日曜日に愛知県新城市に所用があり車で行ってきました。
折角の遠出、何か面白い被写体はないかとWEBで探すうちに、岡崎市や新城市に河津桜の並木があることを知りました。
本来なら1週間前を予定したのですが、私の体調が万全とは言い難く延ばしており、河津桜は当然のようにピーク過ぎ、目的地に近い場所なら規模は小さくても失望度が低いと勝手に理由付けして新城市の河津桜を訪ねてみました。
河津桜は30本程、JR本長篠駅近くの豊橋鉄道旧田口線跡を道路に変えた土地沿いに植えられており、トンネルから覗くと額縁効果も効いて眺められます。平成3年に植えたとのことで樹齢は40年弱、一番樹勢がある時期でしょうか、葉桜になりかけてはいるものの花もしっかり付いていました。
なお、豊橋鉄道田口線はJR飯田線本長篠駅から北設楽郡田口町(現・設楽町田口)までの私鉄で、かつては奥三河の森林資源の輸送や名刹鳳来寺や田峯観音への参拝客を運び、奥三河から平野部への重要な交通手段でしたが1968年廃線となりました。
また、鳳来寺村(後の鳳来町、現・新城市)と河津町とは1928年全国初の友好商工会として提携し今も交流が続いているとのこと、初めて知りました。
午前9時、名古屋のテレビクルーが撮影中でした。
鉄道トンネルらしい馬蹄形の断面にレンガの目地が光る。強い逆光で撮影には不向き!!
クローズアップに耐える花もまだ沢山残っていました。