>> 22949 >> 22926
レストアさん、ishi先生、為替についてご卓見など拝読いたしました。ありがとうございます。
確かに、最近は一方通行が続いているだけに、急速な逆回転がかかるととんでもないことになりそうです。
難しいのは、ドル円を動かす要因の見極めでしょうか。万が一、プラザ合意やニクソン・ショックみたいなことがあれば、そりゃもう退場者続出でしょうね(笑えない)
例えば、サブプライムローン問題の前は「ミセス・ワタナベ」と呼ばれるほど、世間的に円キャリートレードが(FX以外にも、海外の株や債券への投資信託などの形態もふくめて)さかんだったわけです。
一方、コロナ禍では(あるいは、今後は)金融政策による部分が大きくなっています。つまり、QTが進んで利上げが続く間は円安基調だろう(アメリカが利下げを始めたら円高トレンドに戻る)と考えますが...
日銀の次期総裁は、まだ市場の話題になっていませんが、日本国債の利回りは上げるわけにいかないでしょうね。特に財政再建論者は。ただでさえコロナ禍のため、政府・自民党が給付金・補助金バラマキ政策に走っていますから。
>> 22954
ECB、今年の残り4ヶ月の見通しはもちろん、来年の見通しも大きく変えてきましたね。
GDPは前回予測から大きく引き下げ、その原因としてインフレ率を大きく引き上げた、と解釈できそうです。
>> 22952
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁の発言から考察すると、ECBとは多少の率の差はあれども、FRBも同様に考えているでしょうから「インフレ抑制のため多少の株価下落と景気後退はやむをえない」という立場になりますよね。
今年は投票権がないのを良いことに、ブラックアウト期間の前に(たぶんパウエル議長の代わりに)観測気球を上げていると思われますが...?