攻撃力+65%が稼げ、星4槍はアタッカー向けの武器が少ないため蒸発しない時でも安定して高い火力を出すことができる。 - 匣中滅龍(★4/祈願) [基礎攻撃力:454 サブOP:元素熟知221 / 効果:水元素または炎元素の影響を受けた敵へ与えるダメージアップ]
蒸発した時のダメージは武器効果やサブステータスの元素熟知のおかげでなかなか良いダメージが出るが、それ以外のステータスを持ち合わせておらずアタッカー槍を持たせた方が総合火力は高い。あくまで繋ぎとして。
聖遺物
固有天賦(40%)と「諧律奇想の断章」4セット効果(54%)でダメージバフを94%も稼ぐことができる。さらに武器「赤月のシルエット」(36%)があれば計130%と豊富なダメージバフを持つため、攻撃力杯も視野に入る。
時計と杯の両方を攻撃力にすれば自力で攻撃力3000が視野に入り、編成に関わらず固有天賦での元素耐性を最大値にすることが可能。
メインアタッカー型
攻撃力参照のオーソドックスなアタッカーであるため、基本的には攻撃力/ダメバフ/会心系が良い。蒸発等を使用するならば元素熟知も候補。
ただ上記の条件のようにダメージバフが多く攻撃力バフが少ない状況下ではサブOP次第で攻撃力杯も選択肢になる。自分の持っている聖遺物や使用環境と相談しよう。
自身の元素爆発以外で一切回復ができないため、被弾の多い場では元素チャージ効率が生存率に直結する。優先度は低いが可能な範囲で元素チャージ効率もある程度は確保しておきたい。
ただし元素爆発はHP低下時に撃つ運用で頻繁に繰り出すものでもないため、砂をチャージにするのは基本的には非推奨。
生の花 | 死の羽 | 時の砂 | 空の杯 | 理の冠 | |
---|---|---|---|---|---|
メイン効果 | HP(固定値) | 攻撃力(固定値) | 攻撃力% 元素熟知*9 | 炎元素ダメージ 攻撃力% | 会心系 |
サブ効果 | 会心系>攻撃力>元素チャージ効率≧元素熟知=その他 |
- 諧律奇想の断章4 (攻撃力+18% / 命の契約の数値が増減する時、キャラクターの与えるダメージ+18%、継続時間6秒、最大3層まで重ね掛け可能)
同時実装された聖遺物。2セット効果で攻撃力18%、4セット効果で最大54%ものダメージバフを獲得できる。
4セット効果の命の契約の数値を増減させるという条件をアルレッキーノは通常攻撃及び勅令の回収を行うだけで満たすことが可能。
仮に勅令を付与した敵が3体いれば通常攻撃を行わずとも重撃で勅令の回収を行った時点でダメージバフが最大に達する。
ただし、勅令が「結」に変化している際は上限の影響で2層止まりとなる*10ほか、命の契約自体の上限の200%に到達時も増加判定が停止する。
主力の通常攻撃はもちろん高倍率の元素爆発、2凸効果も強化できるため、アルレッキーノを使い込むならぜひ確保したい。
厳選が進んだものを持っている場合は下記の剣闘士4も強力だが、全攻撃を強化できる点でこちらが最適聖遺物であることには変わりない。
アルレッキーノには非常に噛み合った聖遺物だが、Ver.4.6現在では4セット効果を最大限に発揮できるキャラはアルレッキーノだけな上に同時に掘れる遂げられなかった想いセットも需要が低く、秘境での厳選効率は良くない。
- 剣闘士のフィナーレ4 (攻撃力+18% /該当聖遺物セットを装備したキャラが片手剣、両手剣、長柄武器キャラの場合、通常攻撃ダメージ+35% )
4セット効果が通常攻撃を主力とするアルレッキーノに嚙み合っている。4セット効果が無条件なので高火力の初撃から高いダメージバフを乗せられる。
剣闘士はボスドロップによる入手機会があるほか聖遺物廻聖も可能なので揃えやすく、繋ぎとして使いやすいのもメリット。
効果量は断章4の下位互換ではあるが、メイン火力である通常攻撃だけを見るのであれば断章4との差はダメージバフ19%のみであり、概ね会心スコア+20~25程度で同等の火力になる。
そのため手持ちの剣闘士4が高スコアならばこちらの方が強くなることも。スコア次第では断章4への乗り換えが困難なので厳選の際には手持ちと相談。
「断章4を揃えるのは面倒だけどとりあえずアルレッキーノを使ってみたい」という人にもオススメ。
