1.参照設定について
ActiveX DataObjects 6.1Libraryの参照設定はそのままのほうが良いと思います。複数個所でADOを使用されるなら参照設定しておいた方がメリットが大きいです。
2.UDLファイルの設定について
確認が足りず申し訳なかったのですが、64bitのWindowsで起動すると、データリンクプロパティも64bitで起動するようです。32bitのcmd.exeからudlファイルを開いてみると、32bitのプロバイダーのリストが表示されます。
1.C:\Windows\SysWOW64\cmd.exeを開く
2.udlファイルのパスを入力(またはudlファイルをドラッグ&ドロップ)
3.エンターキーでコマンドを実行すると32bitのデータリンクプロパティが開く
設定は、プロバイダーでリストから「Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider」を選択し「次へ」、接続で「データソース」にAccessファイルのフルパスを入力すればOKです。
プロバイダーのリストに上記がないのであれば、32bitのACE.OLEDB.12.0がインストールされていないのだと思います。
3.32bitのACE.OLEDB.12.0のインストール
知らなかったのですが、クイック実行形式のOffice(2019はクイック実行形式のみ)の場合、別途インストールしなければOLEDBで接続できないようです。
当方の環境では、64bitのACE.OLEDBがインストールされており、udlファイルを64bitで実行するとMicrosoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Providerがプロバイダーのリストに表示されましたが、32bitで実行すると表示されませんでした。
そこで、以下のページから、accessdatabaseengine_X64.exeをダウンロードし、インストールしてみたところ、32bit・64bitどちらにもMicrosoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Providerが表示されるようになりました。
Microsoft Access データベース エンジン 2016 再頒布可能コンポーネント
https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=54920
うまくいくと良いのですが・・・。