セッション進行追加ルール:Hインスピレーション
要約:スケベRPによってHインスピを貰えるよ。インスピと同時に使うと強い効果を発揮するよ。
PCがスケベなRPをすることで、DMが「Hインスピレーション」をPCに与えることがあります。
Hインスピはインスピと同様に1キャラクター1つまで保持することができ、インスピと同様に使用することができます。
また、インスピとHインスピを同時に使用することで、以下の効果を得ることもできます:
- 自分の「不利」な判定を「有利」にする
- 自分の「不利」でない判定を「超有利」にする(d20を3つ振って任意の1つを採用する)
- 自分の判定を、結果を見たあとで振り直す。その際「不利」になっていた場合には「不利」をなくすが、「有利」にすることはできない
- イニシアチブ判定を行うかわりに使用し、d20で任意の出目を振ったことにする。不意打ちをうけそうな場合にもあなたは不意打ちをうけなかったことになる
- いつでも即座にHPを1点回復する。これは死亡していなければ無力化状態でも使用できる
- いつでも即座に25gpまでの物品1つを手持ちに加える(金貨25gpでも可。持っていたことにするか、その辺で見つけたことにするかは自由)
インスピレーションは通常のルールどおり「キャラクターの背景に即したRPを行う」ことで付与されるほか、DMが「ハードな遭遇」と定義した遭遇を解決した際に全員に付与されます。「ハードな遭遇」がイニシアチブ判定を伴う場合、その直前にハードであることを宣言します。
Hインスピは前述のとおり、スケベなRPへの報酬として付与されます。敵の攻撃に対する数行のスケベ描写程度でもなるべく与えようと思いますので、積極的に行ってください。
PC間でのインスピレーションの譲渡については扱いが難しいため、このルールは無視します。自キャラを含め誰かにインスピが与えられるべきと思った場合は積極的にDMに声をかけてください。
セッション進行追加ルール:消耗状態と死亡について
要約:死ぬと消耗段階が進む代わりに翌朝素っ裸で復活するよ。
PC(迷宮の主に呪われた者)が地下迷宮で1遭遇以上をこなさないまま3回以上大休憩を迎えた場合、大休憩を終えるたびに消耗段階が1進みます。
PCが「消耗段階が6に達する」ことで死亡した場合、死体はチリと化し、トゥルー・リザレクションやウィッシュ以外で復活することはできなくなります。
PCが「消耗段階が6に達する」以外の理由で死亡するか永続的な石化状態になるかして、翌朝までに復活しなかった場合、そのキャラクターはファンダリン中心部に素っ裸で復活します。死亡した場合、死体が着用・所持していた装備品はすべて死体のあった場所に残ります。石化した場合、装備品は石像に含まれたままで元の場所に残ります。
また、この方法での復活直前に消耗状態の段階が2進みます。直後に復活することで消耗段階が1回復します(差し引き-1)が、回復前に消耗段階が6になった場合はその瞬間にチリになります。すなわち、消耗段階4以上で死んだ場合は自動復活はできません。
セッション進行追加ルール:データ秘匿
敵やNPCのデータについて、一部または全部が秘匿されていることがあります。開示を望む場合はその都度開示方法を提示します。主に〈魔法学〉〈自然〉などの知識系技能判定を要求しますが、シナリオギミックで開示されたり、まったく開示されないこともあります。
名称がルールブックに掲載されているものと同一のモンスターであっても微妙に改変されている可能性があります。
また、敵やNPCが呪文を発動する際、効果が明らかになるまで呪文の正体をわからなくすることがあります。ザナサー本に記載された「呪文の識別」ルールに従って識別することは可能で、その際にはアクションもリアクションも消費しません。構成要素が完全に省略された呪文は事前の識別は不可能ですが、カウンタースペルを試みることは可能です。
DMが面倒になったらデータや呪文発動をあけっぴろげにする可能性もあります。