今回は賑わうと良いな

バイクの燃料が笑顔から生まれる魔力ってのは、希望と絶望の相転移から生まれる感情エネルギーを宇宙の燃料にしてるキュゥべぇへのアンチテーゼかな？

願いを叶えるわけじゃないのもキュゥべぇへのアンチテーゼっぽい

しかし、勿体ないな。
この設定ならもっといろいろできたろうに。
例えば、魔法の存在しない世界でかつての苦境を乗り越える展開とかさ。
こころ編とかだったら、魔法少女になってからまさらに教わったことを魔法少女になる前に気づいて行動に移す事で魔法少女にならなくても家族の離婚を防ぐことができるとか。

願いを叶えるために努力するんじゃなくて、願いを叶えて貰う為に努力するのか…
やっぱりキュゥべぇの魔法少女システムは人類の弱点を突いた優秀なシステムだね
そりゃ何万年経っても騙されるわ
文明は進化しても人の心は一切進歩してない事の証しでもある

ゲーム世界の世界観の面白さと現実からの神様視点での裏事情解説で楽しんでたところに
ゲーム内のAIから肉声(？)ではっきり呼びかけられてしまって
「オイ、これどうするんだよ」状態から2部へ続くって引きがうますぎる。
1部と同じくらいの尺で展開されるとして2部の中でどう展開してどうオチを付けるのか
既に今回のシナリオライターの腕を信じちゃってるので楽しみで仕方ない。

ここまで来るとAIとサーバーの処分を迫られるだろうから、そこからどう円満解決させるのかな？

現実だと使い捨てで利用されただけの元羽根のしぐはぐが今回はAIとはいえ灯花に正面から打ち勝った事になるんだよな

思ったより灯花が優しかった印象
てっきり2部開始時に「AIには命なんてないよ」って言ってさっさとサーバーリセットしようとするかと思った

消す事は躊躇った風だったりキャラはそのままで一から作り直す事も出来ると言ったり
灯花はこのゲームに相当思い入れがあるんだな

入院中に自分たちが自由に動ける誰も死なない世界として構想したって事は
やっぱり灯花は自分たちの病気は治る事は無く短い命と理解してて本気で自分たちの死後にも何かを残したいという想いだったのかなぁ……

このゲーム、灯花作ったゲームだからかつてはマギウス内で流行ってたりしてたのかな。

灯花ちゃんがういちゃんの意思を尊重してるの尊いなー。
仮想世界の作戦会議での時雨ちゃんと鶴乃の頭の良さには感心したし
旅して知り合った人の協力や見聞きしたものを使って
神様の隙(灯花ちゃんスヤスヤ)を突いての大逆転劇は興奮するものがあった。
ただ最後は癪がもうちょっと欲しかった印象、ノーマルエンドからトゥルーエンドに行くときのちょっとした奇跡とか
護衛のギャンブル兎が見つけた謎の空間や、目が覚めた後の灯花ちゃんのリアクションなんかも気になる。

マギレコ以外の世界線では
灯花・ねむ・ういが死んだ後に3人のスマホにリトルバケーションで仲良く暮らす3人が残ってるかもなぁ…
もしいろはがそれを見つけたら何を思うだろうか

最後の終わり方好きだ…