基本的にアスペクト比が高い(細長い)方が揚力に対する抗力(抵抗)の比率が高くなるのでエネルギー面では有利になる。なので、滑空比を最大限に追求したグライダーは細長い主翼になる。逆に速度を追求すると、速度があるから揚力は十分に得られるし、上枝氏の言う通り強度面の問題が出てくるので翼を短くせざるを得ない。総じてアスペクト比の高い主翼のメリットは、低速時に有利、エネルギー効率が良く燃費が上がる、空気の薄い高高度でも飛べる。デメリットは強度面に問題があり過度に強度を増すと重量増加で不利、高速飛行に向かない、ロールレートが悪い。一方は超音速機なのでちょっと理屈が違うけど、F-104とF-104をベースに作られた高高度偵察機U-2を比べると、イメージが湧きやすいかも。
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よくわかりました、お二人ともありがとうございました