しばらくしたら遠く彼方から轟々聞こえて来るし、砲弾が獲物を求めて空の中をグルグルしている。観測のおっさんに守りの穴を見させながら、兄ちゃんと砲の弾を込めてたら、先に兄ちゃんがわしの周りに体をドバーっと散らして来た。それと同時におっさんもわしも身を伏せたんや。もう顔中、恐怖まみれや。しばらく震えまくってから又頭を上げあうと、もう気が狂う程生きてる奴が居ねぇんじゃ。おっさんの作りかけの穴にわしのショベルを突うずるっ込んでやると外の土が糞と血肉でずるずるしてて気が狂う。汚れまみれのおっさんの腕を掴みながら、思い切り撤退したんや。それからは、もう滅茶苦茶なおっさんと兄ちゃんの遺品を託しあい、二回目の砲音が轟いた。もう一度見たくねぇぜ、至急、助けてくれや
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凍結されています。
エグすぎる-114点
高い表現力+514点
イキロッ!!(レ)