PCOTを更新しました。v1.0.9
※今回の更新はWindows10以外のバージョンも対象です。
以下に更新項目を列挙します。
キャプチャー画面の読取言語変更モード中にフリー選択設定を変更できてしまう不具合を修正
フリー選択設定の変更はキャプチャー画面表示中に「0~9」キーを切り替えられるのですが
言語変更モード中に設定を変更出来てしまうと混乱してしまう為、ロックしていた筈でしたが上手く動作していませんでした。キャプチャー画面の読取言語変更モード中にWindows10 OCR指定の言語切替の不整合を修正
たとえば、英語(Windows10 OCR)が指定されている状態でロシア語(言語パックがインストールされていないのでWindows10 OCR利用不可)に切り替えた際、英語のWindows10 OCR指定が残ったままになり、そのまま翻訳するとエラーになってしまう不具合を修正しました。
具体的な動作は言語切替確定時にWindows10 OCRが指定されていた場合、対象言語がWindows10 OCRを使用できるかどうか判定して使用できない場合は強制的にTesseract OCRを使用するようにしています。Tesseractのライブラリーを更新(v4.1.0beta → v4.1.1)
PCOT内部で動作しているTesseractのライブラリーのバージョンを更新しました。
これにより「【必読】りどみ.txt」内のライセンス表記も修正しました。
【注意】既存のPCOTをご使用中の方へ
今回はライブラリーの更新が含まれますので、単純にPCOT.exeの上書きだけでは正しく更新できません。
以下のファイルを差し替えてください。
PCOTフォルダ
Tesseract.dll
x86フォルダ
tesseract41.dll
leptonica-1.78.0.dll → leptonica-1.80.0.dll
翻訳範囲を選択した後にPCOTが落ちるという方へ
原因は環境によってはTesseract OCRが利用できないことに起因していることまでは分かっているのですが
こちらでは再現できず、修正の目途が立っていません。
今回ライブラリーを更新したのでもしかしたら動くようになるかもしれません・・・が、動かないかもしれません。
一応悪あがきとして、以下にTesseract本体をインストールする方法を掲載します。
バージョンが多すぎて何を落とせばいいか分からないと思いますが、以下の画像のバージョンをDLしてインストールしてみてください。
そして、こちらでは再現できない以上、何をどうすれば直るというのが当てずっぽうでしか試せないので
上記の処置で直ったという方はご報告を頂きたいです。
また、他にも「こうしたら直った」という情報がありましたら、是非情報提供頂きたいです。