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迫真Warthunder部 / 26983

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26983
名前なし 2019/10/18 (金) 21:41:20 52ced@4902f

帰ってきたぜ。 投稿者:戦車兵土方 (4月16日(水)07時14分22秒)2月15日にいつもの先任軍曹のおっさん(50歳)と先日戦死した小隊長の代わりに着任した新任の小隊長のにいちゃん(28歳)とわし(40歳)の3両の戦車は司令部から命令で戦闘地域の北で機動防御戦闘をすることになったぜ。あの日、次の日が久々の休暇なんで解放した街の店で酒とつまみを買ってから滅多に人も味方も通らないルートを使って前進したんや。集結地点で敵を待ちながらしこたま酒を飲みはじめたんや。小隊のみんなでタバコを吸ってビールを飲みながらながらシャツだけになり持って来たバーベキューセットで一人ステーキを3枚ずつ焼いて食べた。しばらくしたら、偵察小隊や空軍の偵察機から通信が来て包囲された敵が出口を求めて戦闘地域の境界でぐるぐるしていると情報が入った。先任軍曹のおっさんの戦闘準備の怒鳴り声を聞きながら、小隊長の兄ちゃんの様子をみていたら、兄ちゃんが車長用のキューポラから上半身をだして静かに震えながら地図と双眼鏡を見ていたんや。同時におっさんがブリティッシュジョークをぶちかました。それと同時に兄ちゃんもみんなも笑ったんや。もう兄ちゃんの顔からは、不安も恐怖の色も震えもなくやったんや。いい顔と目になった。それからすぐに敵の歩兵と戦車と接触して激しい戦いが始まったんや。泥まみれの顔を手でぬぐってAPFSDSやHEAT-MP-Tで歩兵や戦車を蹂躙したりした。ああ~~たまらねえぜ。しばらくわしやおっさん、兄ちゃんが祖国と神のために!と叫びながら主砲と同軸機銃とCAL.50を撃ちまくってから機関銃陣地や弾薬を乗せたトラックに榴弾を撃ちこむと大きな花火が上がってもう気が狂う程気持ちええんじゃ。みんな、やられた最初に先任軍曹のおっさんの車両がやられた。対戦車ミサイルと戦車砲弾の直撃を受けたんや。血まみれのおっさんが、キューポラから身を乗り出して兄ちゃんとわしに撤退しろと叫んでいた。そのすぐあとに第二射が直撃しておっさんは炎に包まれて車内へ消えたんや。それからは、もうめちゃくちゃにわしと兄ちゃんは銃砲撃をしながらスモークを発射して後退しようとしたんやそしたら兄ちゃんの車両が履帯に攻撃を受けて行動不能になったんや。わしは兄ちゃんに脱出するように言ったが兄ちゃんはわしに逃げろといった。そしてまた攻撃を受けて車両は炎上したぜ。火だるまになった兄ちゃんがキューポラから這い出て地面に転げ落ちて叫びながら焼かれていくのをカメラ越しに見ているしか出来なかったぜ。その日初めて戦場で涙を流した。もう二度と、見たくないぜ。結果的にわしと乗員は助かった。兄ちゃんが戦死して数分もしないうちに味方の救援に駆け付けた歩兵や攻撃ヘリがやって来たんや。わし達はあの戦場を生き延びた。だがあの日の光景が、声が、おっさんや兄ちゃんの悲鳴と怒号が耳にこびりついて忘れられないぜ。こんな、兵士親父とお話しないか。キャンプペンドルトンであえる奴なら最高や。わしは1大隊A中隊5小隊,おっさんと兄ちゃんの奥さん、お子さん、至急、メールくれや。二人の最後の言葉と遺品と認識票を直接渡したい。

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