WarThunder Wiki

航空機に関する質問を解決しあうスレ / 956

1662 コメント
views
7 フォロー
956
名前なし 2022/07/10 (日) 12:51:56 080d4@50f1d

飛燕とかB-29とかの翼は「アスペクト比」が長い翼が特徴と書いてるのをよく見るんですが、細長い翼全般=アスペクト比が長い翼って事何ですかね?あとメリットとデメリットも教えて欲しいです、wikiとか見てもよく分かりませんでした

通報 ...
  • 957
    名前なし 2022/07/10 (日) 13:07:55 c06f0@abd39 >> 956

    翼端が前後に長く伸びてると空気抵抗が増えて実質的な翼面積が小さくなるので、翼端を小さくするためにアス比を長くして飛行性能を充実させるのが基本になる(メリット) しかし主翼が細長くなると胴体部との接合が弱くなり、過剰に補強して重量が増加するか空中分解しやすくなるかのどちらか受け入れなきゃいけなくなる(デメリット)

  • 961
    名前なし 2022/07/10 (日) 15:43:25 08ffd@9fa47 >> 956

    基本的にアスペクト比が高い(細長い)方が揚力に対する抗力(抵抗)の比率が高くなるのでエネルギー面では有利になる。なので、滑空比を最大限に追求したグライダーは細長い主翼になる。逆に速度を追求すると、速度があるから揚力は十分に得られるし、上枝氏の言う通り強度面の問題が出てくるので翼を短くせざるを得ない。総じてアスペクト比の高い主翼のメリットは、低速時に有利、エネルギー効率が良く燃費が上がる、空気の薄い高高度でも飛べる。デメリットは強度面に問題があり過度に強度を増すと重量増加で不利、高速飛行に向かない、ロールレートが悪い。一方は超音速機なのでちょっと理屈が違うけど、F-104とF-104をベースに作られた高高度偵察機U-2を比べると、イメージが湧きやすいかも。

    965
    名前なし 2022/07/11 (月) 06:21:15 080d4@0cf56 >> 961

    よくわかりました、お二人ともありがとうございました

  • 967
    名前なし 2022/07/11 (月) 19:11:06 修正 56d46@ea656 >> 956

    「アスペクト比」という言葉自体は縦横比の意味だから、アスペクト比の高い翼というのはそのまんま「細長い翼」という意味だよ。空力特性とか構造の特性はほかの型の説明にある通り。ロールレートに関しては補助翼を長くとることでてこの原理の要領で力を大きくできるけど、主翼に負荷がかかるから翼を頑丈にする必要が出てきてしまう。飛燕の主翼とかはそれで滅茶苦茶がっちりしたつくりになってるよ。