他キャラクターとの相性
前提としてアルレッキーノは固有天賦により爆発の自己回復以外を受け付けないため、ヒーラーと組む際には注意が必要。
耐久面をケアするならばあらかじめHPを減らされないようシールドを張るか、ダメージ軽減と組み合わせると良い。
各元素一覧
▌炎元素
- ベネット
バッファー
言わずと知れた最強の攻撃力バッファー。いかなる状況でも攻撃力バフを適用するため1凸は必須。
アルレッキーノは攻撃参照のアタッカーであり、炎共鳴が発動することもあって相性は抜群。
欠点はフィールド型バフのため戦闘範囲に制限ができる事。動き回る敵は苦手。
なお、ヒーラーとしての働きは出来ないが、HPが70%以下なら回復判定は出るので海染装備といったトリッキーなことも可能。
- シュヴルーズ
バッファー/デバッファー
過負荷をトリガーにバフ・デバフを与えるサポーター。
アルレッキーノの通常攻撃は引き寄せができるので、過負荷により敵が吹っ飛ぶデメリットを軽減することができる。
ベネットと異なりバフに範囲が無く移動に制限が無いのも長所。
ベネット同様ヒーラーとしての働きは出来ないが、完凸の「治療効果を受けた後」条件の元素バフはアルレッキーノにもちゃんと適用される。
- トーマ
シールダー
炎元素の数少ないシールダー。アルレッキーノは通常攻撃主体のアタッカーである為、トーマのシールドを重ね掛けしやすい点で噛み合っている。
元素エネルギーが重い点も元素爆発を積極的に使用しないアルレッキーノから粒子を受け取りやすい点でカバー可能。
- 煙緋
シールダー(要4凸)
4凸で元素爆発発動時にシールドを生成出来る。
ベネットあるいはシュヴルーズを採用する炎3編成なら粒子生成面で不安が無いため、龍殺しの英傑譚を選択し易い。
- ディシア
タンク
完全中断耐性付与とダメージカットができる、アルレッキーノ無凸で中断耐性が欲しい場合の耐久枠。
ただし完全中断耐性付与時間は9秒と短く、アルレッキーノの出場時間全てをサポートできないのが難点。
▌水元素
- 夜蘭
水付着サポート・サブアタッカー・バッファー
徐々に上がるダメージバフを付与出来る通常攻撃連動のサブアタッカー。
アルレッキーノの炎元素付着はそこまで強くないため、無凸でも概ね水元素下地を維持できるが、2凸であればより安定する。
また弓キャラであるため、強力なPTバフ能力を持つ武器である「終焉を嘆く詩」も装備可能。
熟知と攻撃バフを配れるため、アルレッキーノの蒸発火力を大きく伸ばすことができる。
- 行秋
水付着サポート・サブアタッカー・耐久バッファー
中断耐性と被ダメージ軽減を付与出来る通常攻撃連動のサブアタッカー。
追撃とは別に雨すだれの剣の接触部分にも元素付着判定があるため、近接キャラのアルレッキーノは付着回数を増やしやすく、水下地が安定する。
被ダメージ軽減があるため、被弾によるダメージ軽減をしたりシールドを割れにくくすることもできる。
中断耐性の強度もかなり高く、安定した殴りに貢献してくれる。
- キャンディス
水付着サポート・サブアタッカー・バッファー
完凸すると、元素爆発使用後に通常攻撃でダメージを出したとき、自身を中心に範囲水攻撃を行うキャラクター。
元素爆発には通常攻撃ダメージバフもあり、アルレッキーノとは相性が良い。
▌氷元素
- レイラ / ディオナ
シールダー
シールド枠で採用できる。
レイラは千岩牢固4セットと蒼古なる自由への誓いや聖顕の鍵、ディオナは終焉を嘆く詩でサポートも出来る。
レイラは4凸で通常攻撃&重撃バフ、ディオナは完凸で元素熟知バフが追加される。
- 甘雨 / ガイア / ロサリア
氷付着サポート・サブアタッカー
アルレッキーノを溶解編成で使う場合の候補。スナップショット対応の元素爆発によって安定した氷付着が出来る。
甘雨は広範囲かつ終焉適性あり、ガイアはフィールド上キャラクターに追従可能、ロサリアは2秒毎の付着判定ながら元素付着クールダウンが0という特徴がある。
また、甘雨は4凸で元素爆発のエリア内にいる敵の与ダメージ増加、ガイアは元素スキルのヒット時に2Uの元素量で氷付着、ロサリアは固有天賦で会心率バフが可能である。
▌雷元素
シュヴルーズによる過負荷でとりあえず雷キャラ1人採用する場合はいずれかを選択しよう。
