ソ連 RankI 軽戦闘機 I-16 type 5 Ishak
概要
ソ連のランクI戦闘機。非常に小柄な胴体が特徴のかわいらしい機体である。
本機の最大の特徴はその「運動性の高さ」にあり、日本機顔負けの旋回性能をもつ。
さらに機体が小柄であることも相まって、細かく動き続ければ被弾をしにくい。
機体情報(v1.43)
必要経費
必要研究値(RP) | 2,900 |
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機体購入費(SL) | 700 |
乗員訓練費(SL) | 200 |
エキスパート化(SL) | 1,000 |
エース化(GE) | 20 |
エース化無料(RP) | 96,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 190 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 1.3 / 1.3 / 1.3 |
RP倍率 | 1.0 |
SL倍率 | 0.1 / 0.4 / 1.4 |
最大修理費(SL) | 210⇒262 / 370⇒462 / 530⇒663 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 428⇒467 / 408⇒445 |
(高度2,700m時) | |
最高高度(m) | 9,100 |
旋回時間(秒) | 15.9⇒14.1 / 16.5⇒15.0 |
上昇速度(m/s) | 14.6⇒23.7 / 14.6⇒18.5 |
離陸滑走距離(m) | 210 |
エンジン型式 | Shvetsov M-25A |
最大出力(hp) | 598⇒715 / 591⇒650 |
離陸出力(hp) | 664⇒781 / 657⇒716 |
毎秒射撃量(kg/s) | 0.58 |
燃料量(分) | min14 / 20 / 30 / max49 |
限界速度(IAS) | *** km/h |
降着脚破損速度(IAS) | 260 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)700 km/h, (離陸)700 km/h,(着陸)700 km/h |
主翼耐久度 | -6G ~ 14G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
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機銃 | 7.62mm ShKAS | 2 | 1300 | 翼内 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
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7.62mm ShKAS | 既定 | T/Ball/Ball/AP-I/AI | - |
汎用 | T/AP-I/AI/API-T | 20 | |
曳光弾 | API-T | ||
ステルス | AP-I/AP-I/AP-I/AI | 40 |
追加武装
無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 胴体修理 | 200 | 60 |
ラジエーター | |||
7mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 330 | 100 |
機体 | |||
III | 主翼修理 | 250 | 80 |
エンジン | |||
新しい7mm弾薬ベルト | |||
IV | インジェクター交換 | 320 | 150 |
カバー交換 |
スキン
派生
次機体 | MiG-3-15 |
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過去の修正
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解説
特徴
武装は7.62mm機銃が2丁装備されており、初期機体のI-15 WRよりも少なくなっている。
BR1.7を越えたあたりから単葉機も多くなってくるため、火力不足を感じることもしばしば。また、これまでの機体では機首に武装が配置されていたのに対し、翼内配置となったため人によっては当てづらいと感じるかもしれない。
ちなみに、これ以降のI-16シリーズはすべて開放式操縦席である。また照準器がテレスコピックサイトなのもここまでで、以降はすべて光像式光学照準器になる。
立ち回り
【アーケードバトル】
要編集
【リアリスティックバトル】
要編集
【シミュレーターバトル】
見た目から想像できる通り、根本的に風見安定性が悪いので操縦が難しい。
特にヨー安定は劣悪で、AoAが大きい時に横滑り→片翼失速→不意自転のコンボが発生しやすく、低ランクながら初心者にはかなり不親切な機体といえる。
その分動きは機敏で、水平面での旋回性能は旋回率・旋回半径共に良い。
このランク帯にしてはそこそこの出力重量比があるので、複葉機には一撃離脱、単葉機には旋回戦と使い分け、臆さず攻めて主導権を取りにゆこう。(しかし、視界が悪く一番見たいところに枠があることや望遠式の照準機であることなど、あまり格闘戦向きのコクピットではないような……)
史実
I-16(愛称:モスカ)は世界最初の単葉引き込み脚を採用した、当代随一の近代的戦闘機である。
1933年、世界的に複葉機が主流であった時代にポリカルポフ技師が設計した機体は単葉(主翼が一枚)で引き込み脚を装備した、まさに新しい時代の航空機の姿であった。試作機TsKB-12は水平飛行で360キロという高速性を発揮して、すぐさま主力戦闘機としての採用が決まる。その後何度も改良を重ねて、速度・火力・爆装のいずれも優れた万能戦闘機として完成した。ただ、ずんぐりとした体形故に前方の視界が悪く、ヨー安定性も不足していたので、離着陸には高い錬度を必要とした。しかし、初めて手にする近代的単葉機の性能をパイロットたちは大いに喜び、劣悪な操縦性は「高性能の裏返し」だとして腕自慢の種ですらあったという。
