出演キャラ
6-6-7(将軍) 油揚げ(将軍) ミジュクマル(龍皇) 否定姫(貴族) アズマオウ(最高位武士) デッドゾーン(将軍) はかシコ(デッドゾーン家の長男、死神2代目将軍) SMG(デッドゾーンの配下、武士) 画鋲(武士)
テールナー(6-6-7の配下) バーニング&オサボリマン&雑コラッタ(暗殺者) アロフレ(将軍) ぬこザル(デッドゾーンの妃) あんみつ(天龍) 木偶の坊(油揚げの配下、最高位武士) 任豚(油揚げの配下・騎馬隊武士) ズミ(貴族) リョナjr(あんみつの側近) セクハラ紳士(あんみつの配下)
以上
勢力図
アルテミス神殿 アロフレ軍(コテハンの部下無し) 崩壊
金閣寺 6-6-7軍(テールナーとその他の部下達) 崩壊
金剛寺 デッドゾーン軍(妃のぬこザル、はかシコ、SMG、次男、貴族のズミ、否定姫とその他の武士達)崩壊
仁王城 油揚げ軍(最高位武士の木偶の坊、騎馬体の任豚)
魔王城 あんみつ軍(側近のリョナjr、配下のセクハラ紳士、謎の集団雑コラッタ、オサボリマン、バーニング) 崩壊
天空塔 ミジュクマル軍(最強剣豪・アズマオウ、破界の先導者・画鋲)
これでやっていく
貴族達が談笑をしている中、上の階で真剣な顔つきをしている者がいた。
その者は、戦の死神の二つ名を持つ、デッドゾーン。
2代目将軍・デッドゾーン「ううむ、兄と弟、どちらを3代将軍にしよう・・・」
デッドゾーンの妃・ぬこザル「まだ時間はありますから、ゆっくり決めればいいと思いますよ」
デッドゾーン「・・・そこの者、どちらを3代将軍にするかと言われたら、どうすればいいと思うか?」
SMG「はっ。ワタクシが思うには、歳を重ねている兄上様の方が相応しいかと」
デッドゾーン「やはり兄は弟よりも先に将軍の名を肖るモノなのか」
デッドゾーン「まぁ、先に死神将軍の名を肖るのは兄、お前の方で良いな?」
はかシコ「はい、お父上様」
デッドゾーン「決めた!死神将軍3代目の英雄は、この子で決まりじゃあ!新たな英雄の誕生を称え、宴を開く!」
ワッハッハッハッハッハッハ!!!!
この城は、大変賑わった。・・・一人の者を除いて。
一方その頃、ここから北西に離れた地にあるお城、ヘルクラウドでは・・・
ミジュクマルが誰かに話しかけている様だった。
ミジュクマル(テレパシー)「(今の状況は?)」
アズマオウ「(今は一時的に6-6-7と手を組んで、アロフレ軍を追い詰めている所だ)」
遥か南の大陸にある戦いの神話と呼ばれしアルテミス神殿にて、アロフレは部下達の散り様を見てパニックに陥っていた。
アズマオウ「フン・・・その程度か?」
アロフレ「ぐっ・・・!分かった、降参だ!」
6-6-7「...」
6-6-7「皆の者、ご苦労であった」
アロフレの降伏に、6-6-7軍は歓喜の声をあげる。
武士達「やはり、不朽の剣豪の名は伊達ではないでござるな」
アズマオウの成果に、誰もが感嘆の声を漏らさずにはいられない。
6-6-7「今日は本当に助かった。そなたの雄姿を称え、今日は帰ったら宴をしたいのじゃがどうだ?」
アズマオウ「(ニヤリ)えぇ、喜んで」
金閣寺にて
テールナー「ハハハ・・・アズマオウ殿と手を組んでからと言うもの、無敗とはな!」
6-6-7「うむ、アズマオウのみならず、今日はみな頑張ってくれた。さぁ酒に酔いしれようではないかっ!」
歓喜の声と酒の涼しげな音が城全体を包む。
そして、皆全体が酒で溺れた頃の事だった。
アズマオウは酒に酔ったフリをしながら、外を出た。そして・・・
アズマオウ「やれ!」
巨大な雄叫びに、酒に酔っていた軍全体が驚いてアズマオウの方を見た。
どこからか・・・いや、屋根から現れた、画鋲の姿が。
画鋲は、剣を持つなり、一人の武士を切り払った。
武士「ぐはあっ・・・」
当たり所が悪いのか、即死だった。しかも死体からは、炎が溢れ出てきている。
6-6-7は酒に溺れて気づくはずもない。
軍全体が、悲鳴で埋まる。
テールナー「あ、アズマオウ殿が何故こんな事を・・・」
テールナーは、信じた自分がバカだったと、深く悔やんだ。しかし時既に遅し・・・
アズマオウは、邪悪な笑みを浮かべて、飛び降り脱出を図った。
武士「6-6-7様だけでも守るんだ!早く出口へ!」
炎の海に包まれ犠牲を出しながらも、俺達は6-6-7様を守り脱出に成功した。
・・・はずだった
外へ出ようにも、待ち構えていた画鋲達に邪魔をされて通ろうにも通れない。
どころか、画鋲は炎を無惨にも放つ。
・・・気づいた時には、俺達はもう炎の餌食だったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6-6-7軍、崩壊
6-6-7ェ
俺噛ませ犬だった
多分アズマウオ抜きの6-6-7軍となら勝てただろうけどアズマウオの破格の性能の前におもいっきし負けた
俺強すぎィ!
