ここの前のログを遡って見てきたけど値が違う箇所がある。今回の青写真とログにあった諸元表
どこの値がどう違うのでしょうか?
エンジン馬力がログのやつだと「離昇1500馬力、公称1350馬力」、今回の青写真は「離昇1450馬力、公称1260馬力?」かなぁ。(これ以外は青写真の方は文字が潰れて読めない)三面図付きの諸元表って初めて見るから恐らくこれが量産機の諸元の可能性が高い。(しかも「注記イ 本図ハキ-61Ⅱ改一般図ヲ示ス」とある)
離昇1450HP、公称1260HPなら戦略爆撃調査団への提出資料(と機体説明書)と一致して、公称が1250HPなら渡辺洋二氏の飛燕本巻末に収録されてる値と一致しますよ。
またどこかの試験からのコピペだったりは…
青写真はS19.5.1の日付で、前回出ている諸元表は同じ日付の下にS19.8.31の表記があるから、おそらくは青写真のほうが早い段階の書類なんじゃなかろうか。
マジか、完璧に見落としてた…-木
同じ次数、同じ様式の図で諸元値が向上していることから、少なくともII改が逐次性能向上していったと言う流れは分かるし、青写真の諸元に注目したのはめっちゃ重要だよ~
昭和19年8月制作の「キ-61Ⅱ改取扱法」ってやつもあるみたいなんだけど、個人所有で全編非公開なのよね…リンク-木
あと英語キ-61の本(各諸元表は一番最後、キ-61Ⅱ改は右)
日付が5.1の方は初期試作機(時期的に10号機以前?)の図面で、8.31の方は時期的に考えると量産準備機の17号機辺りの図面の様な気がします。諸元値は…7月中旬の実測値を考えるとどうなんでしょうね…
エンジン馬力の向上値は分からなくもない(1300馬力→1350馬力)けど、速度がかなり変わっているのがちょっと引っかかるよな…(600km/h→630km/h)-木
多分、後者は主翼をI型のものに変えた後の数値じゃないかね。前者は大型翼の数値で、速度が思うように出なくてI型に戻した後が630kmphな気がする。出先だから資料の裏付け取れないけれど。
5/1の青写真であと数か所ほど読めたので一応まとめておきます。空虚重量:2455kg、??重量:3105kg、全備重量:3825kg、翼面荷重:191kg/m^2、馬力荷重:3.04kg/hp、離昇馬力:1450hp、公称馬力:1260hp、??高度:5500m、減速比:0.593 米軍戦略爆撃調査団への提出資料と酷似していますね。-木
↑2 「キ61Ⅱ型改に離昇1500HP・公称1350HP/6000mのハ140を搭載すれば計算上630km/h出るだろう」と言う話なだけだと思います。
その可能性もあるけど、結局の所両方推測に過ぎない訳で、やはりその近辺の情報が欲しいところだよね。
>> 552だよね…上の方で5/1の青写真で読み取れた部分を書いたけど、値から見るに、米軍戦略爆撃調査団への提出資料はこれを参考に書いた気がする。でもまだ飛行性能の部分が読み取れないから諸元表の部分の鮮明な写真が欲しい。だから誰か撮って来てぇ!(自分の家からは遠すぎる…)
その人の7月中旬の「6000mで1300馬力の」やつは、文中に「高度5000mで595-600km/h」とあるから、高度の影響が大きいんじゃないかな。測定高度が1000m変わるだけで、20km/h近く差が出る機体なんてよくあるし。ところで、もう落札されてしまっているけどヤフオクに「「ハ60」41型 出力不足ニ関スル考察(試作組立速報)」という川崎の資料が出品されてた。チラ見で分かる範囲だと、昭和19年7月(日付印は19.7.28)の時点ではハ140の出力不足・不安定が問題になってたみたい(各系統の不良によるもので、工作精度向上と製品検査・組立しっかりやれば改善できるだろうともある)。7月中旬のやつは出力が不安定で対策に追われていた時期の値の可能性が高いと思う。
>> 554なるほど。7月の実測の最高速度は高度5000mでの値だったのか…お陰で懸念が払拭できた。ありがとう。
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どこの値がどう違うのでしょうか?
