出演キャラ
6-6-7(将軍) 油揚げ(将軍) ミジュクマル(龍皇) 否定姫(貴族) アズマオウ(最高位武士) デッドゾーン(将軍) はかシコ(デッドゾーン家の長男、死神2代目将軍) SMG(デッドゾーンの配下、武士) 画鋲(武士)
テールナー(6-6-7の配下) バーニング&オサボリマン&雑コラッタ(暗殺者) アロフレ(将軍) ぬこザル(デッドゾーンの妃) あんみつ(天龍) 木偶の坊(油揚げの配下、最高位武士) 任豚(油揚げの配下・騎馬隊武士) ズミ(貴族) リョナjr(あんみつの側近) セクハラ紳士(あんみつの配下)
以上
勢力図
アルテミス神殿 アロフレ軍(コテハンの部下無し) 崩壊
金閣寺 6-6-7軍(テールナーとその他の部下達) 崩壊
金剛寺 デッドゾーン軍(妃のぬこザル、はかシコ、SMG、次男、貴族のズミ、否定姫とその他の武士達)崩壊
仁王城 油揚げ軍(最高位武士の木偶の坊、騎馬体の任豚)
魔王城 あんみつ軍(側近のリョナjr、配下のセクハラ紳士、謎の集団雑コラッタ、オサボリマン、バーニング) 崩壊
天空塔 ミジュクマル軍(最強剣豪・アズマオウ、破界の先導者・画鋲)
これでやっていく
その頃、窮地に追いやられたデッドゾーンは、油揚げ軍と手を組んでいた。
油揚げ軍も幾多の戦いで、任豚という優秀な配下を失ったらしい。
もう、これしかなさそうだ。
そして、その夜の事だった。
リョナjr「な・・・!?」
俺は、顔面蒼白状態だ。血の気が引いた。
城の周りには、デッドゾーンを含めた油揚げ軍が立ちはだかっている。
長きに渡り俺は生きながらえたが、もうここまでか。
リョナjr「・・・」
油揚げ「さぁ、最後に言い残す事はあるか?」
・・・
リョナ「・・・」パァン
俺は、銃を連続で放った。火種を撒くかのように。
その弾丸は、デッドゾーンの心臓を確かに貫いた。次の瞬間、デッドゾーンはガタッと崩れ落ちるように倒れた。
油揚げ「・・・まだ抗う気か?そんな銃弾当たるわけないだろう」
油揚げ「もう一度言う。最後に、言い残す事はあるか?」
・・・。
リョナjr「最後に言っておく。世界統一をし損ねた私の変わりに、お前がそれを成し遂げてくれ・・・と。それまでだ」
油揚げ「・・・そうか。では、さらばだ」
火縄銃の弾丸がリョナjrに叩き込まれた。
リョナjr「ぐふっうう・・・!!」
リョナjr「がはぁtぁつ・・・」バタッ
・・・リョナjrの屍が、静寂を醸し出す。
俺は最後に、彼のネックレスを取り、首につけた。
そして、その場を後にした。
恐らく、未だに生き残っている将軍はアイツだけだろうな。
アズマオウ!
