―――彼らはいつも7人だった。
わずかな時さえ惜しみ、町外れの廃工場に集った。
忘れ去られ、錆と砂埃を胎に積もらせた直方体。
殺風景でありながらどこか情趣さえ漂うのは、かつて満ちていた
人の息吹が乾燥し、空間に薄く哀愁を添えているせいだ。
過去の栄華に思いを馳せるように……見る者の胸を、打つこともある。
若者たちは、しかし異なった所感を抱く。
忘却された世界を、所有者なき領土と受け止める。
老いたものを、若者が受け継ぐ。
世界が連綿と繰り返してきた摂理をなぞり、彼らはたまり場を得た。
家庭でも世間でもない安息の場所。
樋口章二が《聖域》と呼んだ場所。
孤独を重んじる章二が斯かる発言をしたことは、6人の印象に強く残ったものだ。
あまりにも強いイメージは誤認さえ呼び起こして、迷路にいざなうこともある。
聖域の是非については語るを得ない。
約束の地について巨視的に論じるには、あまりにも未熟にすぎる。
ただ確かなことは、彼ら7人にとってそれが途方もなく重かったということ。
心の大部分を占めていたという事実。
その一点に尽きた。
……世界は偽りと裏切りで満ちている。
人と人は傷つけ合う。どんなに親密でも衝突は避けられない。
聖人の高潔さでも身につけない限り、行き過ぎた相互理解は致命的な
傷の応酬となるばかりで、互いを破壊してしまう。
しかし。
たとえ接触が傷つけあいだとしても、それは相手が実在することの証拠となる。
だからこそ生身の絆はかけがえのないものとなるのだということを……
千々に撒かれたパズルのピース。
どうか、優しく配列されますように―――
田中ロミオ作、最果てのイマより
ただ執拗に 飾り立てる
切り落とされると知りながら
ただ執拗に 磨き上げる
切り落とされると知りながら
恐ろしいのだ 恐ろしいのだ
切り落とされる その時が
切り落とされた その髪は
死んだあなたに 似てしまう
髪も爪も みな宝物のように
美しく飾り立てるのに
なぜ自らの体から切り離されただけで
汚く不気味なものとなってしまうのだろう
答えは 簡単
それらは全て
自らの死した姿に ほかならないからだ
ブリーチの詩なのか
チーターおじさんだけはあくまで人間のままだったってこと?
チーターがハーレーを乗り回す姿が見えん
アリギエリ・ダンテ Alighieri Dante 山川丙三郎訳 神曲 LA DIVINA COMMEDIA 地獄
これって何語?
このよのすべては ごりら
ぼくは ごりら
きみは ごりら
とうさん かあさん
せんせい ともだち
みんな ごりら
せかいの ごりら
はばたけ ごりら
ごりらは きんにくある
ごりらは ちからもち
ごりらは えろい
ごりらは おいしそう
なまごりらを つきさして
せかいにとどけ
はっぴーらいふ
えんど !
なにこれ(素)
とあるミバちゃん民が作ったポエム。
察した
狂気を感じる
>> 7
イタリア語の一種。ダンテやで
ああ、作曲家か
詩だで
あれ
そうだったっけ
剣を握らなければ おまえを守れない
剣を握ったままでは おまえを抱き締められない
二律背反やな
一緒に数えてくれるかい
君についた
僕の歯型を