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またIl-2はシュトゥルモヴィークの代名詞になるぐらい活躍した機体でドイツ兵からは「空飛ぶ戦車」、「屠殺者」、「黒死病」と恐れられている。なんといってもその特徴は命中弾を与えても7.92mm（MG 17）や13mm（MG 131 機関銃）では撃墜どころか火さえなかなか噴かない程の頑丈さを持っていることだった。２０ｍｍでも正撃以外では弾くことすらあった。パイロットであるアレクサンドル・イェイモフ大尉は1942年夏から222ミッションに出撃した。戦果は戦車126輌、航空機85機（地上撃破）、機関車30台、大砲193門、対空機関砲43門を撃破した。さらに空戦で7機撃墜したとされる。

あとは…機体関係なくなるけど。機関銃やエンジン関係は凄まじい。発射速度2500～3000発/分に達した7.7mmUltra ShKASやブローニングM2より軽くて火力は同等の12.7mmUB、そしてMG151/20と同じスペックを持つ20mmShVAKを1936年の段階で開発に成功している。それでエンジンはBMW VIのライセンスであるミクーリンM-17(750馬力)を発展させて戦後にはなんとAM-47(3100hp)までとなっている。本家ドイツや分家日本が1000馬力すらも届かなかったのと比べるとホント凄い