ARL-44

Last-modified: 2023-09-06 (水) 13:54:08

フランス RankIII 駆逐戦車 ARL-44

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履帯モデル更新前
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概要

1.75にて実装された駆逐戦車。
フランスにしては厚めの装甲と全周旋回砲塔を備えるというどちらかと言えば重戦車的な駆逐戦車。
主砲の90mm砲は口径が同じアメリカ駆逐戦車M36のAP弾より高い貫通力を誇る。(しかしあちらが開発弾で貫通力が250mmを超えるのに対してこちらはそもそも開発弾が無い)

車両情報(v2.21.1.11)

必要経費

必要研究値(RP)46,000
車両購入費(SL)170,000
乗員訓練費(SL)48,000
エキスパート化(SL)170,000
エース化(GE)630
エース化無料(RP)440,000
バックアップ(GE)70
護符(GE)1,400

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング5.3 / 5.3 / 5.3
RP倍率1.6
SL倍率1.1 / 1.3 / 1.5
最大修理費(SL)3,600⇒4,453 / 3,570⇒4,416 / 4,900⇒6,061

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)13.2⇒26.1 / 8.9⇒15.0
俯角/仰角(°)-10/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
13.0⇒10.0
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
120 / 50 / 35
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
110 / 30 / 30
重量(t)50.0
エンジン出力(hp)852⇒1145 / 531⇒600
2,500rpm
最高速度(km/h)41 / 38
実測前進~後退速度(km/h)40 ~ -5 / 37 ~ -4
最大登坂能力(°)***⇒*** / ***⇒***
視界(%)150
乗員数(人)5

武装

名称搭載弾薬数
主砲90mm SA45 cannon43
機銃7.5mm MAC 31 machine gun5000

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
90 mm
SA45
90 mm Obus de ruptureAPC10.6-1000215212201188175163
90 mm Obus de explosifHE11.394570013

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯2,7005,200
修理キット
砲塔駆動機構
IIサスペンション2,3004,400
ブレーキシステム
手動消火器
火砲調整
IIIフィルター3,4006,600
救急セット
昇降機構
IV変速機6,60013,000
エンジン

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両M10 GMC(FR)
派生車両
次車両M36B2(FR)
 
 

解説

特徴

重戦車ツリーにあるARL-44 (ACL-1)の量産型であり、威力のある90mm砲を搭載している。

 

【火力】

RankIVのAMX M4が装備する"90mm SA45 戦車砲"を搭載しており、開発弾は無いが同格相手には十分な貫徹力と威力を持つ。一方で格上、特にティーガーIIや重駆逐戦車相手には苦戦を強いられる。
また、スコープ倍率が低く、遠距離戦では苦労する場面もあるだろう。

 

【防御】

ARL-44(ACL-1)より車体装甲は倍増され、砲塔正面装甲も110mmに統一されたが、同格以上にはとりあえず抜かれると思っていい。車体正面は傾斜込みで170mm程あるが、如何せん柔らかめの砲塔がバスバス抜かれ、炸薬入りの砲弾に貫通されると砲塔後部の弾薬庫に直撃して死ぬ。特にネックなのが側面装甲の配置で、昼飯の角度を取ると抜かれたり、車体右側(はみ出ている部分)の弾薬庫に直撃して爆散する。昼飯の角度を取る場合は遮蔽物で側面を隠そう。

 

【機動性】

重戦車(駆逐戦車)としてはまずまずである。後退速度が5km/hしか出ないのが難点だが、それ以外は特にこれといった不満点はない。なお、車体は10km/h程出してから旋回するとグルグル回転できる。

 

史実

 「75mm砲を装備した30tクラスの先進的な戦車」というコンセプトの基、一応の完成をみたARL-44であったが、試作車の性能に軍部は満足しなかった。重戦車として開発されたARL-44であったが装甲は60mmしかなく、主砲の75mm砲も重戦車にしては些か威力が不足していると考えられ、「これなら供与されたM4シャーマンと同等かむしろシャーマンの方がマシ」とされてしまった。
 そこで、より重戦車らしい性能にする為、装甲は正面120mmにまで増加され、主砲は艦載砲を元にした新型90mm砲が開発されて新設計の砲塔に載せられた。こうして生まれたのが本車である。正式採用され量産されたのはこのタイプであり、ARL-44と言えばこのタイプの事を言う。
 しかし、この改良はARL-44の寿命を縮めることとなる。重装甲・重武装化による重量増大に本車の貧弱な足回りが悲鳴をあげたのである。ARL-44の足回りは第二次大戦の時点で旧式と化していたB1重戦車の設計の流用であり、既に改良前の時点から重量オーバーであったがこの改良がトドメとなった。
 結局、量産されたのは60両にとどまり、公的な場に現れたのは1951年の革命記念日パレードの一回のみである。
 車両自体の評価は散々であるが、ARL-44の開発で得た知識と経験はその後のフランスの戦車開発に活かされて行くことになり、開発意義はあったとされる。しかし、経験が活かされたはずのAMX-50は「重量増大による旧弊な足回りの不具合」という全く同じ問題を起こしている。オカシイネ

小ネタ

 史実の通り本車は重戦車であり性能も重戦車らしいものとなっているのだが…なぜか駆逐戦車になっている。オカシイネ
 実は1950年に再分類を受け駆逐戦車へと変更されている。恐らくGaijinもこれを基に駆逐戦車に分類したのであろう。

(参照:英語wiki


実は、本車の履帯は2Dモデルを積み重ねており、横からや操縦席視点で見るとよくわかる少しキモイ
…だったが、アップデートにより2Dモデルから脱却した。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算