- 八重神子
サブアタッカー
設置型の元素スキルを持つサブアタッカー。
設置中の隙をカバーをするため、炎3雷1構成ならトーマやディシア、炎2雷2構成なら北斗と組むことを推奨する。
「スキル設置さえ済ませれば仕事完了」「設置の更新が容易」「裏からスキルで殴るだけなら元素チャージ不要」
「ある程度ランダムに攻撃が飛ぶため範囲にも単体にも対応可能」「熟知を盛ると火力が上がるため反応の威力も上がる」
と雷サブアタッカーとしては最高位の性能。
シュヴ過負荷に入れるなら理想的。
- 北斗
サブアタッカー・耐久バッファー・シールダー(要1凸)
中断耐性と被ダメージ軽減を付与出来る通常攻撃&重撃連動のサブアタッカー。
1凸でシールドが追加されて耐久性がやや向上し、2凸すると対複数戦火力が強化される。
元素爆発は重いので、何らかの粒子補助がほぼ必須になる。
▌風元素
- 楓原万葉
デバッファー・バッファー・集敵
拡散を行うことで固有天賦によるダメージバフと翠緑4によるデバフをかけることができる。
また、集団戦における集敵要員としても優秀。
アルレッキーノは控えに戻っても強化状態が解除されないため、こまめに集敵と翠緑の延長がしやすい。
- リネット
デバッファー・バッファー・デコイ
固有天賦による攻撃バフ、翠緑4によるデバフをかけることができる。
さらにデコイによって敵を引きつけることで疑似的な集敵が可能。
星4故に役割として万葉には敵わないが、噛み合う点が多く何よりもアルレッキーノと関わりの深いキャラを採用できる点は大きいだろう。
- スクロース
デバッファー・バッファー・集敵
ハイパーキャリー編成における万葉の代替候補。
元素熟知バフこそ機能しないものの集敵と翠緑4による耐性デバフは可能で、龍殺しの英傑譚で攻撃力バフも出来る。
完凸している場合は、元素爆発の元素変化でダメバフも得られる。
▌岩元素
- 鍾離
シールダー・デバッファー
耐久力、継続時間、全耐性デバフを兼ね備える最強のシールダー。悠久4で元素バフも可能になる。
アルレッキーノは固有天賦による耐性上昇があるものの、1凸以下の場合は被ダメが気にならないほどの水準ではなく、鍾離の高耐久シールドがあると安定する。
- 雲菫
バッファー
元素爆発による通常攻撃への実数ダメージ加算バフでサポート出来る……が、そもそもアルレッキーノは「赤死の宴」による実数ダメージ加算量があまりにも大きすぎるため、バフによる伸びは非常に悪い。
完凸で通常攻撃速度バフを獲得できるが、こちらはヒットストップの影響で恩恵が薄目。
炎共鳴を諦める形になるが、ハイパーキャリー編成でベネットの代わりに雲菫を採用する岩2構成とした場合は行動の自由度が改善される。
▌草元素
注意が必要なキャラクター
- フリーナ
水付着サポート・サブアタッカー・バッファー
前提として、手放しに相性が良いとは言えない。
フリーナはスキルによりPTメンバーを自傷してしまうが、アルレッキーノは元素爆発でしか回復できず、HPが減ったままになってしまう。
しかしこれを逆手に取り、護摩の杖の武器効果を発動させるという組み合わせがある。
また、アルレッキーノは自分で獲得できるダメージバフが多めであり、フリーナとテンション獲得用のヒーラーの2枠使ってまでダメージバフをサポートする恩恵がやや薄い。
逆にフリーナの凸が進み、フリーナがテンション獲得を自己完結できるようになると編成の選択肢に入ってくる。
なおダメージバフがかなり多くなる点や編成にベネットを入れづらい点から、杯のメインOPは攻撃が優勢。特にフリーナの凸が進むと顕著になる。
- ヒーラー全般
天賦「悟れるものは凶月のみ (パッシブ3)」の説明にもある通り、戦闘中は自身の元素爆発でしか回復できない。
一方、ヒーラーを入れたからといって命の契約が減ったりすることは無い。
特にフリーナと組み合わせる場合には念頭に置いておきたい。
ヒーラーはアルレッキーノには必要ないが、他のパーティメンバーには必要となるので、安定したシールドがない場合にはヒーラーの採用が必要となる。
編成例
天賦による編成の縛りなどは無い。
ただし天賦の効果により自身の元素爆発以外で回復が出来ず被弾が痛いため、無凸では基本的にシールド要員が必須。
