あまりにも、低脳なバカバカし過ぎる米国と中国の殴り合いを見て、どうしても言いたくなったので買いておきます。
まずはブルームバーグの記事から・・・
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-21/QAOZ3NDWX2PT01
「中国、新型コロナ対応巡る賠償要求には一切応じない-全人代報道官」
→中国を非難する米国の法案、「根拠がない」-国際法にも違反
→中国から「大規模な」外国資本の逃避は起きていない
中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の張業遂報道官は21日遅く、北京で行われた記者会見で、一部の米議員による賠償を求める動きについて質問され、中国は新型コロナウイルスの感染拡大に関する訴訟の乱用や不当な賠償請求は一切受け入れないと言明した。
「コメント」
中国の報道官も米国の議員ももう少し高い水準で議論してもらいたいです。バカさ加減、稚拙さの度合いがどを越してるように感じられます。
米国の一部議員は、中国でのコロナウイルスの初期対応の拙さが米国でのパンデミックの原因で、その損害・損失を中国に請求しようとしているようですが、ハッキリ言ってその話をほじくると米国の過去の問題が噴出します。
中国を擁護する訳ではありませんが、中国の対応の拙さが原因で賠償責任が発生するのなら、それこそアメリカは「スペイン風邪」の発生と蔓延、(第一次世界大戦にともなう欧州への出兵にともなう)世界中への感染の拡散という責任を負わなくてはならなくなります。
スペイン風邪については米国が発祥地で、その問題が秘密にされたという事は多くの研究家が解明している所のものです。100年も昔の話を持ち出してどうするのかと訝る人もいるかもしれませんが、国家間・国際法上の問題や賠償には「時効」と言う概念が無い事を見落としています。
分かり易く言えば、中国への請求に正当性があるのなら、当時のパンデミックで中国や日本はもちろん世界が被害を受けていますから世界が米国に請求できる事になります。
米国が「スペイン風邪(この名称は不適切ですね)」の問題を当時の国際情勢上の問題から隠蔽したのは多くの歴史研究家が証明している事実です。
もし、中国への賠償請求に正当性があるのなら、米国発のスペイン風邪への賠償請求も正当性がある事になります。
中国への請求が正当で米国への請求が不当と言う事はあり得ません。
米国は自ら破産したいようです。もっとも世界中から吸上げた富を返却したいのなら、それでも構いませんが・・・
政治体制の問題を乗り越えて対応しなければならない時期にこの体たらくでは・・・
バカバカし過ぎて・・・バカとキチガイの相手はしてられない。