名前なし
2020/08/02 (日) 13:10:01
eb627@bbac1
航空機関砲の榴弾って破片効果と爆風どっちが効果的なんですか? 他の榴弾と同じように考えるなら前者の効果を見込んで使うもんだと思うんですが
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破片じゃないかな
そうすると、薄殻榴弾って何を見込んで作られてるんですか? わざわざ破片の元となる弾殻を減らして炸薬増やして加害のための破片を細かくする必要はない気もするんですけど
詳しくは分からないけど小型機相手だと爆風でも十分な加害を見込めるのかも。有名なドイツ側のガンカメラ映像でB-17を滅多打ちにしてる奴があるけれど、このゲームみたいに簡単に分解するどころかピンピンしていた。薄殻榴弾はその構造上、破砕効果が著しく低い為、構造板が厚く大きい爆撃機には効果が薄かったんじゃないかと。
MG151の20mmの薄殻榴弾で弾頭重量95gのうち炸薬量が18.6g(20%)だから。薄殻榴弾の炸薬量がベストの配分なのかどうかは分からないけど、炸薬だらけで破片が減って使えないってことはないんじゃないかな。(薄殻榴弾の炸薬重量比80%って情報が一部で出回ってるけど誤り。体積比の勘違いかも)
破片効果って炸薬増やしすぎてかつ弾殻が薄いと破片が細かくなりすぎて威力が落ちるんですよ。薄殻榴弾の話にすると、その代わりに得た枝3の効果と純粋なHE弾の企図する破片の威力とどっちが良いのか、という話です。HE弾は戦後も概ね10%程度を推移してるし、そこがベストだと思うんですよね
Mk108の薄殻榴弾が弾頭重量330g中炸薬が85g(26%)。参考までに破片効果を狙う手榴弾は重量500g程度で炸薬量が30%前後。薄殻榴弾のように炸薬量が20%に達する機関砲弾が他に無いのは破片効果の問題というより、弾の重量に対して体積が大きくなる分弾道特性が悪くなるからじゃないかと思ってる。
航空機関砲と手榴弾を比べる意味がわかりません。狙うものも使用法も何から何まで違えば炸薬量も違うのは当然では?
薄殻榴弾について調べてたらWTの記事にたどり着いた。炸薬量を増やすと破片効果は減るが着発信管では爆風の効果は拡散するから特殊な信管が取り付けられてる。外板の2/3を弾体が通り過ぎた瞬間に爆発して大穴を開けるそうな。ちょっと普通のHEとは違うかもしれない。戦後ADENやDEFAがこのコンセプトを受け継いでる。ADENの30mmHEI-Tの宣伝pdfファイルを見付けたんだが、まんま薄殻榴弾だね。
ごめんなさい、それらについて知ってはいるのですが、どう質問と関係するのかがわかりません……着発式じゃないSAPHEIなどと比較するべきという趣旨ですかね
飛行機の外板や燃料タンクの厚みに合わせた遅延信管で、ダイナマイト掘削みたいな感じで、対象を引き裂くために爆風を重視していて、広い面積での外板の亀裂による構造強度の低下や、燃料流失による火災を意図してるってこと?
おそらく炸薬がHE弾中最も少ない機関砲、shvakによる射撃。ミーネンゲショスが胴体に直撃してるめちゃくちゃ有名な写真。shvakのほうはここでの平均くらいの大きさでかつ計算しやすそうなラウンデル左のに限定すると、26×14cmで384cm2くらい。スピットのメンテハッチが大体15in×12inとかなので、その1/4〜1/3くらいの大きさの穴だとすればおおよそ300〜400m2。ぶっちゃけ、これで判断する限りではそこまで大きな差がつくようには見えない。ところで、Mshellの狙う効果だけど、実際はHEも似たようなものを狙うんだよね。Mshellは爆風で外板を破壊したい特性上、着発信管にしちゃうと期待した威力は発揮できない(爆風が外板の手前で起こっちゃう)。こういった複数効果をもっと大胆に狙ったのが遅延信管+破片効果+焼夷剤のいわゆるHEF-SAPI。というか、Mshell含め榴弾は爆風と破片をどう配分していくかという話なんだよね
一般に爆風と破片だと、単なる加害範囲は後者の方が大きい。一方で、破片は薄い鉄板、それこそ航空機の外板くらいのものなら簡単に貫くけど、例えば主桁なんかは貫通できない。爆風による衝撃は、範囲こそ狭いもののそういったものも破壊できる可能性がある。そんな感じで一概にどちらが効果的かなんて言えないけれど、どんな当たり方でも一定の効果が見込める破片のが丸いんじゃないかな
戦訓等を見ると爆風の方が効果が強めのような感じがします。
wikipeでMine shellとかMingranatで調べてみたけど、圧力波を用いたもので、HESHとはまた違うもんらしい 後弾薬の軽量化による初速とレートの向上もあるみたいでおなじMG FFでもスペックがだいぶ違う