掲示板@谷口浩久の今夜もしりきれとんぼ

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mariemi2005 2018/10/12 (金) 21:42:59

こんばんは。
毎回インスタライブを楽しみにしております。
このインスタライブに出会えて、自分と向き合う時間の意義を感じ、少しずつ生活や考え方が変わってきました。今回この場をお借りして、本当に人生をかけてやるべきことを見つけてしまった友人を紹介したいと思います。
長文で申し訳ないですが、お付き合いください。

彼女は私と同い年で、ミュージカルが大好き、特に坂元健児さんを長く応援されています。私と彼女の出会いも、サカケンさんのファンミの席でした。
彼女は人を惹き付ける力のある人で、彼女を通して私もたくさんのミュー友さんと出会いました。
ところが、彼女は3年前、「肺動脈性肺高血圧症」という難病にかかりました。後から聞いた話では、一時は生死も危うい状態だったそうです。
奇跡的に命を取り止めた彼女は、仕事も止めなければならず、なにより24時間体内に薬を入れ続けなければいけないため、思うように外出することもできなくなりました。
実際、この病気にかかった方の中には、周囲の無理解から、仕事を追われたり、友達が離れていった方がいらっしゃるそうです。
そんな中、病気と闘いながら彼女がしたことは、たった一人で肺高血圧症の患者会を立ち上げる事でした。
患者会を作ることで、孤立しがちな患者さん通しの横の繋がりができ、みんなでこの病気と闘っていくことできると考えたからです。
また、少しでも病気の事を知ってほしいという思いから、講演会やニュースレターなどの外に向けての発信も行っています。
まさに、今、彼女は世の中を変えようと闘っています。
体内に薬を入れるバッグは今も手離せないけれど、介護施設でパートの職についたり、病気の事を説明して受け入れてくれる宿を見つけて、遠征できるまで回復しました。(博多座でMAも観劇済み(≧∇≦))
最初はゆっくりとしか歩けなかった彼女が、徐々に足取りがしっかりして、私たちと話しながら、笑いながら歩いていることに気がついた時、みんなで心から喜ぶことができました。
もしかしたら、この人はこの場にいなかったかもしれない。でも、きっとこの世に必要な人だから、神様が送り返してくれたんだと、彼女を見ると思います。
闘病から3年たち、体調に波があり、思うように治療のメニューが進まなくて落ち込むこともあるそうです。でも、もっともっと広く病気を知ってもらうために、彼女は日々奮闘しています。

病気をきっかけに、彼女は自分が進みべき道を見つけました。
こんなに立派な生き方は到底できないけれど、よき理解者として彼女の力になること。彼女を通して、私のやりたいことの一つが見つかりました。

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