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PCOTの感想、質問、バグ報告受付 / 276

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ぬるっぽ 2021/02/14 (日) 04:58:17

PCOTの更新を断念しました。

ご期待下さった皆様には大変申し訳ないのですが、色々と検討を重ねた結果
現時点では実装は可能なものの、実現は困難だとして見送りました。

以下に今回の更新はそもそも何をやろうとして何を見送ったのかを
経緯を交えて説明します。

今回やりたかったこと:自動翻訳
試そうとした手法:PCOTによる外部コマンドの自動生成

断念した理由についてですが
回りくどい言い訳をしてもあまり意味がないのでハッキリ書いてしまいますが
「翻訳リソースを無制限に使用できない」この一言に尽きます。

外部コマンドの自動生成と翻訳リソースになんの因果関係があるのかと
思われてしまいそうですが、これが実は無視できない問題です。

というのも、今回、外部コマンド生成で固定翻訳コマンドを自動生成し
PCOTに読み取らせて順次実行、翻訳結果を対象プロセスに直接表示していく
スタイルで考えていました。
実際、技術検証は上手く行き、実装も出来そうだと思ったのですが
ここで一つ問題が出てきました。
どういう問題かというと、まず、PCOTはOCRと翻訳がワンセットになっています。
ここで問題になるのが自動生成して、OCRが成功する度に翻訳が走ってしまうことです。
OCRは無料無制限で動作しますが、翻訳についてはまずWebAPIによるGoogle翻訳、次にWebAPIが
規制された段階でGASによるGoogle翻訳に切り替わります。
一応現時点ではGASの利用制限は同時接続数以外については何も記述がないので
無料無制限に利用できそうな気はするのですが、確証がありません。
WebAPIの翻訳については個々人の環境で完結しますが、GASの翻訳は私のアカウントを利用するため
もし、WebAPIが規制され、その後のGASについても一部のユーザーが過剰利用した末に規制されると
全PCOTユーザーに影響が出てしまいます。
外部コマンドを自動生成するプログラムをユーザー個人で開発して利用する分については
何も問題にしませんが、PCOT公式で翻訳を乱用出来てしまえる仕組みを用意すると
結果的にコンテンツの寿命が早く尽きてしまいます。
それは、私にとってもPCOT全ユーザーにとっても望ましくないことだと思い
私は手を出さないことにしました。

以上のような理由でコマンドの自動生成は見送らせて頂きます。
ご期待に沿えず申し訳ございません。

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