戦闘中の回復が爆発でしか行えない(食事すら不可能)仕様上チャージ加速要員も重視したい。
編成例
蒸発軸
ベネットによる攻撃バフ、シールド要員による被ダメ対策と中断耐性を確保しつつ、水元素を入れて蒸発による大ダメージを狙う編成。
夜蘭は元素チャージがかなり厳しいため、無凸では十分に聖遺物厳選をした上で西風猟弓や祭礼の弓を持たせる前提。それでも足りない場合はスキル回しを工夫してスキルを2回打つなどの工夫をしたい。出来れば1凸が欲しいところ。
【入れ替え候補】
水元素枠
行秋:夜蘭と同じく通常攻撃連動のサブアタッカー。ベネットを抜いて水2とする編成も強力。シールド要員と併用する場合、中断耐性はほぼ無意味だが被ダメカットは有用。
シールド枠
トーマ:通常攻撃メイン向けのシールド要員。炎3によりチャージが安定する。
煙緋(4凸):4凸以上が必須。
レイラ、ディオナ、綺良々:★4のシールド要員。
ハイパーキャリー(ベネット万葉)
過負荷軸
シュヴルーズによる攻撃バフと炎雷デバフを狙う編成。
ベネットを採用する必要がないのでエリアに囚われずに攻撃ができる点がウリ。
炎元素が多い編成になる為トーマの元素爆発が回しやすい点も強み。
八重神子は2凸であれば索敵範囲が広がり、大きく動き回ってもパフォーマンスが安定する。
【入れ替え候補】
雷元素枠
雷電将軍:火力は落ちるが継続時間が長く射程が無限なので雷元素の供給が楽。
シールド枠
煙緋(4凸):4凸以上が必須。炎元素3人編成であれば龍殺しの英傑譚を持たせ攻撃力バフ要員にも。
ディシア:シールドではないがダメージ肩代わりと中断耐性付与を持つ。千岩4セットとマカイラの水色で常時攻撃力バフも可能。
北斗:シールドは1凸以上で中断耐性付与が目当てになる。エネルギーが重いので元素チャージ効率に多く割り振るか、雷電将軍と併用したい。
Overvape
キャラ | アルレッキーノ | ベネット | 行秋 | 北斗 |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー | 攻撃力バフ 炎共鳴 炎粒子補助 | サブアタッカー 中断耐性アップ ダメージ軽減 | サブアタッカー 中断耐性アップ ダメージ軽減 |
凸目安 | 0+ | 1+ | 2+ | 2+ |
聖遺物 | 断章4 剣闘士4 | 旧貴族4 | 絶縁4 | 絶縁4 |
行秋と北斗で耐久面を補完しつつ、感電・過負荷・蒸発でダメージ増加も狙う編成。
アルレッキーノ以外は★4キャラクターで組めるが、行秋や北斗の元素爆発を回し難い点が短所と言える。
行秋も北斗も250%程度の元素チャージ効率は確保したいため、絶縁チャージ時計と西風シリーズのビルドが推奨される。
アルレッキーノが2凸している場合か耐久面を妥協する場合は、雷元素付着役を北斗からフィッシュルに変更する選択肢もある。
フィッシュルは完凸効果の追撃とスナップショットを活かす純粋なサブアタとして扱う以外に、終焉千岩サポとしての運用も可能。
【入れ替え候補】
ベネット枠
アンバー(完凸):ベネットの爆発エリアに囚われたくない場合の代替候補。完凸効果と終焉旧貴族を併用する攻撃力バッファーとして投入する。
スクロース:集敵役を採用したい場合の代替候補。固有天賦で元素熟知バフ、彷徨える星で攻撃力バフが出来る。
烈開花編成
烈開花
烈開花によって範囲火力の向上を図る編成。付着力の関係でナヒーダの枠は固定になる。
アルレッキーノの強化通常攻撃は範囲がかなり広いため草原核を拾いやすい。
また、異元素のサブアタッカーを2人採用した上で烈開花もあるため比較的バリア割りにも優れる。
ただしアルレッキーノの回復制限に加え烈開花の自傷ダメージや燃焼ダメージを受けやすいためシールダーはほぼ必須となる。
またアルレッキーノは熟知を盛る性能をしていないため、ナヒーダで熟知+250されることを考慮しても烈開花によるダメージには期待できないことに注意。
【入れ替え候補】
水元素枠
行秋:夜蘭より火力は落ちるが水付着に優れ、ダメージカットによる耐久面のケアが可能。
シールド枠
トーマ:通常攻撃メイン向けのシールド要員。上記の炎3編成よりチャージ要求は高め。
煙緋(4凸):4凸以上が必須。
レイラ、ディオナ、綺良々:★4のシールド要員。
