PCOTを更新しました。v1.2.8
※今回の更新はWindows10以外のバージョンも対象です。
以下に更新項目を列挙します。
- 画像加工&OCR読取設定画面から画像更新ボタンを撤去し、読取倍率を変更したら画像に即時反映するように修正
- 画像加工&OCR読取設定画面でテキストを選択し、赤枠を表示する際に改行が含まれていると上手く連結して赤枠表示できない不具合を修正
- 画像翻訳時に表示された原文をCtrl+左クリックすると画像翻訳の該当箇所にカーソル移動するように修正
- スクリーンショット取得処理で、取得する際の画像フォーマットをアルファチャンネルを含まないように修正(これで白飛びしない筈)
- 2行だけの文字が相変わらず不自然に段落分けされたりされなかったりする問題を修正(ダメそうならまた手を加える必要あり)
- 単語の読取座標やサイズが明らかに他の行の文字を巻き込んだと思われる誤読の場合、段落分け判定を工夫するように修正
- テキストファイル出力処理(ocr_result.txtやresult.txt)で書き込みに失敗した場合はエラーメッセージを表示しないように修正(コンソールには出力)
- 同一プロセスが複数リストに表示されている状況で対象プロセスを選択した場合、画面タイトルが合致するものを優先して接続するように修正
同一プロセスが複数リストに表示される場合の挙動について
同一プロセスが列挙されている場合、選択したプロセスとそれ以外とを分けるのは
当初はプロセスIDで判断しようとしたのですが、全てのプロセスIDは起動する度に新たに採番されてしまうことと
PCOTでは最終的にFindWindowという関数で対象プロセスの画面を特定していますが
これは画面タイトル名から翻訳対象となる画面を探索しているのでタイトル単位で優先度を持たせることにしました。
分かりやすく説明すると
同一プロセス且つ同一タイトルが複数起動されている → どちらが優先されるか分かりません。
同一プロセスだけどタイトル違いが複数起動されている → リストで選択したタイトルが優先されます。
PCOT起動中に選択したタイトルのプロセスが閉じられた場合
同一プロセスでタイトル違いの別のプロセスが自動的に接続対象となります。
その後、リストで選択したタイトルのプロセスを起動した場合はその時点で接続対象がそちらに切り替わります。
大分ややこしい仕様になってしまいましたが、ご理解頂きたいです。
以下、私信です。
>テツ様
とりあえずこちらで色々と原因を考えて対応してみました。
これでうまく動作すると良いのですが・・・。
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