実際に活躍してるのは画鋲っぽいけど
まぁ武器がチートだしなしゃーないしゃーない
テールナー一瞬だったな
よっしゃあ
私の出番はもうおしまい?
俺は妃なのか
前回のツケが回ったか・・・まあしゃーない
続き書くよ
画鋲「さてと・・・次は」
アズマオウ「一旦なりを潜めて様子を伺ってみようぜ」
画鋲「休憩がてらか、いいかもな」
画鋲達は、自分の居城へと戻った。
ミジュクマル「フハハ・・・二つの戦力を潰したが、どうだろうか」
ミジュクマル「んん?なんだ、この金剛寺とやらは」
デッドゾーン「・・・で、あるからして_____」
ミジュクマル「今はほっとこう」
その頃、アルテミス神殿から少し東に跨いだ所にある仁王城では・・・
油揚げ「これだけ火縄銃があれば・・・」
木偶の坊「ノブナガ様、何をなさられているのですか」
油揚げ「ん、火縄銃の調達だ。これがあれば戦に役に立つと思ってね」
彼の名は黒き天空龍・ノブナガの名を冠する将軍、油揚げ。
と、その部下の木偶の坊のお話。
しかし、二つ名をわざわざ呼ぶ理由がよくわからない。
油揚げ「おぉ任豚、愛馬の方はどうだ」
任豚「はい油揚げ様、今日も愛馬は元気です」
馬「ヒヒーンッ!!」ダンダンッ
馬の鼻息が荒い。今にも燃えるような闘志に興奮している。
馬「ヒヒーンッッ!!!」ダカダカダカダカダカッッッ
任豚&油揚げ「おや?」
馬が、一直線に走り出す。その先の方向には・・・
俺でてきた(๑و•̀ω•́)و
木偶の坊「よっと!」
馬「ヒヒーンッ!」
木偶の坊は華麗に馬に乗り、どこかへ駆け出してしまった。
任豚「あーーー俺の馬返せーーー!!!」
馬を奪われてしまった。俺の大切な馬を。
無事だといいんだが・・・
木偶の坊「ここら辺かな・・・助かるよ」
馬「ヒヒン!」エッヘン
木偶の坊「さて、ここでいいか」
俺は、ノブナガ様がよくお使いになられているという柵の工事・・・ではなく、
今日は大事な日だ。ここら辺に火縄銃を敷き詰め、地下に設けておいた地下部屋を覗いた。
木偶の坊「お前ら、今日は大事な日だからな。しっかりメシくって戦に備えるように」
武士達「はっ!」ケイレイ
しかし・・・我ながら、なかなか慎重なヤツだと思う。
この武士達の帽子は土と完璧に同化していて、下から火縄銃で不意打ちをするというものだ。
位置が近くなりやすいように火縄銃を敷き詰め、距離を確実に稼ぐ。
興味を示した所を一網打尽というワケさ。
あっはは、俺は実に愉快なバカだ。
俺もすぐやられそうだな
まるでモグラだな。うん。
これをノブナガ様に伝えたら、ハァ・・・まぁハメは外すなよ、と半ば呆れられた事があった。
さて、そろそろだ。
馬に乗り、俺はすぐさま仁王城へ戻った。
馬の回復を計らい、任豚、ノブナガ様と打ち合わせをする。
任豚「今まで何やってたんだ俺の馬で・・・全く」
油揚げ「同意じゃ。さっきは一体何を?」
木偶の坊「あぁ、そのことについてなんですがね・・・」