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2019/03/13 (水) 13:47:45
都内ではそろそろスギ花粉の飛散量がピークに達しそうな気配です。
実は僕、中学生の頃からのスギ花粉症になり、今期で36シーズン目に入りました
(´;ω;`)
内科医になる前から、色々な薬や健康食品や、ほぼオカルト紛いの整体まで
多くのものを試してきましたが、結局現在採用しているものは
・花粉を物理的に避けるためのグッズ
・アレルギーの反応を抑えるための点眼液・点鼻液・内服薬
に落ち着いていますw
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花粉よけグッズですが、基本的に外出時にはマスクとゴーグルは必須です。
マスクについては正直どれでもさほど変わりない印象です。
正しく着けられてさえいればどれでもOKです。
ゴーグルについて採用しているのは
・JINSの度付きゴーグル
・山本光学の業務用粉塵対策ゴーグル
前者は、今使っているメガネを提示するとJINSの店頭で度付きのゴーグルを作ってもらえます。
https://www.jins.com/jp/item/FKF-19S-002_86.html
後者は、自転車に乗るときなどに眼鏡の上から着用します。
完全に不審者ですがw 背に腹は変えられず使用しています。
アマゾンで買える点はお手軽かと
https://www.amazon.co.jp/山本光学-YG6000BK-スワン-浮遊粉塵用セーフティゴグル-YG-6000/dp/B000UYCMRU?ref_=bl_dp_s_web_5373113051
薬については、点鼻液/点眼液の方が飲み薬よりも優先すると考えます(この辺は好みが分かれる)。
その根拠は、局所の症状を飲み薬で抑えることは不自然だから、という一点です。
例えば、虫刺されなどでできた皮膚の炎症を「飲み薬飲まなきゃ」と考えることはまずありません。
まずは塗り薬を塗ることから始めることが普通です。
(じんま疹のような全身にできる皮疹は別ですが)
花粉症も同様で、鼻の粘膜/目の粘膜の炎症を抑えるのならば、まずは点鼻液/点眼液が優先と考えます。
その上で、症状がひどい時に飲み薬にも頼る.......その方が効率的で副作用も少ないのではないかと。
具体的な薬の銘柄ですが、点鼻液についてはグラクソ・スミスクライン社の「アラミスト」が飛び抜けている印象です。
http://kusurigsk.jp/pc/al/index.html
一日一回の投与で十分な効果があり、症状の抑制効果も大きいです。
この薬を使う前までは、花粉シーズンのピークには鼻づまりで寝苦しくて夜に眠れない日がありました。
今では全くそんなことはなくなりました。
処方箋がないと入手できないので、希望があればクリニックや病院で銘柄を指定すると良いでしょう。
点眼液については、処方箋をもらって調剤薬局でもらう薬、ドラッグストアで普通に買える薬、それぞれにメリットがある印象です。
前者は単一の成分で添加物が入ってない。
後者は複数の成分で、清涼感のある作用をもたらす成分が入っている。
僕個人は、前者を定期的に1日4,5回点眼し、症状が辛い時には後者を追加するような使い方をしています。
個々の薬の差はない印象なので、試してみて自分にあった薬を使うと良いでしょう。
最後に飲み薬ですが、現在はドラッグストアで売っている薬も、処方箋を出されて調剤薬局でもらう薬もほぼ差はなくなりました。
テレビCMでよくやっている「アレグラ」「クラリチン」「アレジオン」がその代表例です。
眠気というこの手の薬で共通する副作用が最も少ないのはアレグラですが、それほど大きな差はありません。
嵐の大野くんが好きならアレグラ、木村文乃が好きならアレジオンを買う......そんな買い方で良いかもw