ファントム4採用型
キャラ | アルレッキーノ | 白朮 | フリーナ | 行秋 |
---|---|---|---|---|
役割 | メインアタッカー 烈開花起爆 | 全体回復 草元素付着 バッファー | サブアタッカー 与ダメバフ | サブアタッカー ダメージ軽減 |
凸目安 | 1+ | 0+ | 0+ | 0+ |
聖遺物 | ファントム4 | HP・チャージ 教官4 | 劇団4 千岩4 | 絶縁4 |
1凸の中断耐性を有効活用しつつ、断章4に頼らない事をコンセプトにした烈開花編成。
アルレッキーノの武器候補としては モチーフ武器の赤月のシルエットを筆頭に、護摩・和璞鳶・赤砂や★4熟知槍も候補に挙がる。
敵からの被弾や、フリーナ元素スキル効果による自傷ダメージでアルレッキーノのファントム4セット効果を発動しつつ、
HP50%以降は 烈開花の自傷ダメージで無理矢理 ファントム4効果時間の継続を想定している。
行秋は一般的な祭礼+絶縁4ビルドで主に水共鳴・ダメージ軽減を担当。
白朮は龍殺しの英傑譚でアルレッキーノに対し攻撃力+48%バフ・草付着・全体回復でフリーナのテンション獲得を担当。
竜殺し採用型の白朮は 無凸の場合チャージ効率がやや厳しく、聖遺物にはHP・チャージの混合セットを推奨する。
チャージ効率が足りているようなら教官4も視野。
【入れ替え候補】
水元素枠
夜蘭:アルレッキーノ2凸以降かつ火力を追及する際の、行秋との入れ替え候補。
課金面のハードルの高さや耐久性の低さに目を瞑る必要があるが、
軽い探索をする際にも取り回しが良くなり、採用理由は多い。
草元素枠
ナヒーダ:金箔・試作を持たせれば理論上 同様の運用は可能。
しかし、竜殺しが採用できない上、金箔の回復量ではスキル回し中の被弾事故からの再起が困難な為、注意
その他
小ネタ
- タルタリヤ、放浪者(スカラマシュ)に続く3人目のプレイアブルのファデュイ執行官。
- 日本語表記で7文字になる初のキャラクター。同じく7文字まで設定できる旅人と放浪者を含め、日本語版では最も長い名前のキャラクターとなる(Ver.4.5現在)。
- ちなみに他原語ではいずれも珊瑚宮心海がトップ。(英:Sangonomiya Kokomiで17文字 中:珊瑚宮心海(繁・簡共通)で5文字 韓:산고노미야 코코미で8文字(Ver.4.5現在))
- 神の目はフォンテーヌではなくスネージナヤのもの。アルケーや水場を出る際のジャンプはない。
- プロフィールのボイスには他のファトゥス達と女皇に対してのボイスが存在するが、唯一「散兵」だけ存在しない。
しかも歴史改変が行われる間章3幕をクリアしていない状態でも存在していない。何故なのか…- ちなみに「淑女について」の解放条件に稲妻の魔神任務も含まれておらず、ミスかなんらかの理由で意図してこうしているのかもしれない…
- 通常攻撃・スキルの範囲が広めであり、草むらのフィールドで戦闘すると辺りが焼け野原になる。自傷が結構痛いので注意。
- 通常攻撃の2段目から槍が鎌状に変化する。装備している武器がモチーフ武器である『赤月のシルエット』の場合は全体が赤と黒の鎌になるが、モチーフ武器以外の場合は刃の部分が黄みがかった半透明になっている。
- 戦闘中に赤死の宴状態のアルレッキーノを出場させると、秘境と層岩巨淵地下鉱区を除きフィールドが少し(地下マップでも多少)暗くなるという、リサの元素スキルと似たような仕様がある。(アルレッキーノの場合は戦闘中に他のPTメンバーと切り替えると分かりやすい程度のもの)
情報提供用コメントフォーム
- 爆発の7は555.6% -- 2024-04-25 (木) 21:30:05
- 一応戦闘状態じゃないときは回復受けれます。 -- 2024-04-27 (土) 01:06:29
- 赤死の宴による強化状態中、非エンチャント時と比較して通常攻撃の範囲が拡大している可能性がある。自身の検証では6段目の範囲攻撃は円柱状で、半径が少なくとも0.5m向上している。他の段については要検証。 -- 2024-05-05 (日) 03:18:16
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