hatena
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2019/11/05 (火) 15:16:03
可能です。
どのように設計するかですが、Accessはデータベースソフトですので、データをため込んで、必要に応じて、必要なデータを、必要な形に加工して出力する、ということをするものです。
まず、最初に考える必要があることは、どのようなデータをどのうような形でため込むか、です。ため込む場所はテーブルです。ですので、テーブルの設計から始めます。
データを加工して出力するのはクエリだったり、フォームだったり、レポートということになります。しかし元のデータがしっかりしたものでないと自由に加工できません。
呈示の情報から必要なデータは、最低限下記の3つになります。
- お金を借りる相手の情報(氏名)
- 取引日付
- 取引金額
金額に関しては、預かり金額、支払い金額 と2つのフィールドに分ける方法と、
一つのフィールドで預り金はプラス、支払いはマイナスとする方法が考えられます。
このお金の出し入れの履歴を逐一ため込んでいく形になります。
この履歴テーブルの他に、
お金を借りる相手の情報が氏名だけでなく、連絡先など別に必要なら、
相手先情報のマスターテーブルも必要になります。
テーブルの設計には「正規化」という原則があり、それに沿った設計にしないとデータベースとしては使いものにならないものになります。ただ、かなり奥が深く理解するには敷居が高いものなので、これはおいおい勉強していくといいでしょう。
前置きが長くなりましたが、まずは質問内容を一番シンプルな形でテーブルにすると、下記のようなものになります。
テーブル名 取引履歴
フィールド | データ型 | 主キー |
---|---|---|
取引ID | オートナンバー型 | 〇 |
取引日付 | 日付/時刻型 | |
取引相手 | 短いテキスト | |
取引金額 | 通貨型 | |
データ例 |
取引ID | 取引日付 | 取引相手 | 取引金額 |
---|---|---|---|
1 | 11/01 | A氏 | 10000 |
2 | 11/02 | A氏 | -5000 |
3 | 11/02 | B氏 | 50000 |
4 | 11/03 | B氏 | -10000 |
5 | 11/04 | A氏 | -3000 |
上記のようにテーブルに入力して、現時点での預り金残額は、集計クエリで、 | |||
取引相手でグループ化して、取引金額を合計にすれば、下記のような出力が得られます。 |
取引相手 | 預り金残高 |
---|---|
A氏 | 2000 |
B氏 | 40000 |
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