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簡単に全焼(全勝)できるレオパレス(空売り専用) / 692

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Mad_Vandalist 2019/03/18 (月) 20:51:33 修正 >> 684

 今日は時間があるので、お答えします。
>>「混ぜれば大丈夫」だったはずが「腐ったミカンの方程式」(全体が危険)になりました。

 原因は時価会計の適用と市場での流動性不足が原因です。と言っても鳩に豆鉄砲で何の事やら分からないと思います。詳しく言うと実際にデフォルトしたのは6%程度にしか過ぎなかったとされており、中身の分からない為に市場がパニックになった事が原因とされています。

 中身が分かりませんから、大丈夫と言っても信用できませんし適正価格を見積もる事もできません。
 問題はそのようにスライスして混ぜた債権を基に再度証券化(エクイティ部分を基にしてCDO化した証券を基に再度CDOを組成するとか)したり、デリバティブを組みこんだりといった訳の分からないハイリスクな商品を大量に組成して販売した事から、売却処分できなかったり、取引価格が暴落した事です。

 しかし時価会計を適用していますから、投げ売り状態の価格で持っている商品の価格を評価しなればなりません。 そうすると自己資本が著しく毀損する事になり、それが金融危機を招く結果につながりました。

 実際にデフォルトしたサブプライム住宅ローンは6%程度にしか過ぎず、発行元の確かな証券化商品はその後に価格を回復しています。暴落時に買いに入ったファンドの中には投資期間中の年平均の運用利回りが30%と言う驚異的な利回りを叩き出したところもあり、ブルームバーグ等で紹介された事もあります。

 サブプライム危機の教訓から米国ではSPC(もしくはSPV)に対する規制が強化されましたが、残念ながら日本では長期間そのまま放置されました。そしてその当時に既に発行されていた証券化商品は発行額が高々数百億円程度と少なかった事から、そのまま満期まで規制の対象外とされました。

 ※金融システム上の問題になる程に大量に発行されているのなら、ここのようなオープンの掲示板に書き込んだりできませんよ。(笑)

それから、
>>「レオパの証券化商品」は誰が持っているのか、という疑問
 ですが、正直、 ワ・カ・リ・マ・セ・ン としか言いようがありません。

 ちなみに一般的に中身の分からないインチキ証券化商品を売りつけにセールスに来るは証券会社や投資銀行で、購入するのは生保や損保、地銀や信金等まで幅広いです。
 ただ、エクイティ部分やメザニン部分を基にした証券化商品ならいざ知らず、日本でエクイティ部分を基にしたハイリスク・ハイリターンの証券が売れるとは思えませんから、以外に証券を組成したSPCの母体会社やSPC自身が持っている可能性もあります。もし、そうなら、時限装置付きの爆弾を抱えている事になりますね。
それはそれで面白いと思いますが・・・
 
 ただ、その残高はわずか数百億円程度ですから、それが原因でズル銀のようになる事はあり得ません。しかも当局は証券化商品の保有について報告させており、銀行の保有についてはチェックしていますから・・・問題が起きる事は無いと断言できます。

 むしろ問題はレオパレスだけで2兆円をこえる全国に散らばったアパートマンション融資ですね。ズル銀のアパマン融資も1兆数千億円は軽くありますから、そちらの方が問題ですね。

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