あくまで自分の体験+観測できた意見の範囲からの感想ですが、自社のキャパシティを超えているのであればESで切る、面談日をずらす、選考せず説明会の範囲で終わらせるといった対応をとるべきだったと思います。質を担保できないのに「全員と面接してあげる」というのは優しさではなく怠慢か能力不足なだけです。ESの段階である程度スクリーニングしている以上見込みのない人間を長時間拘束するメリットは互いにありません(ESでスクリーニングできないならそれは人事の能力の問題です)。
そして(訪問者はルールを受け入れている以上文句を言うべきではないという意見を考慮して)長時間の拘束を是とするとしても、面談前に一報いれたり待たせたことに対して一言言及することくらいは人としての最低限のマナーなので、職員の側に「長時間拘束して当然」という考えが透けてみえたのならば、それは非常識なので非難されてしかるべきだと思います。
なお民間が希望者全員には一対一または少人数で話す機会を提供しないの理由の一つは「長時間の拘束そのものや事前に提示したルールの破るのは非常識である」という考えを少なからずもっていることもあるかと思います(もちろん例外もあるでしょうが)
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おっしゃるところはわからないでもないのですが、それをやったらまさに(結果的に)学歴優遇の批判がされるのでは?と思う次第です。
個人的には、全員見るのは優しさではなく失敗と謗るのは簡単ですが、今回批判された国交省などを見るにつけ、やはりそこは情のある省だと思いました。もちろん、志望者は非常に辛い思いをして大変だったのも理解していますけれども。
(例年と違い、4日あることもあって相当負荷が軽いのもあるのかもしれませんが)
なら建前通り選考しなければよかっただけで(実際選考していない省庁もあるみたいですし)、早く人材を確保したいって欲をかいたゆえの結果なので・・・
国交省に情があるのは否定しませんが(どの省庁も情はあるだろうし)、そのせいでパンクしてるのであれば非常識のそしりは免れないかと。企業(官庁)が問題を起こしたときに「一生懸命やってたから」っていうのは言い訳にすぎませんので結果は真摯に受け止めるべきかと思います。
実際自分が回ったなかでも対応にかなり差があり、22時を超えていても職員の配慮を感じ取れた省庁があればり逆にあたかも「待たせるのは当然」という態度の省庁もありましたし・・・
遅くまで付き合ってくれた省庁に感謝するのは良いことですが、情のあるなしとロジの不備や詰めの甘さはそれとは別問題なので「優しかったから不備にも目を瞑れ」というのは違うかと(もちろん過ぎたことは仕方ないので次に改善してくれればよいですが)
長くなりましたが要するに「できることをできる範囲でやれ、できないならやるな」に尽きるかと個人的には思います。