なぜ改良機で馬力向上させなかったのかという意味なら、改良の度にあらゆる方法で馬力向上がなされて最終的には金星零戦や誉零戦(オレンジ烈風)、2,200馬力零戦(緑烈風)が出現する訳で、そもそも質問の内容がナンセンス。初期型栄の馬力をもっと上げるべきだったという意味なら、ブースト圧向上に必要な補機や高オクタン燃料の存在を無視しているからやはり支離滅裂。
通報 ...
凍結されています。
初期の話の方。なるほど高オクタンあったらもっと馬力出たかもね
燃料だけでなく、高燃価なプラグ、高温で焼けない金属部品、高回転対応の軸受け、高圧に耐える配管とシール、大震動を免れる防振装置、均一な混合気分配メカニズム、何もかも夢物語だった。1000馬力に満たない栄でさえ、国民が飢えを忍んで全ての国力を結集して、なお手に余る代物だった。だから、「初期零戦の馬力をもっと高くできないのか」というのは、そんな国力があったら、そもそも戦争なんかしないで済んだかもしれない、それ位の難易度の話。