今週はうんこの気分(?)なので「うんこの歌」の歌詞を書きます
お笑い芸人・金谷ヒデユキのアルバム「満員御礼」(1992年)収録「冤罪人生〜無実の雲虎〜」。
「タモリのsuperボキャブラ天国」という番組で活躍していた芸人さんです
「冤罪人生〜無実の雲虎〜」
♪急にお腹が痛くなって 僕はトイレに駆け込んだ
ドアを開けると便器の上にはうんこが残ってた
流しても流れない巨大なうんこ
諦めて出ようとしたらノックの音がした
今ここで出ていったら 俺のうんこだと思われる
無実の罪をかぶるのはもうごめんだぜ
狭い部屋の中で俺とうんこの二人きり
自分のは我慢出来ても他人のうんこは臭い
ノックがどんどんデカくなる 外が何だか騒がしい
隙間から覗いてみれば 外まで行列できている
出られない出られない 完全に包囲された
二代目引田天功でも脱出不可能だ
「何やってんだ」「早くしろ」「誰が入ってんだ」「ドアぶち破るぞ」
俺は覚悟を決めてドアを開けた
先頭の男が中に飛び込んだ 「あ、うんこ残ってる」
二十四の瞳が俺を激しく責め立てる
取調官のような無言の圧力で
俺じゃないんだ俺じゃないんだ俺のうんこじゃないんだ
俺はこんなデカいうんこするような肛門は持ってない
その時一人の男が俺の前に立ちはだかってこう言った
「やめろよこの人いじめるのは」
天使だ天使だ 君は僕の天使だ
OH MY SWEET ANGEL 僕を助けておくれよ
「この人が可哀想じゃないか」
もっと言ってよもっと言ってよ 僕を助けてよ
私は犬です貴方の犬です一生ついていきます
「この人だって悪気があってここでうんこをしちゃったわけじゃないんだからさ」
だから俺じゃないんだってば お前は悪魔の手先かよ
わかったぞわかったぞ 真犯人はお前だな
皆は悪魔のささやきにすっかり騙されて
ウンウンうなずきながら拍手の嵐
俺は胴上げされたあと万歳の声に送られる
むなしく去っていく俺の背中に 皆の声がこだまする
ドンマイドンマイ気にするなよ うんこ君
あだ名つけるなよ…