上図は2022年4月1~30日に、私がティア6戦に参戦した288戦で対峙したティア6車輌使用者1054名の戦闘数--勝率の分布図です。横軸(戦闘数)を対数でとっているので、下にその辺りの実際の戦闘数を書いてあります。
私白猿が読み取った事は次のふたつ。
①戦闘数--プレイヤー人数の分布に不自然なギャップがある。
②戦闘数と勝率は比例しない。
①のギャップ位置は戦闘数900辺りを境にしています。昨今のbot報告などから考えるに、「新規プレイヤー向けの特別マッチング(プレイヤー+AI戦車の混成チーム戦)」が900戦まで行われていると推定します。
「新規プレイヤー向けマッチング」から外れる条件は、最近の戦闘経験も勘案して
戦闘数が900戦を超える。
ティア8以上の戦車を使用する。
小隊を組む。
らしいのですが、この条件外にもあるようです(登録日の古いプレイヤーが除外される?)。参考に上図から小隊プレイヤーを除いた分布図も掲げておきます(戦闘数900未満の非小隊プレイヤーが残っています)。
②の様子は、
1000戦程度のプレイヤーの勝率の中心は5割をだいぶ超えているが、3000戦程では5割程度に下がり、10000戦程度まで横這い、そこから徐々に上がってゆくように見える。
データから計算してみると、900戦台の平均は54.0%、3000戦付近は49.4%、9000戦台は49.2%、30000戦付近は50.1%となりました。
このようになる理由は「新規プレイヤー向けマッチング」でしょう。AI戦車の能力はプレイヤーに比べて高くなく、そのため「新規プレイヤー向けマッチング」を卒業して間もないプレイヤーの勝率は高くなっていると考えます。
新規プレイヤーは初めの900戦を勝率55%で戦い、次の(一般マッチング)900戦を45%で戦えれば1800戦での勝率は50%です。その先を50%越えで戦えれば全体勝率が50%を切らずに済みます。
私たち古参プレイヤーは初戦から訳も判らず一般マッチング(それしか無かった)で強者と戦い、その頃の敗北の負債の返済に泣きました/泣いています。
いやあ、羨ましいですねぇ。
白猿さんお疲れさまです。少戦闘数プレイヤーの勝率が高いのは、リロールってやつも含まれるでしょうね。やり直した上でボット戦ならばなおさら有利。けど本当に実力ついてない人たちはその先でまた5割に向かって収束。低Tierで900戦程度での貯金などすぐに使い果たすかと。それにしても10万超えプレイヤーがちらほらいるのが驚き。
白猿さん勝率調査お疲れ様でした。3万戦付近になるとプレイヤー数が少なくなって、47%付近のプレイヤー数が多かったですかね。勝率が下がり続けるプレイヤーは辞めるか?リロ垢するか?って事もあるのではと思いました。
同じ戦闘数帯に8割目前と3割目前居るのがw
勝率の為にリロ垢するってさぁ 搭乗員経験値による各車両毎のスキルレベルも結構重要だと思うんだが、そういうのは無視なのか?
リロする奴が1%の重みを理解するはずもなく。消耗品も数%しか違わんのに
分布を見ると、3000~50000戦辺りにかけて勝率60%の線上に点が並んでいるように見えない事もない・・・気がします。勝率60%は一つの目標なので、この辺りに点が集中するならばそれは偶然の結果ではないかもしれません。この中にはリロールのプレイヤーも含まれているかもしれませんね。
直近勝率が自分の満足できる数値になっているなら、負債を消すためにリロールするのは有りでしょう。そうすれば全体勝率を直近勝率に合わせる事が出来ます。但し今までに得た車輛やスキルを全て失いますから、そこが悩みどころでしょう。
短期間で直近勝率を上げることが出来たならばリロールもし易いでしょうが、長期間かかればかかるほどリロールはし難いと思います。そもそも短期間で直近勝率を上げられたならさっさと負債も返せるでしょうから、リロールの必要など無いかもしれません。
また、(全体)勝率が下っているからとの理由でのリロールは意味がありそうに思えません。結局は自分の力相応の位置に落ち着いてしまうと予想するからです。
どちらにしても、最近は勝率、そしてユニカムやスパユニといった言葉を見なくなって来たように思います。それらをあまり重視しなくなってきたのでしょうか。そうした環境の中でリロールをするのはちょっと勿体ないように感じます。
今回対峙したソロ(非小隊)プレイヤーは856人でした。中央値は4750戦。一日20~30戦行うとして5~8カ月かかります。
30000万戦以上は80人で全体の1割以下でした。一日20~30戦行うとして3~4年かかるでしょう。
856人の勝率の平均値は50.72%となりますが、戦闘数少なめのプレイヤーは「新規プレイヤー向けマッチング」によって勝率に下駄を履いているのでどこまで意味があるのか良く判りません。