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J2M2 / 194

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190 2018/03/08 (木) 16:35:31 修正 cde94@27043 >> 192

縦旋回と横旋回の違いは単に旋回方向だけじゃない。反航からの縦旋回では頂点側と底側を交互に繰り返し、速度と高度を互いに交換しながら旋転する事に注目してほしい。ここで我と彼が共に400㎞/hで舵が効き、100㎞/hではびくともしない航空機であるとする。そこで底側で舵を切るか、頂点側で舵を切るかという話。もっと言うと、第一旋転か遅くとも第二旋転で敵を頂点側に持ってくるように、なおかつこっちは突き上げが決まるように後の先を取ってタイミングを取る。空戦エネルギーは貯めるだけが能じゃない。貯めたエネルギーで買うのは角速度とかGとかベクトルの偏向とか色んな言い方があるが、要はエネルギーで時間を買ってる。射撃のタイミングを得るために、自分だけ時間を早送りして機首を動かすためにエネルギーを費やしてる。追う縦旋回で大周りで追従する意義も同様で、横旋回なら大周りでは後ろを取られるだけだが、追う縦旋回なら先行機は自機より先行して速度を高度に変換している事に注目する。第一旋転から敵の目論見を外す事をまず第一目的として、大周りで回ることで同じ角速度で機速を大きく保つ事を第二目的とする。そこで敵が小回りを焦って機速を落とせば占めたもの、自機はまだ速度が残ってるので、こっちに向いている腹をぶち抜くだけ。上昇合戦になったら乗ってやり、急機首上げで疲弊した敵を腹側から追い抜いてハンマーヘッドすればいい。格闘戦は先制とタイミング、ずっと回り続けるのはWW1まで。一つ覚えで内側に回るだけというのがそもそもの間違い、急飛車だけで将棋は指せない。個々の戦局に応じてどうリソースを投資し、どうペイするかの個別論を構築するしかない。

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