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「悪臭が」「水出ない」サンドウィッチマンの被災体験がもと…トイレトレーラー贈った背景は「避難所の切実な声」
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c580784963c7e6dd4c398c02c1e582e891cfc2
ポリ袋2枚で「簡易トイレ」、断水時の急場しのぎに…便器壊れた場合は段ボールやバケツでも
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f4ea71bf52f044161dd1e80fe7e487fe2231500
> 洋式トイレが前提で、壊れていなければ、便器に大きめのポリ袋をすっぽりとかぶせる。便座を下げてもう1枚ポリ袋をかぶせ、吸水性の高い素材を入れる。凝固剤があれば最適だが、紙おむつや新聞紙、猫砂、ペット用のトイレシーツでも代用可能だ。
> 用を足した後のポリ袋はしっかりと結ぶ。水洗トイレの復旧、ごみ収集再開までは自宅などに保管。廃棄は地元自治体の指示に従う。便器が壊れている場合は代わりに段ボールやバケツを使う。同じ要領で簡易トイレを作り、難を逃れたい。
> トイレがままならない状況では、食料や水分を取ることを控えてしまいがちだ。脱水症状になりかねない。
> 日本トイレ研究所(東京)はホームページで「トイレ対策の徹底は健康面や衛生面の管理、避難所の安定的な運営にも役立つと考えられる」としている。
断水で「避難所のトイレ」が使えない…『100均アイテムや新聞紙など活用!』災害用トイレの作り方とは?国際災害レスキューナースが解説 能登半島地震
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc6fe8acda7231be8cd81edaca3bf14d03cfbda7
【以下、一部抜粋】
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体を清潔に保つには? トイレは汲んだ水で流してはダメ!?
(大吉アナウンサー)「そして次のテーマは『衛生』についてです。体を清潔に保つという上で、例えば体の中で2か所しか洗えないとしたらどこを洗うか。辻さんのポイントとしては、手とデリケートゾーンはできれば水で、そして顔や体はシートでも代用可ということなんですね」
(辻直美さん)「例えば体をふくときは、赤ちゃんのおしりふき使っていただくと全身これでふけます。デリケートゾーンもこれで大丈夫です。でも、水で洗った方がたぶんさっぱりされると思います。今はコロナ禍ですので、やはり手は水で洗いたいという欲求が高いので、ぜひ使っていただきたい。ただお水は限られてますから、そのままペットボトルからざっと出さずに、ペットボトルのキャップに穴を開けてシャワーにして使っていただくといいと思います」
(大吉アナウンサー)「ペットボトルのキャップを開けちゃうとドバーッと出ちゃうんだけれども、限られた水を有効に使っていこうという考え方ですね」
(辻直美さん)「ちょっとやわらかいものだと調節ができますのでぜひやってみてください」
(大吉アナウンサー)「水が無限に使えるわけじゃないですから、どこを何で洗うかという部分も普段からイメージしておくといいのですね。そして次のテーマは『トイレ』についてです。地震で水が止まったら、お風呂に溜めておいた水を使ってトイレを流すことは正しいのでしょうか?僕は神戸の震災のとき、お風呂のバスタブに溜めた水を汲んできてトイレに流していたの覚えていますが、いかがですか?」
(辻直美さん)「これはよくないです。お風呂にお水をためることもあまり推奨ではなくて、水を溜めていてもすぐヌメヌメになってしまいますし、まずトイレを流すということがあまりよろしくないです。というのは、トイレ自体が見えないところで被災をしていて、配管が割れていたり、ずれたり詰まったりしている可能性があります。汲んだ水で流したところで、タンクまでし尿は落ちないんですね。そうなると、途中で誰かの家の壁から染み出てきたりとか、集合住宅の1階・2階・3階の場合、詰まって爆発したというケースもあります。なので、今はお水を流すのではなくて、違うものを使ってトイレをしていただいています」
(大吉アナウンサー)「ではどうすればいいのか。例えば100円ショップなどでも入手可能な『簡易トイレ』。便器にかぶせる袋と凝固剤がセットになったもので、こうした商品はもちろん使えますが、人は緊張すると1日に10~12回もトイレに行くということです。災害が発生しているときは精神不安定になりますよね。そうなると、例えば110円だったとしても、10回が3日間、家族4人となると、1万3200円の計算となり、すごくお金がかかってしまいます。簡易トイレを持つことはもちろんいいことなんですが、意外とお金がかかります。そこで辻さんが教えてくださるのが『災害用トイレ』です。こちらも100円ショップで揃うゴミ袋・ペットシーツや新聞紙を使い、安くて快適な災害用トイレができるということです。簡易トイレセットの5分の1程度の値段で作れます。では、辻さん作り方を教えてください」
(辻直美さん)「まず用意するものは、100円ショップで売っているペットシーツです。8枚で100円というものもあります。高分子ポリマーが入っているペット用のおしっこシートですね。そして、便座が壊れていないことが前提ですが、45リットルのゴミ袋を便器に2枚重ねます。そしてその中にペットシーツを敷きます。ペットシーツは片方が撥水面、もう片方が吸水面になっていますので、吸水する側を外にしてたたんで敷きます。その上にちぎった新聞紙を入れます。新聞紙は消臭効果もあり、少しの吸水もあります。また、排泄物が見えちゃうのも少し嫌だと思いますので入れてください。そして、便座を下げて用を足します」
(大吉アナウンサー)「用を足して、そのし尿が見えていると嫌なので、そういうときは新聞紙を足していくんですね。隠す、臭いを抑えるという意味で。これが満杯になったら、上の袋だけ処分するということですね。袋は二重にしているので、上の袋がトイレの水で濡れているということはないわけです。捨てたら、もう1回また袋をかぶせておいて、同じことを繰り返すと」
(辻直美さん)「シートはだいたい380~420ミリリットルぐらいの水分を吸収します。1回の成人男性の尿の量は十分受け止めてくれるので安心してください。用を足した後は燃えるごみとして捨ててください」