冷却関係での境界層理論は色々誤解が多いと思う。ジェットエンジンの燃焼の理論とレシプロエンジンの冷却の理論は分けて考える必要がある。現代のレーシングカーやスーパーカーでは冷却ダクトを境界層から離していない設計が多い。冷却ダクトを機体から離すのが時代を先取りした最先端技術だったというのならマスタングより前の保守的な設計のハリケーンがすでにやってる。マスタングが高速だったのはメレディス効果の積極利用によるもの
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冷却関係での境界層理論は色々誤解が多いと思う。ジェットエンジンの燃焼の理論とレシプロエンジンの冷却の理論は分けて考える必要がある。現代のレーシングカーやスーパーカーでは冷却ダクトを境界層から離していない設計が多い。冷却ダクトを機体から離すのが時代を先取りした最先端技術だったというのならマスタングより前の保守的な設計のハリケーンがすでにやってる。マスタングが高速だったのはメレディス効果の積極利用によるもの
冷却の効率化と高速性は別問題だと思うしレーシングカーってそこまで高速なの?
そもそも元気にキョーカイソーキョーカイソー言ってる奴らよりかは開発者の方が知識あるだろうし
レーシングカーでもスーパーGTの初代NSXとかラム圧過給のマクラーレンF1GTRとかちょんまげ生えてるの結構あるぞ、車でも境界層から離すのが効率がいいのは変わらないと思う、ただ車の場合性能さえ良ければいい軍用機と違ってデザイン性やレギュレーション、衝突安全性があるからなかなか好き勝手にできない。
ランボルギーニとか冷却ダクト離してないぞ。離すと空気流入量が減るというデータもあり、乱流境界層では熱伝導率が上がるため冷却効率が上がるというデータもある。丸型ダクトと箱型ダクトでも違う。とにかく冷却用ダクトと燃焼用エアインテークをごっちゃにして考えて設計を安易に批判するべきではないと思う
乱流境界層云々はその通りだけど、離すと空気流入量が減るってのはよく分からんな。開口部の大きさを変えるってことか?
車と飛行機の速度域じゃ話が別。車はせいぜい300km/hで飛行機は600km/h。境界層が問題になるのは当時のレシプロ機における高速時に顕著だし、冷却も燃焼も空気流入量第一なんだから、そこで批判するのはピントがズレてる。
飛行機の速さでは間違えなく境界層は問題になるよ。
ちなみに自分も忙しくてレスできなかったがここでその話題を見てたけど、エンジンの過熱は問題になっていないと言ってたけど、そもそも試験飛行の段階で高速飛行してないでしょ。やはり構造的に冷却効率の良い設計とは思えないので、実際にフル飛行試験してみると問題になってくる可能性は十分すぎるくらい考えられるよ。あと、エンジンカウルがDSIみたいに働くって書いてる人いたけど、DSIはインテーク直前にコブを作ることでそのコブの付け根に沿って境界層が分かれることを狙ったやつだから、曲線的構造でないとならない。神田みたいに板並べたくらいじゃそういう効果は発生しない。むしろ高速飛行時に気流がはがれて空気の取り込みが悪くなる可能性すらあると思うよ。そもそも目標が高速機である震電で境界層対策に抵抗でしかないカウルフラップに頼るなんて矛盾した話なんだよね。