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リンバス囚人って十二因縁と関係ありそうだよねって話
無明→迷い、無智⇒どこにも自分の価値を見いだせないグレゴール
行→形成する意識⇒理想を求め、自分という存在を認められようとするイサン
識→認識作用⇒｢私｣と｢ファウスト｣の認識が曖昧なファウスト
名色→精神的存在と物質的存在⇒｢ドンキホーテ｣と｢サンチョ｣、｢人間｣と｢血鬼｣、バリの語る｢フィクサー｣と都市の｢フィクサー｣のように様々な点で差異が生じていたドンキホーテ
六処→六つの感受機能⇒感性を必要とする芸術に拘る良秀
触→外界との接触、経験⇒他人との関係を断ち切れない、他人から自己形成を抑圧されているムルソー
受→感受性⇒他人との間や感性が外れているホンル
愛→渇愛や妄執⇒キャサリンという存在に囚われ何も見えなくなっていたヒースクリフ
取→執着、他人への渇望⇒エイハブに憧れと執念を抱き、自分の存在価値を預っぱなしにしていたイシュメール
有→生存、存在状態⇒自分の存在に意味があった、特別だと思いたいロージャ
生→生まれること⇒生きていても良いと自分で証明したいが立ち向かえないシンクレア
老死→老いて死ぬこと⇒帰る家に戻れず、ただ朽ち果てかけているウーティス
みたいな感じで