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労働組合:組織率18.1%に低下。組合員数は増加

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厚生労働省は27日、今年6月末の労働組合の組織率が18.1%と前年より0.1ポイント下がったとの調査結果を公表した。組織率は32年連続の低下だが、組合員数は前年より増加に転じ、13年ぶりに組合員減に歯止めがかかった。   調査によると、組合員数は1008万人で前年から3万9000人増、組合数は2万7226で前年から281減った。雇用者が48万人増の5565万人で組合員数が増えても組織率は低下した。   産業別の組合員数では、飲食店・宿泊業は前年比13.3%増、卸売り・小売業は同5.3%増など、パート労働者が多い業界で伸びが目立った。逆に、公務員で4.5%、塾などの教育・学習支援関係は2.2%、前年より減少した。   パート労働者は、前年比14.2%増え58万8000人となった。非正規労働者の増加に労組が取り組みを強化した結果が出始めていると見られる。   連合は「組合員減少に歯止めがかかり、連合の人員も8年ぶりに増えた。ただ、組織率は依然低水準で組織拡大を強化する」とのコメントを出した。   (2007.12.27 毎日新聞)

オフィスタ
作成: 2019/03/16 (土) 13:23:54
最終更新: 2019/03/18 (月) 16:35:15
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