エンジン馬力がログのやつだと「離昇1500馬力、公称1350馬力」、今回の青写真は「離昇1450馬力、公称1260馬力?」かなぁ。(これ以外は青写真の方は文字が潰れて読めない)三面図付きの諸元表って初めて見る
から恐らくこれが量産機の諸元の可能性が高い。(しかも「注記イ 本図ハキ-61Ⅱ改一般図ヲ示ス」とある)離昇1450HP、公称1260HPなら戦略爆撃調査団への提出資料(と機体説明書)と一致して、公称が1250HPなら渡辺洋二氏の飛燕本巻末に収録されてる値と一致しますよ。
またどこかの試験からのコピペだったりは…
青写真はS19.5.1の日付で、前回出ている諸元表は同じ日付の下にS19.8.31の表記があるから、おそらくは青写真のほうが早い段階の書類なんじゃなかろうか。
マジか、完璧に見落としてた…-木
同じ次数、同じ様式の図で諸元値が向上していることから、少なくともII改が逐次性能向上していったと言う流れは分かるし、青写真の諸元に注目したのはめっちゃ重要だよ~
昭和19年8月制作の「キ-61Ⅱ改取扱法」ってやつもあるみたいなんだけど、個人所有で全編非公開なのよね…リンク-木
あと英語キ-61の本(各諸元表は一番最後、キ-61Ⅱ改は右)
日付が5.1の方は初期試作機(時期的に10号機以前?)の図面で、8.31の方は時期的に考えると量産準備機の17号機辺りの図面の様な気がします。諸元値は…7月中旬の実測値を考えるとどうなんでしょうね…
エンジン馬力の向上値は分からなくもない(1300馬力→1350馬力)けど、速度がかなり変わっているのがちょっと引っかかるよな…(600km/h→630km/h)-木
多分、後者は主翼をI型のものに変えた後の数値じゃないかね。前者は大型翼の数値で、速度が思うように出なくてI型に戻した後が630kmphな気がする。出先だから資料の裏付け取れないけれど。
5/1の青写真であと数か所ほど読めたので一応まとめておきます。空虚重量:2455kg、??重量:3105kg、全備重量:3825kg、翼面荷重:191kg/m^2、馬力荷重:3.04kg/hp、離昇馬力:1450hp、公称馬力:1260hp、??高度:5500m、減速比:0.593 米軍戦略爆撃調査団への提出資料と酷似していますね。-木
↑2 「キ61Ⅱ型改に離昇1500HP・公称1350HP/6000mのハ140を搭載すれば計算上630km/h出るだろう」と言う話なだけだと思います。
その可能性もあるけど、結局の所両方推測に過ぎない訳で、やはりその近辺の情報が欲しいところだよね。
>> 552だよね…上の方で5/1の青写真で読み取れた部分を書いたけど、値から見るに、米軍戦略爆撃調査団への提出資料はこれを参考に書いた気がする。でもまだ飛行性能の部分が読み取れないから諸元表の部分の鮮明な写真が欲しい。だから誰か撮って来てぇ!(自分の家からは遠すぎる…)
その人の7月中旬の「6000mで1300馬力の」やつは、文中に「高度5000mで595-600km/h」とあるから、高度の影響が大きいんじゃないかな。測定高度が1000m変わるだけで、20km/h近く差が出る機体なんてよくあるし。ところで、もう落札されてしまっているけどヤフオクに「「ハ60」41型 出力不足ニ関スル考察(試作組立速報)」という川崎の資料が出品されてた。チラ見で分かる範囲だと、昭和19年7月(日付印は19.7.28)の時点ではハ140の出力不足・不安定が問題になってたみたい(各系統の不良によるもので、工作精度向上と製品検査・組立しっかりやれば改善できるだろうともある)。7月中旬のやつは出力が不安定で対策に追われていた時期の値の可能性が高いと思う。
>> 554なるほど。7月の実測の最高速度は高度5000mでの値だったのか…お陰で懸念が払拭できた。ありがとう。