4月6日。後輩たちとの活動が羽咋市滝港マリーナで始まる。
多くの先輩後輩が輝いてきたヨット部を、震災によって失うわけにはいかない。現役の夢、そしてヨット部を心から応援して下さる全ての方々のために、彼らと毎週寄り添うことに決めた。
意識したのは3点
①仲間を大切に。
1人1人を尊重し、個性を理解し、支え合いながら夢に向かって生活する。日々一緒にいる中で、様々な心の変化がある。それを感じながら、少しでも支えになれればと考えていた。悩みは人それぞれ。部員が1人も辞めることなく、予選に望めたことは幹部をはじめ多くの方々の素晴らしい成果だ。
②新入部員の獲得。
選手3年6名、2年2名。新たな仲間の獲得が急務であった。試乗会に足を運んでもらう策、滝港での実際のヨット体験とチームの雰囲気づくり。30名を超える部員が入部し、半年たった今も変わらず1年生が予選でチームを支えている。予選での陸上での景色。感慨深いものがあった。選手・マネージャーとして、新たな歴史をつくる彼らの成長を楽しみにしたい。
③ヨットの魅力。
皆それぞれ感じ方がある。現役達が望むものにどうしたら近づけるか、支援の方法を模索した。1番大切にしたのは、現役どうしの教え合う力。ヨットの技術を含め、今自分たちが考えたことをのびのび共有しながら実行していく。求められた時には確かなヒントを与えられるよう、スナイプ470を新たに研究することも、私自身とても楽しかった。試行錯誤しながら、走りやレースを研究するセーリングの面白さを私自身も感じることができました。
最後に、現役生へ。
スナイプチームへ。小田主将を中心に、これまでの挑戦の日々。大変成長した姿でレースできていたよ。プレーヤー6人の海上での笑顔、真剣な眼差しがカッコよかったよ!
470チームへ。難しいシリーズやったね。なかなかイメージしたレースに近づかないところがヨットの面白さでもある。滝でまたスピード研究やろか!
マネージャーへ。あなた達の支えなくしてプレーヤーは活動できません。いつもいつも貴方たちの心意気に感心してます。おにぎりを感謝して私も食べてます。皆で江ノ島へ行こう!