最初の実戦デビューであるスペイン内戦(1936)ではファシスト側の複葉機を圧倒しただけでなく、未来の主力戦闘機になるBf109B型に対しても優位な戦闘を展開。ノモンハン事変(1939)で日本軍と対峙した際は新鋭機である九七戦に押されるも、スペイン帰りのベテランパイロットが戦術指導した後は、一撃離脱に徹して互角の戦いを繰り広げた。以後は独ソ戦の初期(1941年)まで第一線で活躍した。その後は最前線を退くも、地上攻撃機として長らく赤色空軍に在籍し続ける。生産機数は8,644機(9,450機とも)、約10年にも渡って運用された大ベストセラー機になった。
当時、ソビエト連邦がこのような新鋭機を世に送り出せたのは理由があった。ソ連共産党の一党支配のもと実行された2回にわたる五カ年計画の存在である。折りしも世界が大恐慌にあえぐ中、世界経済から孤立していた(自由市場を採用していない為)ソ連は他国に比べて被害を最小限度にとどめることができた。列強各国が不況で軍事予算を削減する一方で、ソ連は国家権力を集中して軍事力の向上を図ったのだ。結果、民兵軍であった労農赤軍は機械化され1930年代最高の軍事力を獲得した。大規模な空挺軍、対戦車戦闘を意識した戦車部隊、新造の海軍戦力、新ドクトリン『縦深戦術理論』。そして空軍の目玉は『航空巡洋艦』と称されたTB3、高速爆撃機SB2、そして近代戦闘機であるI-16だった。
ゲームではランクIからIIにかけて様々な型が実装された。新鋭であった時期から老兵になった頃までの、様々なライバル達と空戦が楽しめるだろう。
小ネタ
ちなみになぜこんなにもずんぐりとした形になったのかというと実はこのとき「機体は長さが短いほど速度が速く出せる」という理論があったためこの様な形になった。
I-16 Type4とType5は、風防全体が一体でできており、前に押してスライドする形式となっている。地上にある時であれば何も困るところはないだろうが、緊急時に機体から脱出する際、強い風圧を受ける風防を前に渾身の力で押し出し、その上で脱出しなければならないのだ。高度が低いだとか、機体がスピンしているだとか、ましてや機体が炎上してようものなら、パイロットの助かる確率は大きく低下してしまう。なので、I-16 type5に乗ったパイロットの多くは、風防を開けたまま飛ぶことにしたのである。さらに、1937年2月、スペインで戦っているパイロットから「I-16を開放型コクピットとした方がよい」という報告が空軍司令に上げられた。試しにコクピットを開放型としたI-16 type6が少数作られ、スペインで試験された。その結果が好評であったため、type5は途中から開放型に改められたのである。 これに続く生産型も開放型風防になった。
1940年代に登場したYak-1やLaGG-3などの新型機達の風防は、後ろに下げて開くタイプのものとなっている。
出典元:Красная Библиотека - ソ連戦闘機と風防のはなし
なんとこのI-16系統は手回しでランディングギアを格納したり展開したりしている。
そのため、ランディングギアの格納が遅いのは必然と言えよう
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外部リンク
コメント
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- 零戦21型で高度2000mくらいでこいつと戦ったんだが、零戦並の戦果威力持っててビックリした。別方向から敵機が飛んできたんで仕方なく回避運動とったらあっという間に燃やされる始末 -- 2016-03-18 (金) 21:45:53
- コイツは性能も火力も複葉機みたいなもんだから零戦だろうと旋回戦は禁物 -- 2016-03-18 (金) 21:59:50
- 戦果威力→旋回力な、すまん -- 2016-03-18 (金) 21:46:34
- 零戦おぢさんやめちくり~(0-27) -- 2016-03-19 (土) 18:44:11
- SBでコイツ使ってみw凄く面白いからww -- 2016-03-19 (土) 19:15:31
- SBで安定性能が改善した気がする。 -- 2016-04-28 (木) 23:31:33
- こいつ旋回言うほどいいか? -- 2016-04-29 (金) 19:59:09
- SBで使った感じ。失速しないように旋回しようとするとあんまり曲がらない。零戦や隼の方が失速しないから曲がれる。 -- 2016-04-29 (金) 20:04:33
- ロールも早いけど止まりが悪いから全体的に不安定。強い機体でない。 -- 2016-04-29 (金) 20:06:18
- SBで使った感じ。失速しないように旋回しようとするとあんまり曲がらない。零戦や隼の方が失速しないから曲がれる。 -- 2016-04-29 (金) 20:04:33
- いずれにせよ、He51より格上に感じる -- 2016-09-28 (水) 18:46:32
- heが勝ってるのは旋回性能と1発の口径くらいやろ・・・ -- 2016-09-28 (水) 22:38:38
- 曳光弾にしたら割と撃墜しやすい -- 2016-10-29 (土) 08:06:17
- この機体フラップ動かしてもどこも動いてないように見えるんですけど... -- 2016-12-23 (金) 15:22:07
- 翼の下側だけ展開してるとか? -- 2016-12-25 (日) 09:59:12
- この機体でおすすめの弾薬ベルトがございましたら教えていたけると助かります。 -- 2017-02-06 (月) 10:47:21
- できればステルス以外を教えていただけると幸いです。 -- 2017-02-06 (月) 10:48:07
- 曳光…かな?でもやっぱりステレスの方がいいんだよなぁ…。割と真っ直ぐ飛んで当てやすい方だから、慣れたらステレスにしてみることをオススメする。 -- 2017-02-06 (月) 12:10:28
- 正直、汎用ベルトの方が使い勝手はいいと思うよ。複葉機ならまだしも単葉機相手には着火等の攻撃力は期待できないから、パイロットを狙撃する感じで使えば意外と活躍できるよ。上記の説明には何故かAB・RB・SBでは全BRが1.7になっているけど実際の全BRは1.3だからマッチする相手のBRもそこまで高くないので安心してほしい。そしてまたまた何故か、汎用ベルトに曳光弾が混じっているけど、ゲーム内では曳光弾は無く徹甲焼夷弾/着発焼夷弾/徹甲焼夷曳光弾の3種類だから弾の弾道も見やすいし、しっかり弾を当てれば単葉機でもモジュールを破損させることはできるからお勧め。 -- 2017-05-28 (日) 11:17:56
- コックピットのギミックすき -- 2017-06-29 (木) 17:56:58