掲示板@谷口浩久の今夜もしりきれとんぼ

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谷口浩久 2019/01/17 (木) 12:29:37

それから…

著作権については、キンコンの西野さんやhappyちゃんなど、それを「放棄」することで、より豊かな世界を目指そうとしている人たちが出て来ています。
知的財産の考え方を、もっと高い視座に引き上げようという活動です。
それは、決して、それを創造した人を損させようという考え方ではなく。
広く、それを利用したいと思っている人も得をして、それを創造した人はもっと得をして、世界をもっともっと豊かにしていこうという、みんなが得をする考え方です。
それを、彼らは模索していますし、僕自身もそうした知的財産を扱う身として、この問題は、これからきちんと取り組むべき課題だと思います。
ここを放っておくと、これからの世の中、お金のある個人や団体はどんどん得をして、それが無い人や団体はどんどん身動きが取れなくなっていくという二極化が進みます。
果たして、これは、著作権というものが本当に目指していた未来なのかな…??

デジタル時代が進んでいけば、それだけ、アナログ(知的財産を創造する者たち)の側の人たちは、考えなくてはいけないことがどんどん増えていきます。
それを怠っていたら、間違いなく、創作活動自体が頭打ちになり、夢は叶わない。
例えば俳優たちが組合を作る、なんていう話があって、みんな「それができれば、助かる〜」なんて呑気なことを言っていますが。
組合を作って団結するということは、裏を返せば「団結しないと、とても太刀打ちできない時代に来ている」ということだと、気づくべきです。
「団結」は、楽をするためにあるのでは、ありません。
もっともっと考え、行動する必要があるから、団結せざるを得ないのです。

僕は、自身の活動の一部として、こうしたことも考えていくつもりです。
そうでなかったら、「自己実現プロジェクト」は、ただの夢に終わり、互いの心には挫折感しか残りません。

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