1か月前の某コラムを再読。今月のFOMC、果たしてどうなることやら。
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2月FOMCでFRB議長がディスインフレを10回連呼。
利上げ停止の楽観論と悲観論が交錯する市場心理。
https://diamond.jp/zai/articles/-/1012185
> 歴史的なインフレ退治の対抗策であった米連邦準備理事会(FRB)による急速な利上げが、いよいよ停止時期を探る局面に入ってきた。1月31日と2月1日に開催されたFOMCでは、予想通り利上げ幅を前回の0.5%から0.25%に縮小した。この結果、政策金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利はリーマン・ショック前の2007年10月以来の高水準となる4.50~4.75%となった。昨年3月にゼロ金利を解除してから8会合連続での利上げである。昨年12月のFOMCで2023年末の政策金利の中央値は4.6%から5.1%へと引き上げられたが、この5.1%を前提に考えると、次の3月に0.25%、さらにその次の5月に0.25%引き上げれば5.00%~5.25%となり、5月のFOMCをもって目標を達成する見込みだ。
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今夜はパウエル発言がマーケットを下へ上へと動かしている。
「利上げ加速の用意も。もし、データが正当化すれば」
「ピーク金利は想定されていたよりも高い可能性が強い」
⇒ ドル・円136.70円、ドル急伸、パウエルFRB議長の証言草案受け
米2年債利回り4.86% → 4.96%
FXニュース:2023年03月08日(水)00時29分(フィスコ)
NY外為:ドル急伸、3月50BP利上げ確率上昇、パウエルFRB議長がピーク金利が想定より高くなる可能性指摘
ドル円はさらに上昇。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院銀行委員会で「正当化されるなら利上げスピード加速の用意」「最終的に金利水準は以前の予想よりも高くなる可能性が高い」と発言すると米長期金利の上昇とともにドル買いが活発化。一時136.88円まで上値を伸ばした。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、今月21−22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では通常の2倍にあたる0.50%の利上げを予想する確率が50%を超えた。