名無しのおんこれ部員@Zawazawa
2016/10/31 (月) 23:34:34
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魔術師の旦那がまたなんか暖炉をたいて魔法を呟いていた。
話を聞くとハロウィンはケルトの祭が元々のルーツだったらしい。ケルト模様のケープを羽織った旦那にはちょうど相応しい、というわけであった。
旦那の書斎にはお香の匂いが漂っていた。
ちなみに仮装だが、旦那は元からの魔法使い故にしないらしい。それどころか旦那は
「魔法使いの姿で平気で街を歩けるのはこの時期だけだ」
どご機嫌になるようで。
魔法を唱え終わった旦那は姿を消し、一冊の臙脂色の本へと変身していった。
最近はだいたいその姿で眠っている気がする。
今夜もいたずらしようかな。今日は本棚の中に紛れ込ませてやろう。
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