☆国立スペースコウヨウ
「3日間、塩尻・伊那・山梨の甲府に行って来たわけですが。 能登の方、地震に続いて雨が。
大変で見てるだけで何もできない。
信州は、曇り、晴れで、いい旅だったですね。
(今年のライブ) 80本ですか、今日で。(拍手) これもひとえに皆様方のおかげで。 お客さんが来なければできない。
これからもひとつ健康に気をつけて、スケジュールに合わせて病気をする。(笑)
だいぶでも涼しくなって来て、もう熱帯夜みたいのは無いんだろうなと油断していると、
ひょいとやって来る可能性ありますんで。」
『白い冬』
「今年の初めに、B'zの松本さんが(カバーアルバム)やりたいと言ってると連絡があって。
そういう時、たいてい見本盤ていうのが来るんですが、来ないもんで。(笑) YouTubeで。
歌ってるZって、20代30代じゃないかなー? ここの会場より、ちょっと若い。(笑)
どういう風に歌ってるのかなー? ハモリ18年としては。 ここのところ再認識してるんですが。
ハモリは、3度上のけっこう高等な技術。 ハモリの部分、もうちょっと音上げてよって思っても、
みんながいいって言う。 そういう感覚でいいんだなーって。
スタジオに入って、緊張しまくり千代子で。(笑) 最後に僕のハモリが入って。
ギターのハーモニクスのところ、取っといてくれたもんだから、もう緊張しまくらさんで。(笑)
もう緊張して、かぶせ、かぶせ、かぶせ、かぶせ、かぶせ、5回くらい。
音が重なって厚くなって。 不協和音なんですよ。 重ねて重ねて重ねて。
今、ギター1本でやるのも格別だなと。 紐解いて、解き過ぎてバラバラになって。(笑)
70過ぎて、後期高齢者の1歩手前。 20代の頃の原型を、今、新たに発見できる。」
『ダーティーマンひとり』
「スズキギターって言いまして。 スズキバイオリンのギターなんですがね。 日本のメーカーで。
バイオリンをやってるだけあって、すごく鳴りがいい。 1953年製。 買ったのは3年くらい前ですかね。
歌舞伎町辺りのキャバレーのバンドマンあたりが持ってたのかなー。 45000円。」
「ふきのとうで、シングル何枚くらい、十何枚くらい出したですかね。
最初の頃、半年に1枚出すぞって言って、『南風の頃』半年くらい経ってたんじゃないですか? 曲調を変えて。
『雨ふり道玄坂』なんか、坂を覚えちゃいましてね。 その頃の歌は、雨が降ってるんですよ。(笑)
会心の出来ではなかったですが、この歌でふきのとう入ったっていうスタッフがいて。
そう? いい歌だなー。(笑)」
「今度プラバホール、松江の、島根県。 ひとりでやりますが。
ふきのとうで1回やってるんですよね、アカペラで。
響きが全身血だらけになりそうで。(笑) ←こういう表現しないでしょ?(笑) いい響きだなーって。
大音響で、地べたを這って来るような。 そういうのが流行り? そうでもないですか。
人間の耳は、小さいのは小さいなりに、聴けるようにできてるんですよ。 そこそこでいいんですよ。」
『ひとりの冬なら来るな』
「どういう冬なら来ていいの? 聞かれそうですかね。
昔は、スキーをやるのがすごい楽しみで。 姉も好きで。 父親は、あんまりやらなかったですが。
窓を開けて、あ、降った降った。 待ち遠しくて、待ち遠しくて。
スキー板の裏に蝋を塗って、親父の講釈で。 懐かしいな。」