自分の左手の指に、五人家族を模した自我のある指人形を出現させ、他の能力者の能力を一定時間コピーできる能力。
能力をコピーするには、以下の条件を満さなければならない。
1,自身の右指の腹で、コピーしたい対象の指の腹、もしくは、出来てから1分以内の指紋に触れる。ただし、親指なら親指、中指なら中指というように、対応する指どうしでなければならない。(右手か左手かは関係ない)
2,1の動作を5本全ての指で、なおかつ、それぞれ別の人物と行ない、五人とも能力者でなくてはならない。
3,2の行動を、一人目に1の動作を行ってから3時間以内に行わなければならない。
条件を満たした後、「開始」と唱えることで、右指の腹にそれぞれ点のマークが表れ、それと同時に、触った五人の能力者は能力を使えなくなる。
コピーした能力は、右手のいずれかの点と、それに対応する指の指人形を合わせることで、指人形が、能力を奪われた人物の格好を模した姿になり、3時間だけその能力を使えるようになる。3時間たつと能力とその点は消え、元の能力者が能力を使えるようになる。
2本以上合わせることで、コピーした能力を併用することが出来るため、応用力は無限大。
指人形は話すことが出来る。親指から順に、父、母、長男、次女、三男(赤子)という設定の下、会話をしている。会話をやめさせることも出来る。
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