アズマオウ「さて、そろそろ仁王城ってところを攻めるべきではないのか?」
ミジュクマル「・・・あぁ、そうだな。その前に」
アズマオウ「え?お、おいっ!」
急に飛び掛ってきたので、俺は思わずビックリした。
ミジュクマルが俺を?いや、まさか・・・
しえん
こういうスレを見るたびにコテハンたくさんつけなくてよかったって思う
ズバッ
やってしまった。俺はなんて事をしてしまったのだろうか。反射的に体が動いて、もう気づいたらこの有様だ。
ミジュクマルは無惨にも体がバラバラになり、溶け始めている。
戦力を失った俺は、もう単身で戦うしかあるまい。
絶対にアイツを倒し、なんとしてでも俺が世界を統一する。
そして数日経ち、確かに俺は仁王城にいた。
心臓の鼓動が、いつになく大きく聴こえる。
アズマオウ「油揚げに物申す!俺は、貴様の首を討ちに来た!」
大きな怒声で油揚げ軍を挑発した。
もちろんーーーーーーーーー
油揚げ「・・・今更来たのかよ」
木偶の坊「おとなしくひきさがるのも手だがどうだ?」
俺は無視して武士達の輪にスポッっと入り込み、一気に駆け抜けた。
そして剣を大きく振るった!が・・・
油揚げ「効かぬわ!」
アズマオウ「ふん、片手がガラ空きだ」
剣が油揚げの鎧を貫通し、肉を抉った。
油揚げ「うぐっ・・・」
油揚げ「フ、なかなかやるわい!だがお前は今の状況をどう乗り切る?」
ふと周囲に目をやるとーーーーー
武士1「覚悟しろ!」
武士2「降参するなら命だけは助けてやってもいい」
木偶の坊「答えを聞こう、お前はここで死ぬのか、生きるのか。さぁどっちだ?」
答えはもちん生きるだ。
アズマオウ「ふんっ!」
武士達の方向で剣を振るい、強引に押しのけた。
邪魔する武士達は皆殺しだ。
武士達がよろめき、守備も緩くなっている頃合いを見て、一気に駆け抜け木偶の坊の方へーーーーーー
あれ?
木偶の坊がふっと剣を避けた。
すると、後ろで大きな爆発音が。
アズマオウ「!?」
木偶の坊「!?」
俺たちは思わず後ろを見た。
そして、目に広がる地獄絵図を見て唖然とした。
爆風の中から出てきたのは山の様に連った屍、川の様に流れた血、そして不敵な笑みを浮かべている油揚げ。
油揚げ「じゃあな」
油揚げは火縄銃を構え、彼の足元を撃った。
木偶の坊「ぐふーーーーーーーーーっ」
惨すぎる。
足元に置いてあった火薬の爆発で木偶の坊は空の彼方にまで吹き飛ばされた。
肉体が原型を留めていない。
長年将軍として世に名を轟かせた俺でも、ここまで非道な将軍に出会った事は無かった。
憑依されたかのような油揚げに、思わず戦慄するが・・・
遅かったようだ。
油揚げ「死ぬがよい・・・!」
火縄銃から放たれた砲弾が、火薬に当たり爆発した。
アズマオウ「-----」
声にならない断末魔だけが響き、俺の体はバラバラに裂けた。
油揚げ「フ、フ、フハハハハハハ」
最悪だ。
油揚げ「あぁん?今何か言ったか?」
武士「あぁ、お前の性格を最悪だと言ったんだ」
油揚げ「あぁん?今更逆らうつもりか?ハハ、時期が遅いぞ大馬鹿者が」
武士「大馬鹿者は・・・お前だ、あの世で火薬に引火でもしてな」
武士が火縄銃をドーン、と放った。
怒りに任せた轟砲が、油揚げの肉体を破壊した。
油揚げ「ぐtっ、、は」
言葉にならない寂しい遺言を残して、俺の憎き将軍様はこの世を去った。
世界を統一するのが、まさか俺だなんて
世界は、誰の手の元にも回るんだなぁ
おじいちゃん「・・・という話から出来た言葉が、自業自得と塞翁が馬じゃよ、よく覚えておくように」
おじいちゃん「自業とは、自分の行いの事。自得とは、自らが受けること。つまり、悪い事はいつか必ず自分に帰ってくるものじゃよ。人生の教訓として、しっかり覚えておく、そして、善を尽くすことじゃ。」
少年「うん、分かったよおじいちゃん!じゃあ次のお話を聞かせて!」
おじいちゃん「ハハハ、じゃあ次はこの話について話そうかのぉ」
おしまい
ぶっちゃけ軽いノリでSS書くもんじゃないなこれ
キツすぎ
乙
最初からこの終わり方を予想できただろうか
乙
乙です
しかしすごいな………